UDラス・パルマス
象徴キリアン・ロドリゲスが1200万€から90万€へ市場価値暴落:会長からの公然批判と崩壊する中盤の苦悩
マジョルカ戦後のルイス・カリオン(デ・ラ・バレーラ)監督解任を経てファン・マヌエル・ロドリゲス体制へと移行したラス・パルマスですが、カステリョン戦にも完敗し、直近5試合でわずか勝ち点1という絶望的な最悪の危機に瀕しています。そのチーム解体の象徴となってしまっているのが、かつてチームの絶対的司令塔として輝いたキリアン・ロドリゲス(Kirian Rodríguez)の深刻な不振です。
2023-24シーズンには6ゴールを挙げスペイン代表候補にまで名を連ね、市場価値1,200万ユーロ(約20億円)と評されたキリアン・エムバペですが、現在は度重なる戦術変更と不調により市場価値がわずか90万ユーロへと暴落しました。カステリョン戦では前半のみで交代を命じられ、ボールタッチ19回、ロスト6回と惨状を極めました。ミゲル・アンヘル・ラミレス会長は公式の場で『キリアン・エムバペ、エンゾ、カロといったベテラン選手たちのパフォーマンスと自覚が全く足りない』と実名で猛批判を展開。負傷者の続出も重なり、グラン・カナリア・スタジアムでは会長退陣コールが渦巻く極限状態となっています。(via SPORT)
【本日の総括】
本日のラ・リーガ動向では、首都ダービーでのヘタフェとラヨ・バジェカーノによる執念の攻防(1-1)をはじめ、各クラブのピッチ内外における激動のドラマが浮き彫りとなりました。ヘタフェはダニ・カルバハルの電撃デビューや10人での耐え抜き、さらにはセルヒオ・ラモスやサンチョ獲得に向けた更なる補強の野望を示し、ラヨは勝ち点を逃した挫折感に包まれました。
一方で欧州戦線を控えるビジャレアルは、イニゴ・ペレス監督とイラオラ監督の運命的な師弟対決やジェラール・モレノの誓いとともに1,000人のサポーターがアンフィールドへ乗り込む熱気をみせています。また、ベティスとセビージャの2大クラブは、審判の判定問題やVAR映像の欠落を巡りラ・リーガやCTAとの確執を激化させており、セビージャのルイス・ガルシア・プラサ監督が見せた熱い円陣(JUNTOS)など、激しい反骨精神がリーグ全体を包み込んでいます。
アトレティコやレアル・ソシエダが確固たる勝負強さで勝ち点を重ねる一方、バレンシアの監督交代の呪縛やラス・パルマスの絶望的な中盤崩壊など、暗雲の垂れこめるクラブも存在し、次節以降のラ・リーガはさらに過酷でドラマチックな展開を迎えることになります。