ガビが沈黙を破る!エルチェ戦前の警察介入で拘束された未成年サポーターへSNSで公式にエールを送信
エルチェCFのホームスタジアムであるマルティネス・バレーロ周辺で、エルチェ対バルセロナの試合前にカタルーニャ独立旗を掲げていた未成年のバルセロナサポーターが国家警察に激しく拘束された事件が、大きな波紋を広げています。
この問題に対し、バルセロナの主力MFであるガビが公に沈黙を破り、拘束された少年への支持を表明しました。ガビは普段、SNSでの発信をあまり頻繁に行わないことで知られていますが、今回は特別に沈黙を破って声を上げました。
ガビは、拘束された少年が所属するバルセロナのサポーターズクラブであるペニャ・バルセロニスタ・デ・サント・アントニがInstagramに公開した投稿に対し、直接リアクションを送りました。その内容は、力強くサポートを示す2つの力こぶの絵文字と、バルサカラーを表す青と赤のハートの絵文字、計4つのシンプルな絵文字を並べたものでした。
これまで、この過剰警備問題に対してはクラブの役員会やジョアン・ラポルタ会長といったクラブの上層部、あるいはサポーター団体などが中心となって抗議の声を上げていましたが、バルセロナのトップチームのロッカールーム(選手陣)から公にこの問題についてリアクションを示したのはガビが初めてのことです。エルチェでの騒動は、ピッチ外で選手たちの心にも深く影響を与えています。(via SPORT / Mundo Deportivo)
ラポルタ会長が被害少年の父親に直接連絡!クラブとして全面的な法的支援と警察への抗議を表明
マルティネス・バレーロ周辺で発生した警察の介入劇に対し、バルセロナのジョアン・ラポルタ会長が被害に遭った未成年サポーターの家族に向けて具体的な行動を起こしました。
ラポルタ会長は拘束された少年の父親に直接電話を入れ、クラブとして全面的に彼らをバックアップする姿勢を伝えました。もし家族が今回の国家警察による拘束劇に対して法的措置をとることを決断した場合、クラブがその法的手続きを全面的に支援し、必要なサポートを行うことを約束しています。
会長は、スタジアム周辺での警察による拘束の様子を「不釣り合いで暴力的」なものだったと強く批判しており、事件の真相究明と、関与した警察官たちの責任追及を求めています。スタジアムの安全を守るべき警備体制が、ファンに対する過剰な暴力につながったことに対し、クラブとして一歩も引かない姿勢を鮮明にしました。(via SPORT / Mundo Deportivo)
ワールドカップ覇者へのオマージュを正式中止に!次戦のアスレティック戦は言論の自由を掲げるカタルーニャ旗の掲揚日に
エルチェのスタジアム周辺で発生した今回のサポーター拘束事件を受け、バルセロナは次回のホームゲームであるアスレティック・クラブ戦で予定されていた、スペイン代表のワールドカップ優勝メンバー(バルサ所属選手)に対する祝福セレモニーを正式に中止することを決定しました。
このオマージュはスペインサッカー連盟から提案されていたもので、当初は中止が検討されている段階でしたが、クラブ側は正式に見送る判断を下しました。ラポルタ会長はオマージュを中止した理由について、現在の緊迫した状況を鑑み、『お祝いや敬意を表するための適切な文脈、環境、そして瞬間が整っていない』と語り、今は祝祭ムードを作るべきではないと言及しています。
その代わりにバルセロナは、次戦が行われるホームスタジアムを、言論の自由を主張するための抗議の場にすることを決定しました。事件の引き金となったカタルーニャ独立旗(エステラーダ)の掲揚と称揚をスタジアム全体で行うイベントを実施する方針を打ち出し、サポーターに表現の自由を示す連帯の動きを呼びかけています。(via SPORT / Mundo Deportivo)
【本日の総括】
エルチェのホームスタジアム周辺で起きた警察のサポーター拘束問題は、バルサのロッカールームにも波及し、スター選手のガビが沈黙を破って少年にエールを送る事態に発展しました。ラポルタ会長も被害者の家族へ直接の法的支援を約束し、さらにスペイン連盟が提案したW杯王者のオマージュセレモニーを正式に中止した上で、次戦を抗議の旗を掲げる言論の自由の日にすることを決定するなど、クラブ全体が強硬な姿勢を崩していません。
