カルレス・ペレスの去就問題が最終局面に!セルタが模索する3つの解決策と移籍市場の現状
移籍市場の最終盤を迎え、セルタはチームの整理を完了させるべく急ピッチで動いています。今夏の大きな課題の一つが人員整理ですが、クラブはこれまでに、レンタル、完全移籍、さらには契約解除といった様々な方法を駆使して、クラウディオ・ヒラルデス監督の構想から外れた8人の選手をすべて放出することに成功しました。そして、この「余剰人員」の中で最後の一人として残っているのが、アタッカーのカルレス・ペレスです。
カルレス・ペレスは、ヒラルデス監督が就任した最初のシーズンが終わって以降、チームでの居場所を完全に失っています。その証拠に、彼は過去2シーズン連続でヘタフェ、そしてギリシャのアリス・サロニカへとレンタル移籍に出されていました。今夏にチームへ復帰したものの、プレシーズンマッチでは一度も招集メンバーに入っておらず、先週土曜日にメスタージャで行われたバレンシアとのラ・リーガ開幕戦でも、戦術的判断によってメンバーから外されるなど、構想外の扱いは徹底しています。セルタでの2シーズンでは公式戦57試合に出場して8ゴールを記録した実績がありますが、現在のチームに彼の居場所はありません。
ペレスには現在、ブラジル、アメリカ、メキシコなどのクラブが関心を示していますが、彼がセルタで受け取っている高い年俸がネックとなり、交渉は難航しています。彼とセルタの契約は残り1年となっており、クラブとしては今回の移籍市場で完全に決着をつけたい考えです。
セルタが現在検討している放出の選択肢は3つあります。
1つ目は「売却」です。クラブとしては、売却によって少しでも移籍金収入を得たいというのが本音であり、最も望ましい道です。しかし、残り契約が1年で年俸が高いという条件から、この方法が最もハードルが高いと見られています。
2つ目は「レンタル移籍」です。この場合、セルタと移籍先クラブで彼の給与を折半して負担することになります。ただし、セルタが今夏のレンタル放出枠をすでに使い切っているため、今回は完全移籍か契約解除しか道はないという見方もあり、交渉の複雑さを物語っています。
3つ目は「契約解除」です。お互いの合意のもとで契約を打ち切り、フリーにすることで他クラブへの移籍を容易にする方法です。
いずれにせよ、クラブ内からは、この移籍交渉について『数日中には素晴らしい形で決着すると確信しており、落ち着いている』という非常に冷静な声が聞こえており、市場が閉まる直前での決着に向けて楽観的な見通しが立っています。 (via ElDesmarque / MARCA)
新加入クハイブ・ドリオエシュの徹底解剖!驚異のスタッツが示すジョーカーとしての実力
セルタへの完全移籍が合意に達したモロッコU-23代表の快速ウイング、クハイブ・ドリオエシュ。4年契約で攻撃陣に加わるこの男は、ピッチ上で試合の流れを一変させる「攪乱者」としての明確なアイデンティティを持っています。
昨シーズン、所属していたPSVアイントホーフェンでは、エールディヴィジやチャンピオンズリーグ(CL)といった最高峰の舞台でスタメンとして起用されたのはわずか6試合(36試合中)に過ぎませんでした。すべての公式戦を合わせても、40試合中わずか8試合(リーグ戦5試合、CL1試合、国内カップ1試合、ヨハン・クライフ・シャール1試合)しか先発出場していません。
しかし、この極端に少ない先発機会にもかかわらず、ドリオエシュは圧倒的な効率性を発揮しました。公式戦の総出場時間は1300分強に留まりますが、その中で9ゴール8アシストという素晴らしい数字を残しています。
特にその「ジョーカー」としての破壊力は特筆すべきものがあります。リーグ戦では946分間の出場で4ゴールを記録し、これは237分に1点というペース。これがさらにレベルの高いCLになると、わずか163分間の出場で3ゴールを決め、64分に1点という驚異的な得点効率を叩き出しました。CLでの代表的な活躍としては、ナポリ戦でわずか6分間の出場ながら1ゴール1アシストを記録したシーンや、リヴァプール戦で後半の残り20分間に出場して一挙に2ゴールを奪い去った衝撃的なダブルが挙げられます。国内カップ戦でも3ゴールを挙げており、そのうちの2ゴールは、昨季唯一先発としてネットを揺らしたデン・ボス戦でのマルチゴールでした。
さらに、アシスト能力も一級品です。昨季記録した8つのアシストのうち、4つは先発出場した試合で記録しており、その中にはCLでのアトレティコ・マドリード戦で決めた見事なアシストも含まれています。
ドリオエシュは主に左ウイングを主戦場とし、得意の右足でカットインする逆足ウインガーです。彼の最大の武器は、爆発的な加速力、圧倒的な推進力、そして1対1でサイドバックを容赦なく剥がしにかかるドリブル突破です。スピードを活かして相手ディフェンスの背後のスペースを突く動きも得意としています。
これは、現在セルタの左サイドでしのぎを削るライバルたちとは明らかに異なるプロフィールです。
たとえばカンテラ育ちのウーゴ・アルバレスは、卓越した技術と周囲との連携に優れ、ビルドアップに深く関与するタイプ。
スウェーデン代表のウィリオット・スウェドベリは、一見するとピッチ上で静かにしているように見えますが、一瞬にしてエリア内に侵入してゴールやアシストを陥れる、神出鬼没なアタッカーです。
これらに対し、ドリオエシュは「縦への深さとドリブル突破」を愚直に突き詰める純粋なウインガーと言えます。
一方で、ファイナルサードでの意思決定の精度を高めることや、先発として起用された際にも持続的にパフォーマンスを維持する安定性を身につけることが今後の課題です。ヒラルデス監督はローテーションを頻繁に行う指導者であり、またドリオエシュが最近抱えていたフィジカル面の懸念やラ・リーガへの適応期間も考慮し、まずはベンチからの途中出場で徐々にプレイ時間を増やしていく、段階的な起用プランが描かれています。 (via SPORT)
バライードスにピケとクララ・チアが降臨!大逆転劇の舞台裏とピケが抱くヴィーゴのトラウマ
今週月曜日、バライードスで行われたセルタ・フォルトゥーナとアンドラによる一戦は、ピッチ上だけでなくスタンドでも大きな注目を集めました。この記念すべきホーム開幕戦には、悪天候にもかかわらず、リザーブチームの試合としては極めて異例の6445人ものセルタサポーターがスタジアムに詰めかけ、熱い声援を送りました。
貴賓席にはクラブの代表者や地元ヴィーゴ市の幹部が顔を揃えていましたが、そこから数メートル離れたプライベートボックスには、スペインのメディアから常に注目を集めるカップル、ジェラール・ピケと恋人のクララ・チアの姿がありました。
ピケは自身が率いる投資会社Kosmosを通じてアンドラを所有しており、この日はチームの応援のためにヴィーゴを訪れていました。試合前にはヴィーゴの街を散策し、プリンシペ通りにある「El Club del Café」で一般客の写真撮影に応じるなど、リラックスした様子を見せていました。
しかし、スタジアムに入ってからの展開は彼にとって望ましいものではありませんでした。ハーフタイム直後にはアンドラが2点リード(0-2)を奪い、ピケも勝利を確信していた様子でした。ところが後半、セルタ・フォルトゥーナが驚異的な粘りを見せて大逆転劇を演じます。特に後半アディショナルタイムにアルバロ・マリンとアンタニョンが立て続けにゴールを突き刺し、4-2で劇的な逆転勝利を飾った瞬間、ピケは険しい表情で頭を抱え、憂鬱な顔を浮かべるしかありませんでした。
実は、ピケにとってバライードスは現役時代から数々の悪夢を見てきた「鬼門」のスタジアムです。
バルセロナの主力センターバックとして活躍していた現役時代、ピケはバライードスでセルタと7回対戦していますが、その戦績は2敗3分けと大きく負け越しています。リーガにおいて、レアル・マドリードを除けば、ピケがこれほど高い確率で勝利を逃したスタジアムは他にありません。
特に、エドゥアルド・ベリッソ監督が率いるセルタに1-4で大敗した2015年の試合や、3-4で敗れた2016年の乱打戦では、セルタの絶対的エースであるイアゴ・アスパスに徹底的に翻弄され、ピケが失点シーンの主役になってしまう場面が何度も浮き彫りになりました。この時期からアスパスはバルセロナの守護神テア・シュテーゲンの「天敵」となりましたが、その背後には常にピケの苦悩がありました。
また、2013年にはセルタがわずか4.01%の可能性から奇跡の1部残留を決めた最終節で、ナチョ・インサとボルハ・ウビーニャのゴールによる2-2の引き分けをピケはピッチ上で目撃しています。2018年のコパでの1-1、さらに2020年6月にはアディショナルタイムにアスパスに芸術的なフリーキックを決められて2-2の同点に追いつかれるなど、バライードスでのピケは常に「試合終盤の劇的なドラマ」の被害者となってきました。
今回のアンドラ戦で、後半アディショナルタイムの劇的な連続ゴールによって逆転負けを喫したことは、ピケにとってまさに現役時代に何度も見せつけられた光景そのものであり、言葉通り「デジャブ」のような苦い経験となりました。 (via SPORT)
【本日の総括】
移籍市場の最終盤に向けたカルレス・ペレスの放出への3つのアプローチ、新加入ドリオエシュの驚異的な「ジョーカー」としての分析、そしてバライードスでの劇的大逆転劇をスタンドで見守ったピケの宿命的なエピソードと、本日のセルタはピッチ内外で非常に濃密な話題に包まれています。
