宿敵からの酷評 瀕死の状態で迎えるクラシコ
タイトルを逃し、ルイス・フィーゴが『レアル・マドリードがタイトルを一つも獲得できない年は、極めてネガティブな年だ。チャンピオンズリーグはレアル・マドリードのDNAに組み込まれている。歴史がこの大会がクラブにとって何を意味するかを物語っている。そこには磁力があり、お互いに惹きつけ合うものがあるのだ』『論理的に言って、毎年勝つことはできない。同じ目標を持つ他のチームもおり、彼らも非常に優れている。もし常に同じチームがチャンピオンズリーグで優勝していたら、サッカーは非常に退屈なものになるだろう』『レアル・マドリードは、その名声と所属する選手たちのおかげで、自らにプレッシャーと責任を課している。選手としては、白いユニフォームを着てプレーするというだけで十分に分かっていることなので、これ以上プレッシャーをかけられる必要はない』と語る中、チームに残された唯一のモチベーションは今週末に控えるSpotify Camp Nouでのクラシコのみとなっている。高リスク試合に指定されたこの一戦でバルサが勝利すれば、目の前で優勝を決められる屈辱を味わうことになる。
しかし、この試合を前にバルサのレジェンドたちからは厳しい言葉が飛んでいる。セルジ・バルフアンは『選手一人一人を見れば、おそらく両チームの質はほぼ同じだろう。いくつかのラインではバルサの方が優れた選手を抱えているかもしれないが、マドリードに欠けているものが1つある。それは「チーム」だ。これは特に長期的に見て非常に目立つものであり、最終的には集団としてのパフォーマンスが結果をもたらす』と酷評。ホナタン・ソリアーノも『クラシコはいつも素晴らしいが、両チームは異なる状況で迎える。バルサが一歩リードしている印象だ。私はまだ若く記憶がそれほど長くないが、マドリードを相手に自分のスタジアムでリーガ優勝を決めたことは今までになかったと思う。それを実現できる可能性は歴史的なことだ。ロッカールームで意見の対立があると難しくなる。このバルサの良さはロッカールームが団結していることで、うまくいかない時でも監督と選手が同じ方向を向いている。おそらくそこが現在のマドリードとバルサの違いの始まりだろう』とチーム状況の差を指摘した。ルイス・ミジャも『(マドリードの構造的な問題について)これはチーム全体の問題だ。物事がうまくいかない時、最初から計画を立ててもチームがうまく機能しない時は、監督、選手、計画、そして上の人たちの問題だ』と総括している。
さらにジョルディ・アルバも『ここでは、エンバペほどのスター選手が到着した際に生み出される環境と期待感が影響している。しかし、今日のサッカーは、何よりもチームであることで成り立っていると思う。その意味で、バルセロナの方が優れている。彼らはチームとしてプレーし、全員で守り、全員で攻撃する。さらに、彼らは一緒にプレーすることを楽しんでいる』と組織力の違いを強調。ジュール・クンデに至っては、現在のマドリードを「瀕死のライバル」と表現し、『私はこれまで非常に優れたウインガーたちと対戦してきた。ヴィニシウスは常に難しい相手だ。彼は偉大な選手で、スピードがあり、素早く方向転換することができる』と警戒しつつも、『私たちはクラシコでの勝利でラ・リーガで優勝したい』と息巻いている。(via MARCA, SPORT, Estadio Deportivo)
【本日の総括】
選手間の暴力や監督批判が噴出し、ロッカールームの秩序が完全に失われているレアル・マドリード。エンバペの振る舞いや監督の頻繁な交代が混乱に拍車をかける中、代表での地位も揺らぎつつあります。満身創痍で迎えるクラシコは、バルセロナ側から「チームではない」と酷評されており、かつてない厳しい局面を迎えています。