ロドリ獲得失敗の真相とフロントへの批判

マンチェスター・シティに所属するスペイン代表MFロドリ・エルナンデスの獲得交渉が、宿敵バルセロナに奪われる形で完全に決裂しました。マドリードは、中盤の要として、そして引退したトニ・クロースの後継者としてロドリの獲得に全力を注いでいたとされていましたが、結果は最悪の結末を迎えました。ロドリはバルセロナのスポーツディレクターであるデコ、そして指揮官ハンジ・フリックとの具体的な対話を通じて、バルサの明確な戦術計画に納得し、バルセロナへの加入(年俸1000万ユーロ超)で個人合意を完了させました。

この決定を受け、マドリードのOBである名GKサンティアゴ・カニサレスは、クラブの姿勢に対して辛辣なコメントを残しました。

『レアル・マドリードが本当にロドリを本気で獲得したかったなどというのは、ただの作り話にすぎない。なぜなら、マドリードが本気で欲しいと思った選手がいるときには、これまでいつも一切の妥協なく、極めて迅速に交渉をまとめ上げてきたからだ。ロドリの噂は、ただ空中に漂っていただけの飾りであり、クラブが本当に決定的な一手を打った形跡はどこにもない』

と話し、フロントの交渉への情熱の薄さを厳しく批判しました。

さらに、元ストライカーのフェルナンド・モリエンテスもこの失敗をフロントの責任とし、

『ロドリやハーランドといったビッグネームは、フロレンティーノ・ペレス会長に挑戦する会長選挙の対立候補(エンリケ・リケルメ)が掲げていたスポーツプロジェクトの目玉だった。ペレス会長にとっては、対立候補が提案した選手をそのまま獲得することは、自分自身の政治的な失敗を認めるようなものであり、容認できなかったのだろう。だからこそ意図的に獲得を遅らせ、今になって「選手自身がバルセロナを選んだのだ」と責任を押し付けることで、言い訳を作っているにすぎない。サポーターを子ども扱いすべきではない』

と激怒し、クラブのピッチ外での政治的な駆け引きが、スポーツ面での決定的な補強を台無しにしたと怒りをあらわにしました。(via SPORT / via ElDesmarque)