久保建英が魅せた10ヶ月ぶりの復元砲!お茶会で深めた監督との絆と圧巻1G1A

6試合連続でベンチスタートが続いていた久保建英が、ついに先発ラインナップへ復帰し、1ゴール1アシストの大活躍で勝利の立役者となった。試合開始直後の3分、右サイドでボールを受けた久保は、オーバーラップした右サイドバックのヘクトル・フォートが相手DFを引き連れた隙を見逃さず、中央へとカットイン。得意の左足を振りぬくと、相手DFパブロ・マルティネスの足にわずかに当たったシュートは綺麗な放物線を描き、相手GKアルフォンソ・エレーロの手をかすめてゴール左上の死角へと吸い込まれた。

このゴールは、久保にとって実に10ヶ月ぶりとなるレアル・ソシエダでの公式戦ゴールだった。最後にゴールネットを揺らしたのは2025年12月20日のレバンテ戦であり、公式戦22試合にわたる長いトンネルを抜け、2026年に入ってからの初ゴールとなった。日本代表として臨んだW杯開幕戦での膝の負傷以降、コンディション調整や出場機会の減少に苦しんできたが、その鬱憤を晴らすような鮮烈な一撃となった。

この復活劇の裏には、指揮官との深い対話があった。試合前、ズビエタのクラブ施設でマタラッツォ監督と久保は「玉露」「煎茶」「玄米茶」を共に味わいながらじっくりと言葉を交わしていた。監督からの期待とタスクを明確に理解した久保は、キレのある動きで対峙したマラガの左SBサリナスを崩し続け、相手ベンチにハーフタイムでの選手交代を決断させるほど追い詰めた。後半59分には右サイドからの鋭い折り返しでミケル・オヤルサバルのゴールをアシスト。71分にジョブ・オチエンと交代してピッチを退くまで、相手守備陣の脅威となり続けた。

試合後、マタラッツォ監督も『Takeのゴールは実にファンタスティックだった。非常に集中し、自信に満ち溢れた状態でマラガにやってきた。自分の力を証明したいという強い意志が伝わってきたし、それをピッチ上で見事に表現してくれた』と絶賛を惜しまなかった。(via DiarioVasco)