イケル・ロドリゲス バルサが18歳守護神と2029年までの新契約締結

FCバルセロナは、Bチームのバルサ・アトレティコに所属する18歳のスペイン人GK、イケル・ロドリゲスとの契約を2029年まで延長したと正式に発表した。下部組織で「ビクトル・バルデス以来の最高傑作」と称される守護神候補の長期拘束が完了した形だ。そのため、将来の守護神問題に終止符を打つ一手として脚光を浴びている。

サバデル出身で187センチの体格を誇る守護神は、地元のカン・リュルから幼少期にラ・マシアへ加入し、各世代のスペイン代表を経験してきた。今季はジュリアーノ・ベレッティ監督率いるバルサ・アトレティコで正守護神に定着している。2部RFEFグループ2で8試合に出場してわずか4失点という圧倒的な成績を残し、チームの首位走破に大きく貢献した形だ。

さらにハンジ・フリック監督率いるトップチームのプレシーズンに参加した。ホアン・ガルシアが膝の違和感で離脱したセビージャ戦では、公式戦で初めてベンチ入りを果たす。着実にステップを上り詰める姿は、育成組織の模範と呼ぶにふさわしいだろう。

今回署名されたのは2029年までの3年契約だが、クラブ側が2年間の延長オプションを保持しており、最長で2031年までの引き留めが可能だ。実は今年7月の時点で欧州の複数クラブから獲得打診が届いたため、方向性自体は合意に達していた。しかし、事務手続きや日程調整の影響で、公式発表がこの時期までずれ込む形となった。

当初はエダー・アレルと第3ゴールキーパー枠を争う構想だった。しかしドミニク・リヴァコヴィッチの加入に伴い、実戦機会を重視してBチームで経験を積ませる方針へ切り替えられた。無理な昇格を避け、実戦経験を積ませる判断が下された格好だ。

この動きが意味するのは、バルセロナが若い守護神の成長速度を見極めつつ、試合勘を損なわせない形で大切に育成する持続可能なモデルを維持しているということだ。今後はボイチェフ・シュチェスニーの契約が満了を迎える2027年を見据え、トップチームへ本格昇格するタイミングが最大の注目点となる。(via SPORT / Mundo Deportivo)