世界王者ボルハ・イグレシアスが帰還!興奮冷めやらぬ独占インタビュー
スペイン代表としてアメリカで開催されたワールドカップを制し、7月19日のアルゼンチンとの劇的な決勝戦を戦い終えたボルハ・イグレシアスが、ついにセルタへ帰還しました。8月11日(火)にはクラウディオ・ヒラルデス監督率いる練習に合流し、クラブ公式メディアのインタビューに答えました。
世界王者の称号を手にしたストライカーは、次のように喜びと興奮を語っています。
『まだ自分の中で全てを消化しきれていない感覚があります。幸運なことに物事が信じられないほどのスピードで進んでいるので、これまでの歩みを落ち着いて振り返る時間すらありませんでした。そして、もう目の前にはリーグ開幕が迫っています。本当に多くの感情が胸に押し寄せています。ワールドカップの思い出だけでなく、自分がプロのサッカー選手になるために家族が払ってくれた多大な犠牲や努力を思い出します。私の両親はあの時、私の手にスーツケースを握らせて送り出してくれたのです。その私が世界王者になるなんて、夢にも思いませんでした。子供時代に戻ったような、サッカーやワールドカップに対する最初の感動を思い出します。ファンにとっても素晴らしい瞬間ですが、その中に入って当事者として経験できたことは信じられない出来事です』
また、大会中の劇的な瞬間として、準決勝のフランス戦後を挙げ、スペイン国内が熱狂に包れていたのを知った時の衝撃を明かしました。
『一番の現実感を得たのはフランス戦の後でした。勝利を祝ってロッカールームに戻り、携帯電話を手に取った瞬間、言葉を失いました。スペイン国内の街や村の広場に設置された巨大スクリーンに大勢の人が集まり、歌い、叫び、歓喜している様子を捉えた映像が次々と送られてきたのです。自分たちがアメリカのスタジアムの中で体験していることよりも、遥かに壮大で素晴らしいことが祖国で起きていると実感しました。その瞬間に、メンバー全員の意識がカチッと切り替わり、国中がこれほど熱狂してくれているのだから、このタイトルは絶対に自分たちが持ち帰らなければならないと決意しました。自分たちがかつて2010年大会の優勝時に街頭で大騒ぎしていた時の記憶が、そのまま蘇ってきました』
大会中の自身の立場についても、真摯に振り返っています。
『出場時間という点では多くありませんでした。それでもポルトガル戦でデビューを飾る幸運に恵まれましたし、多くの試合でいつでも出場できるようにピッチサイドで入念に準備を進めていました。結果としてピッチに立つかどうかは試合展開次第ですが、チームという共同体の一員としてその熱狂を共に分ち合うことができました。これほど出場機会が少なかった自分に対して、帰国後にあれほど大きな愛情と称賛が寄せられるとは予想もしていませんでした。本当に圧倒されていますし、感謝の言葉が見つかりません。思い出すたびに本当に幸せな気持ちになり、感謝の念に堪えません』(via Estadio Deportivo)
イグレシアスが語るセルタへの感謝と精神的支柱イアゴ・アスパスの去就
ボルハ・イグレシアスはワールドカップ期間中、ビゴにいるクラブの仲間たちが常に寄り添ってくれたことへの感謝を強調しました。
『大会中ずっと、セルタの仲間たちやクラブのスタッフ、そしてクラウディオ監督やコーチ陣からの温かい関心とサポートを感じていました。彼らがすぐ近くにいて、何かあればいつでも力になるという心強い思いが伝わってきました。決勝戦が終わってロッカールームに入った直後、私はチームのグループチャットに動画を送り、彼らにこの喜びを共有しました。彼らのおかげで私はあの場所に立てたので、どうしても直接感謝を伝えたかったのです。そして復帰した日、クラウディオ監督はチーム全員の前で、みんなもこの世界王者のタイトルの一部を誇るべきだと話してくれました。監督からの言葉は、私のサッカーにおける価値だけでなく、人間性も含めて評価してくれるもので、喜びと感動のあまり少し涙がこぼれました。セルタという自分がいるべき場所にいられることの幸せを実感しています』
また、今季限りでの退団が噂される象徴、イアゴ・アスパス(Iago Aspas)の去就についても熱く語りました。
『今シーズンはヨーロッパリーグの舞台に戻るという、非常に高いレベルの刺激的な挑戦が待っています。だからこそ、イアゴと一緒にプレーできる毎日を全力で楽しみたいです。彼にはプレッシャーをかけたくありませんし、決める権利は彼自身にあります。それでも、なんとか彼を説得して現役を続けさせることができるのではないかという予感が、私の中にまだあります。彼にはできるだけ長くこのチームで続けてほしいです。なぜなら、彼の日々の練習や競い合う姿を見ていると、何年にもわたって証明してきた通り、依然として最高峰のレベルにあるからです。彼のような偉大な選手と毎日を共にできるのはファンタスティックな経験です。ピッチ上の能力に対するアドミラル(称賛)はもちろんですが、人間的な魅力においても、彼は完全に別次元の素晴らしい存在です』(via MARCA)