エリ・ジュニオール・クルピ プレミア勢参戦でバルサの補強に暗雲
FCバルセロナが今夏の移籍市場から獲得調査を続けているイングランド・ボーンマス所属の19歳フランス人フォワード、エリ・ジュニオール・クルピについて、英プレミアリーグの競合クラブが争奪戦に本格参戦したことが判明した。さらに所属元のボーンマスが冬の市場での放出拒否を固めたため、現段階での獲得交渉は著しく難航する情勢にある。
バルセロナはレヴァンドフスキやトーレスの後釜候補として、フランスの若き才能であるエリ・ジュニオール・クルピをリストアップし、継続的にスカウティングを行ってきた。一方で選手本人はプレシーズン中に右足第5中足骨を骨折し、手術を余儀なくされる事態となった。しかし直近のマンチェスター・ユナイテッド戦で3分間、カップ戦で10分間出場し、実戦復帰を果たしているところだ。
この全快を受けて、トッテナムに加えアーセナルやマンチェスター・ユナイテッドが打診を開始した。さらにチェルシーやパリ・サンジェルマンも熱視線を注ぐ激しい争奪戦へと発展した。欧州のメガクラブがこぞって動く事態となり、獲得に向けたハードルは一段と上がっている。
選手を獲得したいクラブ側の動きがある一方で、ボーンマスは後半戦の残留と順位引き上げに向け、エリ・ジュニオール・クルピを不可欠な戦力と位置づけている。そのため首脳陣は来年1月の移籍市場において、いかなる金額の提示であっても交渉に応じない方針だ。結果として、冬の段階での獲得を目指していた各クラブは戦略の再考を迫られている状態という。
バルセロナとしても財政的制約がある中でプレミアリーグの資金力豊富なクラブと競合することになり、移籍金の高騰が避けられない状況にある。資金力で劣るクラブにとっては、きわめて厳しい立ち位置を強いられることになる。
若く有望なストライカーの市場価値が急上昇しており、バルセロナが獲得を目指すなら夏の市場まで静観するか、莫大な投資を決断せざるを得ない状況だ。そのため、今後はエリ・ジュニオール・クルピがボーンマスで復帰後の出場時間を伸ばし、結果を残せるかが重要となる。あわせて、来夏の市場に向けて各クラブがどのような提示を用意するかが注目の焦点だろう。(via SPORT)