クラブOB カピが語るベティス愛と驚きのエピソード

元ベティスの名手カピがインタビューに応じ、自身のキャリアにおける不思議な縁とクラブへの深い愛情を語りました。

2010年、ロペス・カロ監督に誘われてルーマニアのヴァスルイへ移籍する準備を完全に終えていたカピでしたが、直前になってどうしても行くべきではないという直感に駆られ、移籍をキャンセルしてヘレスへ加入しました。その直後、父親が重病に倒れ、最期の数ヶ月を共に過ごすことができたため『あの決断は本当に正解だった』と振り返っています。

また、ロペラ元会長とは異例の7年契約を結んでおり、チェルシーやスーパーデポルからのオファーがあったことも明かしましたが、『自分の夢はベティスでプレーすることだった』として移籍を拒否し続けました。

監督とのエピソードも豊富で、フェルナンド・バスケス監督の就任当初、カピが新聞のインタビューで『トップチームに残るのが夢』と語ったのを読んだ監督から直接部屋に呼び出され、『君はトップチームの選手であり、私にとって非常に重要な選手になる』と告げられたといいます。

さらに、パコ・チャパロ監督時代には、残留を懸けたラシン・サンタンデール戦前のロッカールームで、監督がデュオ・ディナミコの『Resistiré(耐え抜く)』を大音量で30分以上ループ再生させ、自身も『俺たちは耐え抜くぞ!』と叫びながら部屋を出入りするというクレイジーなモチベーションアップ術を披露。国際的な選手たちが唖然とする中、見事に残留を勝ち取ったという笑い話も明かしてくれました。

(via SPORT)

【本日の総括】

プレシーズンマッチでの快勝によりチーム状態の良さが伺える一方で、ペジェグリーニ監督が求める新たなストライカーの確保や主力の引き留めなど、開幕に向けたフロントの動きが加速しています。かつてのOBたちのエピソードも交え、クラブが持つ歴史と新シーズンの期待が入り交じる一日となりました。