史上初のW杯ハーフタイムショーに賛否両論と有名人の来場
FIFAは今回のW杯決勝で、スーパーボウルを模したハーフタイムショーを史上初めて導入した。コールドプレイのクリス・マーティンが芸術監督を務めたこのショーには、マドンナ、ジャスティン・ビーバー、シャキーラ、BTS、バーナ・ボーイといった世界的なスーパースターが集結した。マドンナが自身のヒット曲のMusicを歌う中、ロナウド・ナザリオとロナウジーニョが車に乗って登場するという豪華な演出もあり、グスタボ・ドゥダメル指揮のオーケストラやセサミストリートのキャラクターたちも参加した。
しかし、本来15分であるはずのハーフタイムが、ステージの設営と撤収を含めて27分20秒にも及んだことで、大きな波紋を呼んだ。時間が長引いた影響で乾燥したピッチに水を撒く作業すら行えず、SNS上では『15分経ってやっとシャキーラか。このままじゃ30分はかかるぞ』『誰も選手の体のことなんか気にしていない』と批判が殺到した。
イギリスの解説陣もこのショーを酷評し、ウェイン・ルーニーは『ショーのアーティストたちは好きだが、あれはくだらないゴミだ。まったく引き込まれなかったし、早くサッカーに戻してほしかった。退屈すぎたよ』と吐き捨て、ロイ・キーンも『ショーは少し期待外れだったね。シャキーラを見られるのはいつでも嬉しいことだけどね』と冷ややかにコメントした。
当のシャキーラは試合前のRTVEのインタビューで『私の2人の子供たちはスペイン人だからスペインを応援しているわ。私はメッシの友人だし、39歳であんな風に走り、若い選手たちに立ち向かってゴールを決める彼の野心をとても尊敬している。でも、今回はスペインが決勝に進んでくれて幸せよ』と語っていた。
なお、VIP席にはトム・クルーズ、マット・デイモン、エイドリアン・ブロディ、ウィル・フェレルといったハリウッドスターや、ミック・ジャガー、プラシド・ドミンゴなどの大物アーティスト、さらにはパウ・ガソルやカルロス・アルカラスといったスポーツ界のレジェンドも駆けつけた。アルカラスはナイキと契約しているため、アディダス製のスペイン代表ユニフォームを着ることができず、私服での観戦となった。 (via SPORT) (via MARCA) (via Mundo Deportivo) (via ElDesmarque)
ククレジャとニコ・ウィリアムズの苦難を乗り越えた歓喜のコメント
大会を通じてスペインの左サイドを支え続けたマルク・ククレジャとニコ・ウィリアムズは、これまでの自身のキャリアや今大会での苦労を振り返り、喜びを爆発させた。
ククレジャは試合後、『僕たちのキャリアにおいて、特に思春期や子供の頃は厳しい決断を迫られることが多い。時には君には価値がない、君はそこまで到達できないと言う人もいる。そうしたアドバイスをするために時間を割いてくれたすべての人に感謝したい。僕たちは頑固者で、決して諦めなかったからこそ、今日ここにいるというご褒美を手にしたんだ。今年の夏は僕たちにとって決して簡単なものではなかったから、本当に嬉しいよ』と、自身を否定した人々への反骨心が原動力になったと語った。
また、ブラジルのメディアのインタビューに応じたニコ・ウィリアムズは、流暢なポルトガル語で挨拶をした後、『ネイマールというアイドルがいた。彼がこれを見てくれているといいな。これは彼のためでもあるんだ』と、自身の憧れの選手へメッセージを送った。さらにスペインのメディアに対しては『誰も自分がスターだなんて気取ってここに来ていない。みんながチームのために働いているんだ。今年は色々なことがあって、クソみたいなことも経験したけど、今は最高に幸せで、聖人にキスをしているような気分だ。人生で一番幸せな日だよ』と、怪我や批判に苦しんだシーズンを乗り越えた万感の思いを口にした。 (via SPORT) (via ElDesmarque)