レアル・マドリード会長選挙とクラブ民営化の危機

フロレンティーノ・ペレス会長が突如として会長選挙を前倒しで実施したことで、クラブ周辺が騒がしくなっています。本来なら3年後に行われるはずの選挙が急遽設定され、候補者は今週の土曜日までに立候補を決めなければなりません。この状況に対し、Grupo Coxの執行会長であるエンリケ・リケルメが対抗馬として出馬を検討しています。リケルメは経済フォーラムで『クラブが民営化されると発表されているため、これが最後の選挙になるかもしれない。クラブの民営化に同意しない私たちには、レアル・マドリードがソシオのものであり続けるよう行動する倫理的および道徳的義務がある』と語り、スポーツ面でも魅力的なプロジェクトを準備していると明かしました。ペレス会長は資金ファンドの男アナス・ラグラーリと共にクラブの組織改編(民営化)のアイデアを仄めかしており、新スタジアムの収益が約束通りに上がっていないことによる経済的穴埋めが理由ではないかと推測されています。リケルメの理事会メンバー候補には、イベルドローラの企業開発ディレクターであるダビド・メソネロ、クリニックのオーナーでカシージャスやセルヒオ・ラモスと親しいアンヘル・マルティンの2人が副会長として挙がっています。さらに、ビセンテ・ボルーダの息子、フェルナンド・フェルナンデス・タピアスの息子、ロサウロ・バロ、ダマソ・キンタナらも参画。プロジェクトの目玉として、クラブの「スペイン化」と歴史的レジェンドの復権を掲げ、ビセンテ・デル・ボスケ、フェルナンド・イエロ、そしてラウル・ゴンサレスを要職に迎える計画だといいます。サンティ・カニサレスは、かつてフロレンティーノ自身が一度選挙で負けてから次の選挙で信頼を得たことを引き合いに出し、リケルメの出馬を後押ししています。(via MARCA)

ラファ・ナダルが自身の会長選出馬の噂を完全否定

Netflixのドキュメンタリー「Rafa」のプレゼンテーションに出席したラファ・ナダルは、自身がレアル・マドリードの会長選に出馬するという噂を完全に否定しました。『私がマドリードの会長選の候補になるという情報を読んだが、これは事実ではないと明確にしたい。私が望むのは、マドリードが可能な限り最高の方法で進むことだけだ』とコメント。さらに、『フロレンティーノ・ペレス会長がこれまで行ってきたすべてのこと(それは多大なもの)に大きな敬意を抱いており、彼こそレアル・マドリードの歴史上最高の会長だ』と最大級の賛辞を送りました。対抗馬とされるエンリケ・リケルメについては、『少し前からプロフェッショナルな関係を共有しており、今は少し彼のことを知るようになった。だが、推測されているようなことは全くない』と関係性を明確にしました。(via SPORT)