ホセ・ボルダラス監督の去就問題と後任候補ファビオ・チェレスティーニ
ホセ・ボルダラス監督は現在、非常に重要な決断を迫られている。約1ヶ月前に今シーズン限りでの退任を発表していたが、カンファレンスリーグ出場権を獲得するという歴史的な快挙を成し遂げたことで、自身の決断に迷いが生じており、退任はまだ公式には確定していない。
ヘタフェは監督に対して契約延長のオファーを提示しているものの、歴史的なシーズンであったにもかかわらず減俸となるなど条件が悪化しており、ボルダラス監督は完全に納得していない状態だ。マドリードの環境では、この条件の悪さから監督が残留する可能性は低いと見られている。
ヘタフェのファンにとって、ボルダラス監督は単なる指揮官ではなく、クラブの象徴そのものだ。ヘタフェ市議会から市の養子に任命されるほどの存在であり、『これがサッカーだ、パパ』という彼を象徴する叫びとともに、ポゼッションよりも堅守を優先するダイレクトなスタイルを植え付け、ヘタフェをリーグ屈指の競争力を持つチームへと変貌させた。ファンは来季も彼がベンチで指揮を執り続けることを熱望している。
一方で、彼の指導力には他クラブからも熱い視線が注がれている。1月にはクリスタル・パレス行きの噂があったが、現在はアレッシオ・リスチ監督の後任を探しているオサスナが獲得に動いている。オサスナのブラウリオ・バスケス・スポーツディレクターは、ベニャト・サン・ホセ(現エイバル監督)やイマノル・アルグアシル(現アル・シャバブ監督)といった候補者よりも、ボルダラス監督の招聘を強く望んでいる。
ヘタフェのスポーツディレクター陣もすでに不測の事態に備えており、ボルダラス監督の後任としてファビオ・チェレスティーニと口頭で合意に達している。50歳のスイス人指揮官であるチェレスティーニは、今季CSKAモスクワを率いていたが、2005年から2010年までヘタフェでプレーした経験を持つ、本拠地コリセウムのオールドファンにはお馴染みの人物だ。ボルダラス監督が最終的に継続しないことを決断した場合にのみ、この契約は正式に発表される。クラブはカンファレンスリーグに向けた来季のスカッド編成を加速させるため、数日中の返答を待っている状況だ。
(via SPORT, Estadio Deportivo)