フェレンツヴァーロシュ戦に僅差で勝利とモウリーニョ監督の懸念

プレシーズンマッチとしてブダペストで行われたフェレンツヴァーロシュとの親善試合は、1-2の僅差で勝利を収めました。前半41分にカンテラ出身のアレシス・シリアからの素晴らしいパスを、同じく若手のマリオ・リバスが押し込んで先制。後半開始直後には、フェデ・バルベルデからの素早い繋ぎから、今夏加入した若き期待のストライカー、カルロス・エスピが見事なシュートを決めて追加点を挙げ、一時は大勝の期待が高まりました。

しかし、後半の重要な局面において、ハイセンとリュディガーのディフェンスラインの連携ミスから、ケン・コドロに1点を許し、以降は相手の猛反撃に晒される苦しい展開となりました。この失点に激怒したモウリーニョ監督は、給水タイムの間に選手たちを集め、厳しい表情で戦術の修正を命じました。

この試合では、新加入のベルナルド・シウバが後半からピッチに立ち、待望のデビューを果たしました。しかし、コンディションはまだまだ発展途上であり、モウリーニョ監督は試合後に彼について、

『ベルナルドは本当に素晴らしい、特別な才能を持った選手だ。しかし、彼は休暇中に一切のトレーニングを行わずに頭を空っぽにするタイプの男で、そのため現在はまだ身体が著しく重く、コンディションは最低レベルにある。ここからフィジカルを鍛え直さなければならない。ただ、彼は6番、8番、そして10番など、ピッチのさまざまな重要なポジションを高い水準でこなすことができる。戦術的な多才さは監督にとって非常に心強い』

と評価しつつも、現状の身体の重さを率直に指摘しました。

さらにモウリーニョ監督は、現時点でのスクアッドについて、

『ミリトン、ロドリゴ、フェルランド・メンディ、そしてアセンシオやピタルチといった重要な主力メンバーが負傷で長期離遅を余儀なくされている。私たちは現在、20名の固定選手という極めて「選手層の薄い」チーム状況で戦わなければならない。過酷なシーズンを戦い抜くためには、ベルナルドのように複数の中盤の役割をこなすことができる、高い競争力を持ったミッドフィールダーの新戦力が、市場が閉まる前にもう一人必要だ』

と語り、フロントに対して速やかな中盤の補強を求める強いメッセージを送りました。(via SPORT / via MARCA)