RCDマジョルカ

UDラス・パルマスを3-1で下したRCDマジョルカのルイス・ガルシア監督は、試合後の記者会見で『間違いなく今季最高の試合だった。我々が求め、提案してきたサッカーに最も近づいた』と手応えを口にしました。

開幕からのマジョルカはボール保持率(ポゼッション)こそ高いものの、安全なパスに終始して決定機を作れない「停滞したポゼッション」が課題となっており、前々節のジローナ戦(0-0)では枠内シュート0本に終わっていました。しかしラス・パルマス戦では、敵陣深い位置でのアグレッシブなボール奪取と、奪った後の素早い縦への仕掛けが見事に噛み合いました。

開幕8試合でわずか4ゴールしか奪えていなかったオープンプレーからの得点ですが、この試合だけで一挙に3ゴールを奪いました。

1. 1点目: マーク・セルダの敵陣でのボール奪取からパブロ・トーレが先制ゴール。

2. 2点目: アドリ・フエンテスの見事なポストプレーの落としからアレックス・サラが流し込む。

3. 3点目: アントニオ・サンチェスの高い位置でのショートカウンターから、ダニ・ダルデルのお膳立てを受けてアドリ・フエンテスがダメ押し弾。

前線からのプレッシングと素早い攻守切り替えという明確な戦術的アイデンティティを確立したマジョルカは、次節、要塞イプルアでのSDエイバル戦に挑みます。(via SPORT)

【本日の総括】

第9節を終えたセグンダ・ディビシオンは、首位エイバルの足踏みによって上位陣の勝ち点差が急速に縮まり、これまで以上に拮抗した混戦模様を呈しています。カステリョンが敗れながらも3位をキープし、グラナダがカンテラの若手の躍動と守備の修正で浮上の兆しを見せるなど、各チームの戦術的成熟と選手層の厚みが勝敗を分けるフェーズに入りました。また、コルドバに見られるような過酷な移動日程や過密日程への適応も、今後のリーグ勢力図を占ううえで極めて重要な要素となります。