フェラン・トーレスの去就と代表での活躍

W杯に向けたスペイン代表のイラク戦で、ボランチからのパスを受けたフェラン・トーレスがハーフウェイラインから独走して先制ゴールを記録しました。レヴァンドフスキが退団した現在、ハンジ・フリック監督はフェランを最も純粋な9番として信頼しています。アンソニー・ゴードンもこのポジションでプレー可能ですが、あくまでサイドの選手として計算されています。フェランの現行契約は2027年までとなっており、クラブは来夏にフリーで退団されるのを防ぐため、この夏に契約延長を行う予定です。ただし、W杯に向けて旅立つ段階ではまだ契約更新は完了していません。代表チームではウナイ・シモン、ロドリ、オヤルサバルと共に4人のキャプテンの1人を務め、代表通算ゴール数を25に伸ばしてエミリオ・ブトラゲーニョの記録まであと1点に迫りました。セルヒオ・ラモスやアルフレッド・ディ・ステファノの24ゴールを既に上回っています。本人は『国を代表し、このユニフォームを着てゴールを決め、伝説の選手たちを越えて歴史を作れることは僕にとって誇りです』と語っています。また、将来についてもバルサのユニフォームを着て念願のチャンピオンズリーグを制覇したいという夢を明かしています。(via SPORT)

マルク・カサドの動向とモナコ移籍の噂

カンテラ出身のマルク・カサドについて、モナコが移籍金2000万ユーロ前後での獲得に迫っているという情報が浮上しています。一部ではハンジ・フリック監督の下で出番に恵まれなかったとの見方もありましたが、最新の状況ではフリック監督の就任当初から主力として活躍し、2024年11月のデンマーク戦でスペイン代表デビューを飾るなど、トップチームで重要な役割を担っていることが確認されています。中東サウジアラビアからのオファーもある中で、モナコはすでに完全移籍を果たしているアンス・ファティ(買い取りオプション1100万ユーロを行使)に続き、カサドの獲得も目指しています。クラブはまだ正式なオファーを受け取っていませんが、到着次第交渉の席に着く構えです。(via ElDesmarque)

センターバック補強とカステロ・ルケバへの関心

クラブはアンソニー・ゴードン獲得に7000万ユーロを投資した後、センターバックの補強を一時的に保留しています。しかし、アレッサンドロ・バストーニの獲得が見送られたことを受け、新たにRBライプツィヒに所属する23歳のフランス人DFカステロ・ルケバへの関心を強めています。身長1.84メートルの左利きセンターバックである彼は、スピードや予測能力、ビルドアップに優れており、フリック監督の高く設定されたディフェンスラインに完璧に適合すると評価されています。アーセナルも関心を示していますが、現時点ではバルセロナがリードしている状況です。また、ライプツィヒの19歳の若手FWヤン・ディオマンデにもリヴァプールやPSGが注目しており、同クラブは若手タレントの宝庫となっています。(via SPORT)

フリアン・アルバレスとベルナルド・シウバの獲得戦線

レヴァンドフスキ退団後のストライカーとして、アトレティコ・マドリードのフリアン・アルバレス獲得を最優先事項としています。クラブはアトレティコに対して移籍金1億ユーロのオファーをメールで提示しましたが、アトレティコ側はこれに激怒し、返答を保留しています。アルバレス自身はPSGやアーセナルからのオファーには見向きもせず、バルサへの移籍のみを望んでいます。現在アルゼンチン代表としてW杯に帯同中ですが、足首の靭帯を負傷しており、多血小板血漿(PRP)治療を受けながら回復に努めています。また、マンチェスター・シティとの契約が満了する31歳のベルナルド・シウバの獲得も狙っており、アトレティコ・マドリードと激しい争奪戦を繰り広げています。シウバは将来の決断をW杯後に先送りすることに同意しており、これがバルサにとって有利に働いています。さらに、チェルシーのマルク・ククレジャの復帰も画策しており、こちらもアトレティコとの競合になっています。(via Mundo Deportivo)

クンデの残留希望と右サイドバックの起用方針

ジュール・クンデはフランス代表のコートジボワール戦でヤン・ディオマンデの突破を止められず、フランス国内メディアから批判を浴びました。今シーズンは彼自身の基準を下回るパフォーマンスだったと本人も認めています。しかし、去就については『2030年まで契約があるし、僕の頭の中はかなりクリアだ。バルサにいるし、これからもここで続けたいと願っている』と力強く語り、バルサでのプレー続行を希望しています。現在クラブとフリック監督の計画では、右サイドバックのスタメンとして、マルチな能力を見せているエリック・ガルシアを起用する方針が立てられています。もしクンデに対して高額なオファーが届けば売却を検討する可能性があり、その際にはセンターバックとサイドバックを両方こなせる選手の獲得に動くとされています。(via SPORT)

シャビ・エスパルトの飛躍と未来の右サイドバック

2007年生まれのシャビ・エスパルトがトップチームで目覚ましい飛躍を遂げています。今季はラ・リーガで4試合、チャンピオンズリーグで2試合に出場し、フリック監督からはその戦術眼や多様性を評価され、フィリップ・ラームに例えられました。1月には1部昇格時の買い取りオプション付きでラシン・サンタンデールからレンタルのオファーがありましたが、クラブとデコSDは彼を内部で成長させることを決断しました。エスパルト自身もSNSの動画で『今度はこの色を常に守るために戦い続け、全力を尽くして、僕の人生の色との瞬間を増やし続ける番だ』とクラブへの忠誠を誓っています。現在はウェールズで開催されるU-19欧州選手権に向けて準備を進めています。(via Mundo Deportivo)

ジョルディ・アルバが語るバルサのプレッシャー

下部組織出身でバレンシアからバルサに復帰し、現在はインテル・マイアミでプレーした後に2025年10月に現役を引退したジョルディ・アルバが、ポッドキャスト番組でバルサ時代のプレッシャーについて語りました。『バレンシアではアウェイでの引き分けは普通のことだった。でもバルサに移籍した最初の年、マドリーに10から12ポイントの差をつけて首位だった時にメスタージャで引き分けたんだ。翌日ロッカールームに行くと全員が黙り込んでいて、ベテラン選手に「何があったの?」と聞いたら「引き分けたんだよ」と返された。バルサでは要求が最大で、外部からも内部からも誰も失敗を許さない。勝つだけではなく、良いプレーをしなければならないんだ』と振り返りました。また、最も苦しめられたマドリーの選手としてアンヘル・ディ・マリアを挙げ、『彼は攻撃するだけでなく守備もとても熱心で、ピッチ全体で僕を追いかけてくる非常に働き者だった』と称賛しました。(via SPORT)

ラミン・ヤマルらバルサ選手の市場価値高騰

CIES(スポーツ研究国際センター)の最新の更新で、ラミン・ヤマルの市場価値が3億5800万ユーロに達し、世界トップに立ちました。これは2位のアーリング・ハーランド(2億2700万ユーロ)や3位のキリアン・エムバペ(1億6570万ユーロ)を大きく引き離す金額です。1月の更新時からはさらに1500万ユーロ上昇しています。また、パウ・クバルシは1億2460万ユーロでディフェンダーとして世界最高額となり、ペドリも1億2060万ユーロでミッドフィルダーのトップに位置しています。ゴールキーパー部門でもジョアン・ガルシアが7800万ユーロでドンナルンマに次ぐ2位につけており、エリック・ガルシアも7570万ユーロでディフェンダーのトップ10入りを果たしています。バルサの若手選手たちの評価が世界中で急騰しています。(via SPORT)

代表でのバルサ勢の活躍とジョアン・ガルシアのミス

スペイン代表のイラク戦では、ジョアン・ガルシア、マーク・ベルナル、ガビ、ダニ・オルモ、フェラン・トーレスの5人のバルサ選手がスタメンに名を連ねました。後半からはエリック・ガルシアも出場しています。試合中、ジョアン・ガルシアは相手のドスキが放ったクロス気味のボールの軌道を読み違え、失点を喫してしまいました。ベンチからはウナイ・シモンやダビド・ラヤが彼を励ます場面が見られ、GKのポジション争いについて議論が巻き起こっています。一方、代表デビューを果たした19歳のマーク・ベルナルは『フル代表デビューできてとても嬉しい。少しずつ良くなっていったと思う。最初の試合の緊張はあったけど普通のこと。小さい頃から夢見ていたので、一生記憶に残る日だ』と喜びを語りました。彼は冬の市場でジローナやコモへの移籍も検討されましたが、バルサ残留を明言しています。スペイン代表にはバルサから総勢15名の選手がW杯に選出されており、他国の代表を含めると多くの選手が国際舞台で活躍しています。(via Esport3)

若手GKヤーコビシュヴィリの再レンタルの可能性

ハンガリー出身の若手GKアーロン・ヤーコビシュヴィリは、今シーズンFCアンドラで初のプロ経験を積みましたが、シーズン終盤にはヘスス・オウォノにスタメンの座を奪われました。バルセロナは彼のポテンシャルを高く評価しており、ラ・マシアで最も将来性のあるGKの一人と考えていますが、ジョアン・ガルシアという世界トップクラスのGKが定着している現在、トップチームでの出場機会は限られています。そのため、継続してプレー経験を積ませるために、来シーズンも別のクラブへ再レンタルさせる方針が濃厚となっています。(via SPORT)

U-12チームのLaLiga FC Futuresへの挑戦

ビジャレアルのシウダード・デポルティーバ・パメサで開催される第33回LaLiga FC Futuresに、バルサのU-12チーム(2014年生まれ)が参戦します。バルサはグループCに入り、ラージョ・バジェカーノ、バレンシア、レアル・オビエド、アラベスと対戦します。選出された12名のメンバーは、GKのテオとマウロ、DFのマルコ・モリカ、アルナウ・カサス、ビエル・チャベス、ウナイ、MFのペドリト・フアレス(アルゼンチン出身)、マルク・リベラ、ジョエル・カバネス、ウゴ・ガルデアノ、そしてFWのアレッサンドロ、デスティニー・エジオフォーです。デスティニーは先のU-12ワールドカップで得点王に輝いた実績を持っています。大会を通じてバルサの価値観を体現するプレーが期待されています。(via SPORT)

カンテラFWオスカル・ギスタウとホアキン・デルガドの動向

来季に向けたバルサ・アトレティク(Bチーム)のストライカー補強が進んでいます。18歳のオスカル・ギスタウ(2008年生まれ)は怪我に悩まされてきましたが、身長1.85メートルの万能型センターフォワードとして高く評価されており、エブリマ・トゥンカラやオリアン・ゴレン、エジプトのアル・アハリから買い取り予定のハムザ・アブデルカリムと共に、ハンジ・フリック監督のプレシーズン合宿に招集される予定です。さらに、レアル・オビエドにレンタルされ2部RFEFで20ゴールを挙げて得点王に輝いた20歳のホアキン・デルガドについても、クラブは買い取りオプションの行使に向けて代理人と交渉を行っています。現在ポルトガル1部のクラブなどからも複数のオファーが届いている状況です。(via SPORT)

オリオル・ロメウのバルサ復帰への思いと現在

ジローナからバルサに復帰したオリオル・ロメウが地元テレビ局BTVの番組に出演し、自身の経験を語りました。『夢が叶い、あのようなロッカールームに入ることができた。もっとプレーしたかったが、自分を責めることはないし、後悔もしていない。素晴らしい友情と素晴らしい思い出があり、世界最高のチームにいるという夢を果たせた』と振り返りました。タイトルを獲得できなかったことには悔しさを滲ませましたが、その後ジローナに復帰した決断についても『もっとプレーする必要があり、ミチェル監督も戻ってきてほしかったので迷わなかった。最終的な結果によって最初の決断を曇らせるべきではないし、もう一度同じことをするだろう』と語りました。昨シーズンはイングランドのサウサンプトンでプレーしましたが成功には至らず、現在は無所属として新たな所属先を探しています。(via SPORT)

ジョアン・カンプルビが語る会長選と今後のバルサ

先のバルセロナ会長選挙でジョアン・ラポルタ会長の対抗馬として「Som un Clam」というグループを立ち上げたジョアン・カンプルビがインタビューに応じました。彼はヴィクトル・フォントやマルク・シリア、シャビ・ビラホアナらと野党統一候補を立てようと試みましたが、最終的に実現せず、ラポルタ会長が70対30という圧倒的な票差で再選を果たしました。カンプルビは『選挙の棄権率が60%と過去最高だった。ラポルタの勝利は明白だが、クラブが株式会社化しないよう定款を変更し保護することが重要だ』と語りました。また、スポーツ面については『フリックはラ・マシアの若手から見事に力を引き出し、女子チームの活躍も歴史的だ。ただ、アンソニー・ゴードンの静かな獲得は良かったが、守備のベテランと世界トップクラスの9番が必要だ。ハリー・ケインはあと5ヶ月でフリーエージェントになるため、良い機会になるかもしれない』と提言しています。(via Mundo Deportivo)

ベティスのナタン獲得に向けた動きとククレジャへの関心

バルセロナは左利きのセンターバック補強として、レアル・ベティスに所属する25歳のブラジル人DFナタンをリストアップしています。ベティスはナポリから彼を900万ユーロで買い取りましたが、本人はバルサへのステップアップのみを望んでいます。移籍金は約3000万ユーロに500万ユーロのボーナスが加わる見込みで、彼のエージェントであるアンドレ・キュリーがすでにデコSDと会談を行いました。ナタンは身長1.88メートルで、時速35kmを記録するスピードも持ち合わせています。また、バルデやクンデを放出した場合に備えて、チェルシーに所属する27歳のマルク・ククレジャの復帰も画策しています。ククレジャを巡ってはアトレティコ・マドリードも獲得を狙っており、過去にククレジャがSNSでバルサを「小さいチーム」と揶揄したエピソードも話題となっていますが、バルサは獲得競争に参戦する姿勢を見せています。(via Mundo Deportivo)

【本日の総括】

バルサはアンソニー・ゴードン獲得後、フリアン・アルバレスやベルナルド・シウバなど前線の強化に注力する一方で、フェランの残留方針やカサドのモナコ移籍オファーなど選手の入れ替わりも活発です。カンテラ選手たちの価値が高騰し、代表やトップチームでの躍進がクラブの未来を明るく照らしています。