フアン・クルス獲得に向けた動き

⚽️ 獲得に向けた再度の接触と条件の変化

ラージョ・バジェカーノは、レガネスに所属するウィンガー、フアン・クルスの獲得に向けて再び名乗りを上げています。昨夏も関心を示していましたが、今回はすでに獲得に向けた接触を開始しており、交渉条件は昨夏とは異なるものになっています。

⚽️ 市場価値の下落と移籍金の予想

昨年の移籍市場では、彼の移籍金は500万ユーロ前後に設定されていました。しかし現在、彼の市場価値は500万ユーロから180万ユーロへと大幅に下落しています。そのため、今回の移籍オペレーションは100万から200万ユーロという、2025年夏に想定されていた金額よりも少ない額でまとまる見込みです。

⚽️ 古巣ベティスへの影響

レガネスは今夏、1部昇格に伴い買い取り義務を行使してクルスを獲得したばかりですが、彼の保有権の40パーセントは依然として古巣であるレアル・ベティスが保持しています。そのため、仮に低い金額での移籍になったとしても、ラージョへの移籍が実現した場合にはベティスにも移籍金の一部が還元されることになります。

(via Estadio Deportivo)

ノーベル・メンディの去就

⚽️ 買い取りオプションの行使と他クラブからの関心

ラージョ・バジェカーノは6月上旬、セネガル人センターバックのノーベル・メンディの買い取りオプションを行使したことを正式に発表しました。ラージョは保有権の80パーセントを取得するために、約350万ユーロの固定額に加え、200万ユーロのボーナスを支払うことで合意しています(残りの20パーセントは古巣レアル・ベティスが保持)。

しかし現在、シュトゥットガルト、セルティック、アイントラハト・フランクフルトの3クラブがメンディの獲得に強い関心を示しており、ラージョは資金を得るための即時転売を検討しています。特にアイントラハト・フランクフルトはすでに接触を開始しており、近日中にも最初のオファーを提示する見込みです。

⚽️ オプション行使に至った経緯と買い取り義務の未達成

もともとメンディのレンタル契約には、公式戦25試合でそれぞれ最低45分間プレーした場合に買い取りが義務となる条項が含まれていました。彼はカンファレンスリーグ決勝のクリスタル・パレス戦でその条件を満たす必要がありましたが、後半からの出場で27分間のプレーにとどまったため、条件を満たした試合数は24試合となり、買い取り義務は発生しませんでした。

⚽️ スポーツディレクターの評価とクラブの思惑

買い取り義務は発生しなかったものの、スポーツディレクターのダビド・コベーニョはカンファレンスリーグ決勝前に彼の獲得について次のように語っていました。

『彼には試合出場数による買い取り義務条項と、クラブが任意で行使できるオプション条項がありました。彼のパフォーマンスには大変満足しています。私たちの意向は彼を買い取り、将来のプロジェクトにおいて不可欠なピースにすることです。プロとして100パーセントの状態で臨む最初のシーズンでありながら、非常に高いレベルを証明してくれています。いくつかの試合で少し集中を欠く場面もありましたが、若い選手にはよくあることです』

このようにスポーツ面での期待を口にして買い取りを決断しましたが、クラブ側は経済的なメリットも同時に視野に入れていました。ラージョはレンタル期間中に良いパフォーマンスを見せた新戦力であっても、十分な利益が見込めるオファーが届けば、短期間で大きなキャピタルゲインを得るための売却に応じる構えを見せています。なお、この移籍が成立した場合、保有権の20パーセントを持つベティスにも追加収入が入ることになります。

(via Estadio Deportivo)

パテ・シスのワールドカップでの動向

⚽️ セネガル代表としてラウンド16で先発出場

現在開催中のワールドカップにおいて、ラージョ・バジェカーノに所属するパテ・シスが、ラウンド16のベルギー対セネガル戦に先発出場しました。セネガル代表のパペ・ティアウ監督は、5対0で大勝したイラク戦でのシスの好プレーを評価し、この重要な一戦で彼をスタメンに抜擢しました。

⚽️ PK直前の時間稼ぎと心理戦

試合は延長戦の末にベルギーが3対2で劇的な逆転勝利を収めましたが、試合の明暗を分けた延長後半120分のベルギーのPKの場面で、シスはちょっとした騒動を起こしました。

ペナルティスポット上にシスが倒れ込んでおり、祈りや儀式を行っているのかと思われましたが、実際にはベルギーの選手から腹部に打撃を受けたと痛がっている様子でした。しかしリプレイ映像ではその接触はごく軽いものであり、ラージョの選手である彼は、時間稼ぎをすると同時にキッカーの集中力を削ぐための心理戦を仕掛けていたことが明らかになりました。結局、その後ティーレマンスにPKを決められ、シスの奮闘も虚しくセネガルは大会から姿を消すことになりました。

(via ElDesmarque)

ペップ・チャバリアへの移籍の噂

⚽️ チェルシーからの関心とクラブの対応

ラージョ・バジェカーノの左サイドバックであるペップ・チャバリアに対し、イングランドのチェルシーが関心を寄せています。選手本人はすでにチェルシー側と個人合意に達しています。

この動きに対し、ラージョのラウール・マルティン・プレサ会長は、チェルシーが獲得を希望するのであれば、契約解除金の満額支払いを求める姿勢を明確にしています。なお、チャバリアとラージョ・バジェカーノの契約は2030年まで残っています。

(via MARCA)

【本日の総括】

ラージョ・バジェカーノは移籍市場で活発な動きを見せています。フアン・クルスの再獲得を目指す一方で、買い取ったばかりのノーベル・メンディの即時売却や、チェルシーが狙うペップ・チャバリアの引き留めなど、選手の市場価値と財政面をにらんだ戦略的なオペレーションが進行中です。また、ワールドカップではパテ・シスがセネガル代表として印象的な活躍と心理戦を見せました。