モウリーニョ復帰交渉の開始 規律回復へ向けた具体的な動き
アルベロアの権威が失墜し、選手たちが暴走する現状を重く見たフロレンティーノ・ペレス会長は、来シーズンに向けた新監督選びを急ピッチで進めている。現在クラブ内にはアルベロアを擁護する声も一部残っているが、これ以上の継続は不可能と判断されている。数学的にLaLiga優勝の可能性が消滅した場合(クラシコでバルセロナに勝てなければ確定する)、すぐに新監督の契約が発動される見込みだ。
現在、次期監督の第一候補として浮上しているのが、かつてレアル・マドリードを率いたジョゼ・モウリーニョである。今週初め、レアル・マドリードの代表者がモウリーニョの代理人であるジョルジュ・メンデスと直接交渉を開始したことが確認された。
移籍市場の専門家であるファブリツィオ・ロマーノは次のように伝えている。
『レアル・マドリードとジョゼ・モウリーニョの周辺との間で直接交渉が行われている。ポルトガル人指揮官はクラブへの復帰に強い関心を持っており、レアル・マドリードでの仕事はまだ終わっていないと感じている』
モウリーニョは金銭面や契約期間については完全に合意する準備ができているが、復帰の絶対条件として「ロッカールームの完全なコントロール」と、戦略やスポーツプロジェクト、補強予算に関する詳細な話し合いを求めている。現在ベンフィカの監督を務めるモウリーニョの契約には、600万ユーロ(手取りで300万ユーロ)の契約解除金が設定されており、レアル・マドリードは5月末までにこの条項を発動する必要がある。ベンフィカ側もすでにこの動きを察知しており、後任監督の選定に入っている。
フロレンティーノ・ペレス会長は、モウリーニョがかつてレアル・マドリードにもたらした基盤がその後の成功に繋がったと高く評価しており、現在の名前や給与に関係なく選手を従わせる「強硬路線(mano dura)」を敷ける唯一の劇薬として彼を信頼している。モウリーニョ自身もイングランドのクラブからのオファーをすべて断り、レアル・マドリードへの復帰を最優先している。
監督候補としては他にもマウリシオ・ポチェッティーノが挙がっているが、ファンからの支持はモウリーニョほど高くない。ユルゲン・クロップやジネディーヌ・ジダン(フランス代表監督就任待ち)、ディディエ・デシャン、リオネル・スカローニといった名前もリストにはあるが、いずれも実現の可能性は低いとされている。 (via SPORT / MARCA / ElDesmarque)