エムバペやワールドカップ組の練習合流とナイキとの契約満了に伴う巨額ビジネスの全貌
ワールドカップ2026の遠征を終え、十分なバカンスを消化したキリアン・エムバペ、マーク・ククレジャ、イブラヒマ・コナテ、オーレリアン・チュアメニの各国代表メンバーが、月曜日の練習に一斉に合流し、メディカルチェックを終えてモウリーニョ監督のもとでトレーニングを開始しました。ジュード・ベリンガムについては、ロンドンでの公式写真撮影のスケジュールがあったため月曜日の全体練習には姿を見せませんでしたが、クラブからの許可のもと、火曜日(本日)からの練習合流が決定しています。これにより、新シーズンを戦うすべての主力選手たちが初めてピッチ上に揃うことになります。
その中で、エムバペを取り巻くピッチ外の「超巨額ビジネス」に世界中から注目が集まっています。エムバペは、8歳の頃から自身をサポートしてきたスポーツブランド最大手ナイキ社との大型契約が、今年7月31日をもって満了となりました。ナイキ社は契約に基づき、今後6ヶ月間にわたって、他社からエムバペに届いたあらゆる契約オファーと同額の条件を提示すれば契約を優先的に更新できる「マッチング権利」を保持しています。しかし、現在アディダスやアンダーアーマー、さらにはこれまでフットボール界において無名であった「全く予想外のプレミアムブランド」が、エムバペに対して歴史的な超巨額条件を提示して交渉を最終段階に進めています。
この新興ブランドのオファーは、単なるスポンサーシップ契約(年間契約金の支払い)を超え、エムバペに対して会社の株式(シェア)を直接譲渡すること、そしてブランド内に「エムバペ専用のハイエンドなシグネチャーライン(オリジナルプレミアムブーツ)」を設立し、ビジネスの成長に伴って彼自身が莫大な売却益や配当を得られるという、ロジャー・フェデラーがテニスブランドOnと結んだ歴史的な資本提携モデルに非常に類似した構造となっています。ナイキ社がこのレベルの資本構造をマッチングさせることは極めて困難であり、エムバペがフットボール界を揺るがす新しいビジネスオーナーとしてステップアップする可能性が極めて濃厚となっています。月曜日の練習で彼がどのシューズを履いてピッチに立ったか、その足元がブランド間の激しい争奪戦の行方を占う最大の鍵となっています。(via SPORT)
【本日の総括】
ワールドカップ組が合流を完了させ、ようやくモウリーニョ新監督のもとに全戦力が揃ったレアル・マドリード。しかし、ロドリの獲得失敗やズビメンディ交渉の停滞、さらに主力の大量離脱に伴う「選手層の薄さ」という厳しい現実が、モウリーニョ監督の大きな懸念となっています。ヴィニシウスの歴史的な条件での契約更新、ディオマンデの加入、そしてエンドリッキの残留決定など、攻撃陣のタレント力は世界屈指であるものの、12日のデポルティーボ戦でのお披露目、そして22日のエスパニョールとの開幕戦を前に、攻守の戦術的なバランスの構築が急務となっています。