2026/27公式集合写真の舞台裏と「1927年世代」文学100周年オマージュ
セビージャFCは2026/27シーズンの公式集合写真を撮影し、そのロケーションと歴史的背景が大きな話題を呼んでいます。
今シーズンの撮影地に選ばれたのは、セビージャ市北部にある歴史的邸宅「Cortijo de Pino Montano(コルティホ・デ・ピノ・モンタノ)」です。ここは、来年2027年に100周年を迎えるスペイン文学・文化史上の極めて重要な運動「1927年世代(Generación del 27)」ゆかりの地であり、クラブの歴史とも深い繋がりを持っています。
この邸宅は、当時セビージャFCの会員であり、多才な闘牛士・パトロンとして知られたイグナシオ・サンチェス・メヒアス氏の住居でした。1927年12月、アテネオ・デ・セビージャで詩人ゴンゴラの没後300年記念行事が行われた際、当時のアテネオ会長を務めていたのが1924年から1925年にかけてセビージャFCの会長でもあったマヌエル・ブラスコ・ガルソン氏でした。さらに文化担当役員だったホセ・マリア・ロメロ・マルティネス氏もセビージャFCの会員であり、セビージャFCの主要人物たちが「1927年世代」の誕生において主導的な役割を果たしていました。アテネオでの行事の後、このピノ・モンタノの邸宅でガルシア・ロルカ、ラファエル・アルベルティ、ダマソ・アロンソといった歴史的名詩人たちが集う伝説的な祝宴が開催されたのです。
今回の撮影には、トップチームの24名に加え、下部組織から期待の若手6名(ミゲル・シエラ、ニコ・ギジェン、マヌエル・アンヘル、イケル・ムニョス、イブラ・ソウ、ラファ・ロメロ)が参加したほか、LALIGA GENUINEのセビージャ代表チームも参加しました。クラブはさらに、セビージャ大学と協定を締結し、来年の100周年を記念した学術・文化・啓発イベントを共同で実施していくことを発表しています。(via ElDesmarque / Estadio Deportivo)