中盤を完全支配したゴロッチャテギ&カルロス・ソレルと驚異の成功率100%フォートの躍動

この日の大勝を陰で支えたのは、中盤のタクトを握ったふたりのMFと、右サイドバックとして圧巻のスタッツを残した若手DFだった。中盤の底に入ったジョン・ゴロッチャテギとカルロス・ソレルは、絶妙なポジショニングとパスワークでマラガのプレッシングを無力化。ヨハン・クライフの言葉になぞらえ『中盤を見ればそのチームのサッカーがわかる』と現地紙で称賛されるほど、自在にゲームをコントロールした。

とりわけゴロッチャテギは、相手のファーストラインを越える縦パスを前線のミケル・オヤルサバルやスルーパスへと供給し続け、攻撃の起点として君臨。カルロス・ソレルも中盤での落ち着いた捌きでテンポを生み出し、4つのゴールのビルドアップに関与する圧巻の存在感を示した。

そして、久保と右サイドでコンビを組んだバルセロナからのローン組、ヘクトル・フォートのプレーも見事だった。久保が中央へ切り込むスペースを作るために見事なインナーラップや外側のオーバーラップを繰り返すだけでなく、守備でも安定感を発揮。この試合で試みた36本のパス全てを成功させる(成功率100%)という完璧なスタッツを叩き出した。

さらに、左サイドバックで今季初先発を果たしたアイエン・ムニョスも、相手のキーマンであるラルビアを完全に抑え込むなど粘り強い守備で貢献。守護神アレックス・レミロは前半に相手の決定的な至近距離シュートを驚異的な反応で防ぐ超絶セーブを見せたほか、ロングフィードでオスカルソンの決定機を演出するなど、攻守に渡って存在感を発揮した。(via DiarioVasco)