レアル・マドリード会長選 舌戦と両陣営の「約束」と「ハッタリ」

フローレンティーノ・ペレス会長と対立候補エンリケ・リケルメによる舌戦が激化している。リケルメはテレビ番組で、アーリング・ハーランドとロドリの獲得を約束し、ハーランドの父アルフィーとマルベーリャのホテルで会食して事前合意したと主張した。獲得できなければ公証人役場で作成した誓約書に基づき『この約束が果たせなければ、10万人のソシオの会費約1600万ユーロを私の全額自腹で支払います』と断言した。しかし、マンチェスター・シティやハーランドの代理人ラファエラ・ピメンタはこれを即座に否定し、シティは法的措置も辞さない声明を発表した。これに対しリケルメは『ゲームの一部だ。フィーゴの時もそうだった』と反論している。リケルメはさらに、ビセンテ・デル・ボスケ、ラウル・ゴンサレス、フェルナンド・イエロ、イケル・カシージャスをクラブの要職に迎えることも発表し、マドリード市内にペレスを批判する巨大な横断幕を掲示した。

一方のペレス会長はテレビ番組に出演し、リケルメの宣言を『すべてが嘘。ハッタリに違いない。クラブを不安定にさせるような人間は必要ありません』と一蹴した。自身はジョゼ・モウリーニョ監督の復帰を明言し『彼は私たちが求めている競争力と一体感をもたらしてくれました』と語った。また、火曜日には『レアル・マドリード史上最高額となる1億5000万ユーロ以上のオファーをチャンピオンズリーグの重要なクラブに出します。ハーランドでも、プレミアリーグの選手でもありません。中盤から前の選手です』と爆弾発言を行った。さらに番組ホストのイケル・ヒメネスが、14歳の娘がマドリードのユニフォームを着てデシマのアンセムを歌っており、マドリディスモという良いウイルスに感染したようだ、と告白したことに対し、ペレスは『私には4歳の時にそのウイルスが入りました』と笑顔で返答した。ロベルト・カルロスもペレス支持を表明しており『私はフローレンティーノに投票します。彼をパパと呼んでいますが、いつも怒られますよ。彼は史上最高の会長です。アトレティコやバルサの友人は彼がマドリードにいることを望んでいません。なぜなら多くのタイトルを獲得し、最高の選手を獲得するからです』と語った。自身が会長になる可能性については『価値観が合わないし、まだ養わなければならない子供が11人もいますからね』と笑い飛ばした。(via MARCA) (via SPORT) (via ElDesmarque) (via Estadio Deportivo) (via Mundo Deportivo)

ペップ・グアルディオラの好物と、マン・Cでの「100回の辞任未遂」

マンチェスター・シティのカルドゥーン・アル・ムバラク会長が、退任が決まったペップ・グアルディオラ監督について驚きのエピソードを明かした。会長によると『困難な時期には、彼はこの10年間で100回は辞任しようとしたに違いありません。彼が辞めると言っても、それが本当に真剣だと分かるまでは、私はいつも彼を説得して戻らせていました』と「オオカミ少年」のようなやり取りが繰り返されていたという。

また、元マンチェスター・シティの料理長であるホルヘ・サムエル・グティエレスは、グアルディオラの好物について『彼はハムを入れたカタルーニャ風のエンドウ豆が大好きです。また、「3色の肉」と彼が呼ぶ、外側がよく焼けていて中がレアなバスク風の肉料理もいつも注文していました』と明かしている。(via SPORT) (via MARCA)

フェデ・バルベルデ、チュアメニとの喧嘩の「傷跡」とキャプテンの重圧

フェデ・バルベルデがオーレリアン・チュアメニとの練習中の喧嘩で負った額の傷跡が、担当美容師のSNS動画で図らずも明らかになり、ネット上で話題となっている。クラブは穏便に済ませようとしていたが、動画には傷跡がはっきりと映っていた。

また、新たにキャプテンに就任したバルベルデはインタビューで『誇りであり名誉です。想像もしていなかった信じられない夢です。腕章を巻くたびに楽しんでいますが、プレッシャーも伴います』と心境を告白した。マンチェスター・シティ戦でのハットトリックについては『あの日感じたことは久しぶりの感覚でした。すべての選手がロッカールームで拍手してくれて、最高でした。キャプテンマークを巻いていたこともプラスになりましたね。特に写真映えしました』とジョークを交えて語った。英語のコミュニケーションについては『チャンピオンズリーグで英語を話さなければならない時、チームメイトは私に審判と話すように言いますが、私はスペイン語で罵倒してしまいます。英語はあまり話せません』と苦笑いを見せた。(via SPORT) (via ElDesmarque)

ハメス・ロドリゲス、コロンビア大統領の娘との写真撮影拒否疑惑で非難殺到

コロンビア代表のワールドカップ壮行会で、キャプテンのハメス・ロドリゲスがグスタボ・ペトロ大統領の17歳の末娘アントネラちゃんとの写真撮影を無視したとされる騒動が勃発した。与党の市議会議員はSNSで『アントネラはサッカー好きな女の子で、純粋な気持ちで見送りに来たのに、選手たちはあんな態度を取るべきではありませんでした』と批判し、さらに『ハメス・ロドリゲス、女の子に対しては強気なのに、ピッチでは臆病で泣き虫だ。あなたも父親なのだから、自分の娘がこんなひどい仕打ちを受けるのは絶対に嫌なはずです』と痛烈な非難を浴びせた。(via Mundo Deportivo) (via MARCA)

アントニーが語る、イスコの涙とセビージャ・ダービーの熱狂

ベティスのアントニーがブラジルのYouTube番組のインタビューに応じ、チームの状況を語った。チャンピオンズリーグ出場権獲得について『ベティスでは、21年ぶりにチャンピオンズリーグ出場権を獲得しました。クラブのスタッフが泣きながら「今日は人生で一番幸せな日だ」と言っているのを見て、私も泣きそうになりました。ベティスでの経験は特別です。一番驚いたのは、出場が決まった時のイスコの涙です。チャンピオンズリーグで5回も優勝している彼が、これほどまでに泣いていたのです。彼は素晴らしいチームメイトで、常にメッセージをくれますし、信じられないようなサッカーをします』と感動を口にした。また、セビージャでのダービーの熱狂については『ライバル関係はとても激しいです。道の反対側から相手ファンが叫んでくるのは現実離れしています。街が完全に止まります。試合前日の公開練習には3万人ものファンが集まりました』と驚きを隠さなかった。なお、自身の手術の噂については『彼らは何も知らないのに勝手なことを言っている』と完全否定している。(via Estadio Deportivo) (via SPORT) (via MARCA)

エンドリッキの妻が義母との不仲報道にSNSで痛烈な警告

ブラジル代表エンドリッキの妻であるガブリエリ・ミランダが、義母であるシントシア・ラモスとの不仲を報じるニュースに対し、SNSで強烈な警告を発した。『母親としての私を侮辱できるのは一度だけです。その後は、私の息子へのアクセス、ニュース、そして私たちの生活への存在を失うことになります』と宣言。さらに『あなたが生まれた家族には価値がありますが、あなたが築いている家族を優先しなければなりません。前者にはあなたが属しており、後者はあなた自身のものです』と綴り、自らの家庭を守る強い意志を示した。(via MARCA)

エンドリッキのレアル・マドリードへの愛とリヨン移籍の真相

エンドリッキはインタビューで、レアル・マドリードへの加入について『レアル・マドリードからオファーを受けた時、ノーとは言えませんでした。世界最高のチームですからね。子供の頃のアイドルはクリスティアーノ・ロナウドでした。彼がマドリードに加入した時、さらにそこでプレーしたいという夢が膨らみました』と語った。また、チームメイトとの関係については『ベリンガムは毎日電話をくれます。私が落ち込んでいた時、彼が話しかけてくれてとても助かりました。トレント・アレクサンダー=アーノルドもそうです。彼らから英語も学ぼうとしていますが、理解するのは不可能です』と明かした。リヨンへのレンタル移籍については『難しい決断ではありませんでした。神が私に行くべきだと告げたので、恐れずに決断しました。私の人生で最高の決断の一つでした』と振り返っている。(via Mundo Deportivo)

エデン・アザールが自身の「食生活批判」を逆手に取ったハンバーガーを発売

元レアル・マドリードのエデン・アザールが、ベルギーのファストフードチェーン「Quick」とコラボし、ワールドカップに合わせて「De Eden」というハンバーガーを発売した。現役時代、特にマドリード時代にファストフード愛好家として体調管理を批判された過去を持つアザールだが、そのイメージを逆手にとってユーモアたっぷりに自ら宣伝キャラクターを務めている。なお、このハンバーガーの収益の一部は、ベルギーのグラスルーツスポーツの支援に寄付される。(via Mundo Deportivo)

カルロス・サインツがロナウジーニョとのサッカー共演で自虐コメント

F1レーサーのカルロス・サインツが、モナコで開催されたチャリティーマッチでロナウジーニョやセードルフら元サッカー選手たちとプレーした。サインツはロナウジーニョの技術に圧倒されたようで『彼がボールを扱うのを見て、別のスポーツだと思いました。彼はサッカーをしていて、私はただ足でボールを触っているだけです』と自虐気味にコメントした。自身がキャプテンを務め、アシストも記録したものの、ゴールがオフサイドで取り消されたことには『VARを要求しましたよ。一番後ろのディフェンダーから2メートルは離れていたのに』と冗談交じりに振り返った。(via Mundo Deportivo)

ウナイ・エメリ監督の「1日12時間労働」とサッカーへの愛

ウナイ・エメリ監督がポッドキャスト番組に出演し、自身のワーカホリックぶりを嬉々として語った。『自分の仕事が好きです。朝8時から夜8時まで働くなら、喜んで働きます。パソコンに向かって相手を分析したり、ピッチで選手と練習の準備をするのが最高です。芝生の匂いは素晴らしいですね』とコメントした。さらに『サッカーでは1日24時間働くことができます。常にやることがあるからです。私たちがサッカー界にいるのは、サッカーを感じ、心地よく思っているからです。サッカーを利用するのではなく、サッカーに奉仕しているのです』と、情熱的なサッカー愛を披露した。(via SPORT)

セビージャ・サポーターが連日の抗議活動を実施

セルヒオ・ラモスらのグループへのクラブ売却交渉が決裂し、深刻な財政・スポーツ危機にあるセビージャFCにおいて、サポーターたちがスタジアムのモザイク前に連日集まり、経営陣に対する抗議活動を実施している。「ジュニア、もう出て行け」「理事会、辞任しろ」「セビージャは血を流している」「セビージャを尊重しろ」といった横断幕やスローガンが掲げられ、参加したサポーターの一人は『私たちがどれだけ苦しんでいるかを見てもらい、プレッシャーを感じてほしい。嘘にはうんざりしている。彼らが出て行くまで絶対にやめない』と怒りを露わにした。(via Estadio Deportivo) (via ElDesmarque)

コルドバ元会長、裁判前に街全体からの迫害を訴える

コルドバCFの元会長カルロス・ゴンサレスが、背任行為などの疑いで裁判所に出廷する前に不満を爆発させた。『コルドバは私に対して不公平でした。コルドバCFを買収したことを後悔しています』と語り、『1200万ユーロの利益を出したのに、背任行為で告発されています。破産状態だったクラブを引き継いで前任者の負債を返済したのに、私に対して不当な扱いをしたこの街全体から迫害されていると感じます』と主張した。さらに『私が去ってから7、8年経ちますが、クラブは一度もプレーオフに進出していません。私がいた時は3回もプレーオフを戦い、昇格も果たしたのに』と現状を皮肉った。(via SPORT)

闘牛士モランテ・デ・ラ・プエブラがベティスのユニフォームにキス

著名な闘牛士であるモランテ・デ・ラ・プエブラが、マエストランサ闘牛場での大成功を収めた後、場内を回る際にベティスのユニフォームを受け取り、それにキスをして熱烈なベティス愛を示した。彼の息子でベティス・デポルティーボの選手でもあるホセ・アントニオは、Instagramでその様子を共有し『史上最高』『モランテのフーリガンたち』と称賛の言葉を贈った。(via ElDesmarque)

ビセンテ・イボーラが明かしたバレンシア移籍拒否の「倫理的理由」

現役引退を発表したビセンテ・イボーラが、過去にバレンシアへのフリー移籍を断ったエピソードを明かした。『2012年、セビージャと契約する数ヶ月前のことでした。1年待ってフリーでバレンシアCFに行くこともできましたが、そのような形での退団は倫理的にも正しくないと思いました。私にとってレバンテはとても重要な存在だったからです。幸いなことにセビージャが来て違約金を払ってくれました。セビージャでの経験は素晴らしいものでした』と、古巣への敬意を語った。(via ElDesmarque)

ラス・パルマス、ロッカールームの守り神「ピニート」とチケット販売トラブル

ラス・パルマスのロッカールームには、2018年から「ピニート」と呼ばれる聖母マリアの像が置かれており、選手たちの信仰の対象となっている。選手たちは『彼女は私たちの最高のストライカーで、決して失敗しません。決して私たちを見捨てません』と語り、試合前の祈りの場となっている。

一方で、プレーオフのチケット販売ではファンから批判が殺到した。LaLigaのパイロットプログラムであるオンラインシステムの不具合により混乱が生じ、ミゲル・アンヘル・ラミレス会長が『我々はミスを犯しました。オンラインでの引き換え時にプログラムが対応しきれませんでした。トイレを解放しなかったことも含め、ファンにとって不幸な出来事でした。ファンはこのようなミスを受ける筋合いはありません。お詫び申し上げます』と謝罪する事態となった。(via SPORT)

マヌエル・ノイアー、手広く展開する投資ビジネスの実態

ドイツ代表のゴールキーパー、マヌエル・ノイアーがピッチ外で投資家として活発に活動していることが報じられた。彼はフィットネスアプリ、選挙のデジタル化ツール、清掃会社、コーヒー会社、自転車レース会社など多岐にわたる分野に出資している。しかし全てが順調ではなく、アンゲリク・ケルバーと共同設立した化粧品会社では大きな損失も出しており、自身が広告塔を務めていることで他の株主から利益相反の指摘を受けるなど、ビジネスマンとしての苦労も味わっているようだ。(via Mundo Deportivo)

サミュエル・エトオ、肖像権を巡る脱税裁判でスペイン税務当局に勝訴

元バルセロナのサミュエル・エトオが、肖像権収入を巡るスペイン税務当局との裁判で勝訴した。Pumaやバルセロナからの肖像権収入をダミー会社を通じて申告したとして、2005年度分で約90万ユーロを請求されていたが、裁判所は税務当局の調査が法定期限の12ヶ月を超えていたと判断した。時効が成立したとして、エトオは支払いを免れることになった。(via SPORT)

スペイン代表合宿での心温まる交流と、イネス・ガルシアが交際への批判に反論

ワールドカップに向けたスペイン代表の合宿地をホセルが訪問し、ルイス・デ・ラ・フエンテ監督やガビと熱い抱擁を交わす動画がSNSで話題を呼んでいる。ホセルは監督に『私のことは選手を助けるために呼んでくれなかったんですね』と冗談を飛ばし、所属クラブの壁を越えたチームの雰囲気の良さをうかがわせた。また、デ・ラ・フエンテ監督は、デポルティボの1部昇格とリアソールでの歓待に対し『リアソールでの歓迎と見送りに感謝します。デポルティボの昇格後という意味でも、最後の試合をここでプレーできたことを嬉しく思います。ピッチも非常に素晴らしい状態でした』と感謝を述べている。

一方、ラミン・ヤマルの交際相手として知られるインフルエンサーのイネス・ガルシアが、自身の恋愛に対する批判に反論した。『見たくなくても、間接的に見せられてしまいます。退屈が多くのことを引き起こすのだと思います』と語りつつ、『私はとても穏やかで、今までの人生で一番幸せな時期を過ごしています。私の仕事は以前も今もこれですし、これからもそうであることを願っています』と前向きな姿勢をアピールした。(via ElDesmarque) (via MARCA)

IShowSpeedの楽曲がW杯公式アルバムに収録、シャキーラは公式ソングを担当

人気YouTuberでストリーマーのIShowSpeedの楽曲「Champions」が、FIFAの2026年ワールドカップ公式アルバムに収録されることが決定した。SNSでバイラルヒットしたこの曲がFIFAの目に留まり、インターネット発のクリエイターが世界的スポーツイベントの音楽に名を連ねる異例の快挙となった。

また、大会の公式ソングはシャキーラとバーナ・ボーイが歌う「Dai Dai」に決定した。歌詞にはペレ、マラドーナ、マルディーニ、ロマーリオ、C・ロナウド、イニエスタ、ベッカム、カカ、メッシ、エムバペ、サラーといった歴代のレジェンドや現役スターの名前が盛り込まれている。(via Mundo Deportivo) (via Estadio Deportivo)

アンチェロッティ監督を巻き込んだリシャルリソンの過去の激しいタックル動画が拡散

ワールドカップを目前に控え、ブラジル代表の練習中にリシャルリソンがカルロ・アンチェロッティ監督に対して激しいタックルを見舞い、監督を転倒させてしまった過去の動画がネット上で再び拡散されている。リシャルリソンは当時を振り返り『とても恐ろしい瞬間でした。怪我をしたかと思いました。ファビーニョとの競り合いで彼の膝の上に落ちてしまったんです。彼は痛がって叫んでいましたが、神に感謝することに、何事もなく無事でした』と冷や汗をかいたエピソードを語っている。(via Mundo Deportivo)

【本日の総括】

レアル・マドリードの会長選にまつわる両陣営の舌戦や公約がピッチ外の最大の話題となりました。また、選手の家族や交際相手がSNSで批判に直接反論する姿勢が目立ち、現代のサッカー界におけるSNSの影響力の大きさが伺えます。一方で、アザールの自虐的なハンバーガー発売や、ノイアーのビジネス展開など、元・現役選手のピッチ外でのユニークな活動も報じられた1日でした。