超高給取りカルレス・ペレスの放出問題、レンタル枠制限により難航
セルタが今夏の移籍市場を終えるまでに解決しなければならない最も困難な課題の一つが、構想外となっているFWカルレス・ペレス(Carles Pérez)の去就問題です。
カルレス・ペレスの最大のネックは、年俸約500万ユーロ(総額)というチーム内でも最高峰の超高額サラリーです。さらに、彼の契約は来年2027年6月までとなっており、今夏にレンタル移籍で放出することがルール上困難になっています。その理由は、セルタがすでにラ・リーガの規定で定められている「一シーズンにおける選手放出のレンタル上限枠(6人)」を使い切ってしまっているためです。そのため、ペレスを放出するためには「完全移籍での売却」か「契約解除」しか道が残されていません。
しかし、直近数年のパフォーマンス低下もあって、これほど高額な給与を支払ってまで彼を買い取るクラブは現れていません。また、選手本人は1ユーロたりとも自身の給与を妥協する意思がないため、単純な契約解除も困難です。このまま解決策が見つからなければ、ペレスがファーストチームの構想外でありながら、少なくとも冬の移籍市場が開く1月までチームに残留し続けるという泥沼のシナリオも現実味を帯びています。
現在は、移籍先となるクラブがペレスの給与の一部を負担し、残りの差額分をセルタが契約解除金という形で補填・相殺する折衷案が模索されています。マルコ・ガルセスSDは、ブラジル、メキシコ、ギリシャのクラブからペレスへの打診があったことを明かしましたが、クラブと代理人による懸命な売り込みにもかかわらず、現時点で具体的な進展は見られません。(via SPORT)
構想外選手たちの複雑な去就:マヌ・フェルナンデス、ベシーノ、モリバらの現状
セルタは移籍期限である8月31日に向けて、カルレス・ペレス以外にも構想外となっている選手たちの整理を急いでいます。
下部組織出身のDFマヌ・フェルナンデス(Manu Fernández)は契約を2年残していますが、レンタル上限に達しているため、通常のレンタル移籍では放出できません。そこでセルタは、今季終了時の「強制買い取り義務付きの売却」とし、同時に翌シーズンに同額で買い戻すことができる「買い戻し特約」を付帯させるという、実質的なレンタル移籍と同様の効果を持つ特殊な取引スキームを模索しています。マヌにはすでに2部リーグの複数クラブや、ポルトガルのチームから具体的な関心が寄せられています。
一方、今年2月にイタリアのラツィオから獲得したばかりのウルグアイ代表MFマティアス・ベシーノ(Matías Vecino)については、当初契約解除に向けた動きが取り沙汰されたものの、現時点ではクラブとしてベシーノとの契約解除は一切想定されていません。ベシーノは昨季12試合の出場に留まり、今プレシーズンも膝の痛みを訴えるなどして調整が遅れており、ヒラルデス監督の構想からは外れて親善試合の遠征メンバーからも外されていますが、まずは選手が新たな移籍先を見つけることが移籍への前提条件となっています。
また、去就が注目されているイライクス・モリバ(Ilaix Moriba)については、クラブと選手本人の双方にとって魅力的なオファーが届かない限り、今夏はビゴに残留する方針です。そして昨季第3GKに降格したイバン・ビジャール(Iván Villar)は契約の最終年を迎えていますが、クラブは彼の去就について、本人の意思を最大限に尊重する構えを見せています。(via SPORT)