劇的ドローで1部残留決定!ジローナとの死闘を制す
🔥 エルチェはスタジアム・モンティリビでジローナとの運命の最終戦に臨んだ。敗れれば降格の危機がある中で、チームは前半からボールを大切にする個性的なプレーを見せた。前半39分、アルバロ・ロドリゲスが背を向けてボールをコントロールし、見事な2タッチから反転して相手GKガッサニーガの手の届かない位置へ強烈なシュートを叩き込んで先制に成功した。
後半に入るとエルチェは引いて守る保守的なスタイルに移行した。後半開始直後の48分、ディトゥーロがウナヒのフリーキックを弾いたところをアルナウ・マルティネスに詰められ同点とされる。その後は降格を回避したいジローナの猛攻を受ける展開となった。80分にはトマ・レマルの強烈なシュートがクロスバーを直撃し、あわや降格となる絶体絶命のピンチを迎えたが、運も味方して1-1の引き分けで試合終了の笛を聞いた。エルチェは勝ち点43に到達し、アラベス、セビージャと並んで劇的な1部残留を果たした。
スターティングメンバーは以下の通り。
ディトゥーロ、チュスト、アフェングルバー、ビガス、ブバ・サンガレ、マルク・アグアド、フェバス、ゴンサロ・ビジャール、ヘルマン・バレラ、テテ・モレンテ、アルバロ・ロドリゲス。
交代出場は、ブバに代わってジョン・チェタウヤ(46分)、ビジャールに代わってペドロサ(75分)、アルバロに代わってアンドレ・ダ・シルバ(75分)、フェバスに代わってエクトル・フォルト(84分)、バレラに代わってペトロト(90分)。
イエローカードはブバ・サンガレ(7分)、アフェングルバー(47分)、ヘルマン・バレラ(85分)、マルク・アグアド(85分)が受けた。
(via Estadio Deportivo) (via MARCA)
エデル・サラビア監督の歓喜と安堵のコメント
🗣️ 試合後、1部残留に導いたエデル・サラビア監督は、チームの成長とファンへの感謝を語った。
『昇格と残留を果たした2年間は素晴らしいもので、今回もまた見事な大成功となりました』
『第28節のレアル・マドリード戦での敗北からチームはとてつもない前進を遂げ、すべての決勝戦で多くの勝ち点を得ました。非常に値する残留です』
『私たちは1部に留まりたいという大きな願望を持っており、チームは立ち上がり、多くの顔を見せ、様々な側面で大きく成長しました』
『かかっているものとスコアの均衡により苦しみましたが、レマルのクロスバーを叩いたシュート以外にジローナに明確なチャンスはありませんでした』
『前半はボールを持って非常に個性的に、とても良いプレーができました。後半は引いて守るべきだと理解し、いくつかのカウンターで試合を決めるための正確さが少し足りませんでした』
『非常に魂のあるチームであり、信じられないほど献身的で感謝している街です。スタジアムに足を運ぶ若者も増えており、素晴らしい感情を生み出しています。これは多くの可能性を秘めたプロジェクトです』
『これら最後の10試合、これほど競争の激しいリーグで、これほどの勝ち点でチームが降格していく中、私たちは幸運と良い仕事に恵まれました』
『前半はボールを持った良いスタートを切り、後半は0-2にする明確なチャンスがありました。後半の目標はゴールを決めることであり、それが目標達成に繋がると話していましたが、そうはなりませんでした。より引いて守る必要がありましたが、それは上手くできたと思います。多くの感情とプレッシャーがありましたが、目標を達成できてとても幸せです』
『1部と2部でプレーするのには違いがあるため、何よりも解放感があります。自分自身だけでなく、すべての人々に対して大きな責任を負っていました。この2年間で彼らと深く繋がることができました。とても幸せですし、私たちがいるべき場所に彼らを残したいという思いがありました。そこからは妻、子供、そして私たちと共に苦しんでくれる両親のことを思い出し、誰が降格したのかさえ知りませんでした。これほど多くがかかった試合の狂気です』
来年も1部に残るかという問いに対しては、『もちろんです』と断言した。
(via Mundo Deportivo) (via ElDesmarque)
アルバロ・ロドリゲス、亡き父に捧げる涙の残留決定弾
😭 エルチェの1部残留を決める歴史的なゴールを挙げたアルバロ・ロドリゲスが、試合後のDAZNのインタビューで涙ながらに語った。
『大丈夫です。本当にありがとうございます、本当に幸せです。私はこのクラブを愛していますし、人として、そして選手として成長する機会を与えてくれました。これが私が彼らに返せる最低限のことです。今年が一番幸せでした。ここまで来るのを助けてくれたチームメイトに感謝します。エルチェはいるべき場所にいます』
『なんと素晴らしい形でしょう。ジローナは私の家で、両親や友人もいますが、エルチェにいる彼女がいません。これからは彼女と一緒に祝うために戻ります。私たちは歴史を作りました。このチーム、クラブ、そしてファンはそれに値します。これ以上はありません、これからも夢を叶えるために戦い続けます』
5月11日に亡くなった父(コキート・ロドリゲス)への思いを問われると、言葉を詰まらせながら次のように語った。
『はい、私のすべての勝利は彼に捧げます。ここに来る前に、彼にもう少しだけ力を貸してほしいと頼みました。これが最後の試合だからと。そして彼はそうしてくれました。パパ、どこにいても力を与えてくれてありがとう』
(via ElDesmarque)
若きSBブバ・サンガレ、エルチェでのラストゲームか
👋 ローマから今季終了までの期限付き移籍で加入している若きサイドバック、ブバ・サンガレは、運命のジローナ戦でスタメン出場を果たした。しかし試合開始早々の7分にイエローカードを受けると、サラビア監督は退場のリスクを考慮してか、後半開始時にジョン・チェタウヤ(ジョン・ドナルド)と交代させた。この試合がエルチェでの最後のプレーとなる可能性がある。
(via Estadio Deportivo)
試合前のバス襲撃事件とサラビア監督の激怒
💢 試合開始の2時間前、エルチェのチームバスがモンティリビ・スタジアムに到着した際、ジローナのファンから物が投げつけられる事態が発生した。バスを降りたエデル・サラビア監督は激怒し、警備員に対して次のように怒りを爆発させた。
『我々に4万もの物を投げつけてくる。窓が割れたら大騒ぎになるぞ。どうなっているんだ!』
チームスタッフらが監督をなだめ、カメラから遠ざける事態となった。サラビア監督は試合前の記者会見で涙を見せるなど極度の緊張状態にあり、この襲撃事件で再び感情を露わにしていた。スタッフや警備員は、何よりもエルチェが1部残留をかけた重要な一戦であることを監督に思い出させ、落ち着かせようと努めた。
(via ElDesmarque)
他会場のファンもエルチェのゴールに熱狂
🏟️ エスパニョールの本拠地で行われたレアル・ソシエダ戦では、観客がジローナの降格を揶揄するチャントを歌いながらエルチェのゴールを盛大に祝った。過去の対戦でジローナのファンから受けた降格を願うチャントへの意返しだった。マジョルカのスタジアムであるソン・モイシュでも、自らの残留の望みを繋ぐためにエルチェの得点速報に熱狂し、スタジアム中が希望に包まれた。しかし、最終的にはマジョルカも降格という結末を迎えた。
(via SPORT) (via Estadio Deportivo)
過去のエルチェ戦でのPK失敗が他チームの運命を左右
📉 マジョルカのファンが降格の要因を振り返る中で、以前のエルチェ戦でのムリキの後半アディショナルタイムのPK失敗が、最終的な勝ち点に大きく響いたと指摘されている。ファンからは『ムリキがエルチェ戦のロスタイムにPKを外した。あの勝ち点があれば救われていた』という声が上がっている。
(via SPORT)
【本日の総括】
エルチェは敵地でのジローナ戦で先制し、猛攻を耐え抜いて1-1の引き分けに持ち込みました。見事に1部残留を決定させ、試合後には亡き父へゴールを捧げたアルバロ・ロドリゲスの涙や、サラビア監督の安堵と喜びの声が響き渡りました。試合前のバス襲撃というトラブルを乗り越え、チーム一丸となって掴み取った歴史的な残留劇となりました。