[FCバルセロナ] バルサ幹部が語るファンを顧客に変える独自戦略とスタジアム体験の未来
ビジネスカンファレンス「Sportbiz Europe」のパネルディスカッションにて、FCバルセロナのスタジアム・アクティベーション責任者であるギジェルモ・フォルトゥーニ・アントン氏が登壇し、クラブのファンエンゲージメント戦略とマッチデー体験の重要性について語りました。
現代のスポーツクラブが多様なエンターテインメントとファンの奪い合いをしている中で、フォルトゥーニ氏はバルサの特殊な立ち位置を強調しました。一般的な企業やクラブが「顧客をファンに変える」アプローチをとるのに対し、バルサは『我々にはすでに熱狂的なファンが存在しており、そのファンを顧客として満足させていくという異なるナラティブを持っている』と説明しました。
デジタル技術やデータ分析がどれほど進化しても、本質はピッチ上の試合にあるとし、『試合日のスタジアム体験を保護することが、ファンとの最大の接点であり最重要焦点である』と断言しました。
カンプ・ノウに足を運べない世界中のデジタルファンに対しては、ラミン・ヤマルをはじめとするスター選手の存在を通じてクラブとの情緒的な結びつきを深めるデジタル戦略を展開していると述べました。
また、サッカー界で議論される試合中の給水タイムなど新しいルールの導入についても、『選手のパフォーマンスに悪影響を与えない限り、肯定的に捉えて時代の変化に対応していくべきだ』と柔軟な見解を示しました。(via SPORT)