優勝決定4分前にウルトラスが乱入、チェコ・ダービーが地獄絵図で試合中止

チェコ・リーグの優勝が懸かったスラヴィア・プラハ対スパルタ・プラハのダービーマッチで、サッカーの歴史に残る最悪の事件が発生した。スラヴィア・プラハが3-2でリードし、リーグ優勝まで残り4分に迫った後半アディショナルタイム、突如としてホームのウルトラス数百人が発煙筒、爆竹、発煙弾を持ち込んでピッチに乱入した。

暴徒化したウルトラスはアウェイのスパルタ・プラハのファン席に向けて火工品を投げつけ、さらにはピッチ上のスパルタの選手たちを直接襲撃。この攻撃により、スパルタのGKヤクブ・スロヴチクが負傷し、警察と警備員が完全に制圧される地獄絵図となった。試合は即座に中止され、選手たちは警察の保護下でピッチを後にした。

スラヴィア・プラハのヤロスラフ・トヴルディーク会長は事件後、怒りに満ちた声明を発表した。

『この事件は最悪の恥であり、スラヴィア・プラハの価値観を代表するものではない。ファンと呼ぶことすら拒否したいグループがピッチに侵入した。情状酌量の余地はなく、客観的に見て試合終了前に試合を妨害した。対戦相手は選手が暴行を受けたと報告しており、試合が打ち切られたのは正当な判断だと考えている。暴動を起こした全員を特定し、スタジアムへの永久入場禁止処分を下すとともに、サッカー連盟からクラブに科される罰金を含めた全ての損害賠償を彼らに請求する。たとえ来季ずっと北スタンドを閉鎖することになっても構わない』

この事件により、スラヴィア・プラハは0-3の没収試合として敗戦扱いになる可能性が高く、自らのファンの手によって目の前にあった優勝を取りこぼす致命的な事態となっている。

(via MARCA / Esport3)

マラガのファンがピッチに「腕時計」を投げ込み罰金処分へ

マラガ対スポルティング・ヒホンの試合は、レッドカードやVAR介入など荒れ模様となったが、ピッチ外でも奇妙な事件が記録された。後半アディショナルタイムの95分、スタンドからピッチ内に向けて「腕時計」が投げ込まれたのだ。

誰にも直撃はしなかったものの、主審は即座に試合を1分間中断し、異物投げ込みのプロトコルを発動。この一件は公式のレフェリーレポートに「アシスタントレフェリーの後方のスタンドから腕時計が投げ込まれた」と正確に記載された。マラガはこの軽微な秩序乱乱行為により、最高602ユーロ(約10万円)の罰金処分を受けることになった。

(via Mundo Deportivo)