18歳の超新星アレックス・マルシャルが堂々デビュー
ベティス戦の黒星の中で、ソシエダの未来を明るく照らす最高の収穫となったのが、18歳の若きカンテラーノ、アレックス・マルシャル(2007年生まれ)のLALIGA公式戦トップチームデビューでした。
プレシーズン中、その高い攻撃センスと積極的な仕掛けでマタラッツォ監督の心を掴み、指揮官から『彼はトップチームのスタメンとして起用されてもおかしくないレベルに達している』と大絶賛されていたマルシャルは、後半57分、オヤルサバルとともにピッチへ送り出され、背番号「29」を着けて左ウイングのポジションに入りました。
最初の数分間は、やはりプロの最高の舞台での緊張からか、パスの受け方やコントロールで2度ほどミスを犯し、ボールを失う場面もありました。しかし、18歳の心臓はそこから一気にギアを上げました。
積極的にボールを求め、サイドで相手の元レアル・マドリードの右サイドバック、エクトル・ベジェリンに対して物怖じすることなく果敢にドリブルで一対一を仕掛けました。試合終了間際のアディショナルタイムには、左サイドのタッチライン際でボールがアウトになりかけたところを驚異的なスライディングで救い、そこからエリア内のオシュカルソンに向けて、非の打ち所がない完璧なクロスを供給。ベティスのセンターバック、ナタンの決死のヘディングクリアがなければ、劇的な同点ゴールをアシストしていたはずの素晴らしい輝きを放ちました。
スタンドのVIP席には、彼のプロデビューの可能性を信じて地元から大挙して駆けつけたマルシャルの友人グループ(クアドラ)や家族が集結。彼がピッチに入った瞬間には、マルシャルの歴代の背番号が書かれたユニフォームを掲げて大歓声を送り、夢の舞台を踏んだ若きヒーローを涙ながらに祝福しました。今後のソシエダの左サイドに、また新たな恐るべき大器が誕生したことを証明する40分間となりました。(via Mundo Deportivo)