アトレティコ・マドリード

フリアン・アルバレスのバルセロナ移籍を巡る問題が過熱しています。アルバレスはロッカールームで『自分をあてにしないでくれ』と宣言。アトレティコに戻った際、監督のディエゴ・シメオネがイビサ島での休暇で不在であり、CEOのミゲル・アンヘル・ヒル・マリンも出迎えなかったことに不満を募らせています。アトレティコ側は、バルセロナへの放出を望んでおらず、移籍金1億5000万ユーロ未満での放出は認めない方針です。元エースのルイス・スアレスはインタビューで『かつて自分がリヴァプールを去ろうとした時、ジェラードに引き留められて最高のシーズンを送った。アトレティコも彼を説得してもう1シーズン残すべきだ』とアドバイスを送っています。一方で、DFナウエル・モリーナのローマへの完全移籍が決定。移籍金は固定1700万ユーロとボーナス。さらにトッテナムの Cristian Cuti Romero に対し4500万ユーロを提示して交渉中であり、本人はバルセロナやインテル、アーセナルからの関心を差し置いてアトレティコ行きを希望しています。左サイドバックのイタリア人マッテオ・ラグエリはアストン・ヴィラへの移籍が間近で、固定1800万ユーロに変動額を加えた約2000万ユーロで合意に近づいています。ユヴェントスのニコ・ゴンサレスとの交渉は現在停滞しています。(via MARCA)

レアル・ソシエダ

キャプテンのミケル・オヤルサバルが3週間の休暇を終えて練習場ズビエタに合流し、メディカルチェックを終えてチーム練習に参加しました。また、パブロ・マリン、ミケル・ゴティ、ジョン・カリカブルもチームに合流しましたが、カリカブルには退団の噂があり、ゴティは去就が未定です。ディフェンダーのジョン・パチェコは内転筋の違和感により個別調整を行っており、ジョン・ゴロチャテギとゴンサロ・ゲデスは怪我のため8月21日のベティスとの開幕戦(ラ・カルトゥハ)を欠場する見込みです。補強面では、オリンピック・マルセイユのNayef Aguerdの獲得が近づいており、レンタル料400万ユーロに1100万ユーロの買い取りオプションが付く見込みです。また、ボルシア・ドルトムントの24歳FWファビオ・シウバ(昨季ラス・パルマスで24試合10得点)に対して関心を示しており、ドルトムント側が求める2250万ユーロでの完全移籍に対し、レンタル移籍での獲得の可能性を模索しています。一時はレアル・マドリードのエンドリックのレンタルを検討していました。次戦はシャビ・アロンソ率いるチェルシーとの親善試合を控えています。(via Mundo Deportivo)

リアル・ベティス

ミッドフィルダーのイケル・ロサダはマヌエル・ペレグリーニ監督の構想外となり、ダブリン遠征から除外されました。クラブは180万ユーロの投資回収のため完全移籍を希望しており、レバンテやレイヨ・バジェカーノ、ヘタフェのホセ・ボルダラス監督が関心を示し、ギリシャのクラブからも打診が届いています。ウルグアイ人FWゴンサロ・プティはEU外登録枠に空きがないため、セグンダのスポルティング、バジャドリード、アルバセテなどへのレンタル移籍が合意に達していますが、筋肉系のトラブルにより現在はジムで調整中です。ブラジル人DFナタン・デ・ソウサにはバルセロナが関心を示しており、代理人のアンドレ・カリーが『公式なオファーはないがバルサとベティスの間で接触があった。良いオファーなら移籍するだろう』と語りました。ベティスは売却額として3500万ユーロを設定。また、アルゼンチン代表MFジョバニ・ロ・チェルソがワールドカップ決勝に出場して合流が遅れた影響で、バレンシアとの開幕戦(第1節)は8月25日に延期されることが決定しました。エズ・アブデは膝の負傷から回復して全体練習に部分合流。GKディエゴ・コンデは少なくとも2ヶ月、アイトール・ルイバルは9月初旬まで離脱。カンテラからナゴロ・ブアレ、モランテ、パブロ・ガルシアが引き続き帯同。また、年間シート(アボノ)の譲渡条件を変更し、最大4人の非会員を無料登録できるようにしました。(via Estadio Deportivo)

セビージャFC

IK Siriusからスコットランド人FWロビー・ウレ(22歳)を固定650万ユーロ、変動250万ユーロ(総額最大900万ユーロ)で獲得、2031年までの契約を結び背番号9に決定しました。ウレは『セビージャは偉大なクラブであり、スペインや欧州での歴史に感動している。LALIGAでの挑戦はキャリアを次のレベルに引き上げる素晴らしい一歩だ』と意気込みを語りました。土曜日のレイヨ・バジェカーノ戦でデビューする可能性があります。また、MFジョアン・ジョルダンはポルトガルのエストレラ・アマドーラに完全移籍。セビージャが一部の給与を負担します。ジョルダンは『ロペテギは自分に最も影響を与えた監督。セビージャでの1年目がベストシーズンであり、ローマを破ったブダペストでのEL決勝は最も特別な思い出』と振り返っています。DFフェデリコ・ガットーニは契約解除の上、イタリア・セリエBのアスコリへフリーで移籍予定、すでに現地入りしています。アル・イテハドのGeorge Ilenikhenaのレンタル獲得は、相手クラブの金融問題(3300万ユーロの融資を行った保証会社の承認拒否)や、相手が2500万ユーロでの完全売却へ方針変更したことでブロックされています。最新の背番号発表では、アイザック・ロメロが伝統の16番を継承。オソが19番、アンドレス・カストリンが5番に決定しました。(via ElDesmarque)

バレンシアCF

ジローナの右サイドバック、アルナウ・マルティネス(23歳)の獲得に向けて交渉が進んでいます。選手とは5年契約、年俸300万ユーロで個人合意していますが、バレンシアが提示した400万ユーロ+ボーナスの第1オファーはジローナに拒否されました。ジローナは契約解除金800万ユーロでの売却を望んでいますが、最終的には600万ユーロに将来の売却の一部を留める条件で合意する可能性があります。また、ジローナのウクライナ代表MFビクトル・ツィガンコフにも関心を持っていましたが、バレンシアの最優先はラルジー・ラマザニ(リーズ所属)の獲得です。ラマザニ自身も復帰を望んでいますが、リーズ側がレンタルを拒否して完全移籍を求めているため難航しています。チームは水曜日にCDテルエル、木曜日にヘルクレスCFとの親善試合を急遽追加しました。これはベティスとの開幕戦が延期されたことに伴う調整です。今季のチケットは前季比で約15%値上げされ、Gol Xicotet Altoの40ユーロからTribuna Centralの114ユーロまでの価格設定となり、価格変動(ダイナミックプライシング)制が導入されることが警告されました。(via SPORT)

ジローナFC

バレンシア移籍を希望するアルナウ・マルティネスに対し、バレンシアからの400万ユーロのオファーを拒否し、より高額なオファーを求めています。一方、アル・イテハド(元バルセロナ)のMFウナイ・エルナンデス(21歳)を買い取りオプション付きのレンタルで獲得することが間近に迫っています。また、ウクライナ代表MFビクトル・ツィガンコフについては、セルタが獲得を本格化させており、移籍を容認する方向で交渉が進んでいます。中盤の要であるイバン・マルティン(27歳、契約2028年まで、解除金2000万ユーロ)には、セビージャ、レイヨ・バジェカーノ、ラシン・サンタンデール、ヘタフェの国内クラブに加え、ギリシャのパナシナイコス、トルコのクラブが関心を示しています。降格に伴い、売却金の一部30%を受け取る権利を持つビジャレアルの意向も含め、売却が加速する可能性があります。(via Mundo Deportivo)

RCセルタ・デ・ビゴ

ボカ・ジュニアーズのアルゼンチン代表FWエセキエル・セバジョスの獲得に向けて今週公式オファーを提示する予定です。ナポリが口頭合意に達しているものの、選手整理が遅れているためセルタが割り込む姿勢です。ジローナのビクトル・ツィガンコフの獲得交渉も並行して進んでいますが、セバジョスとの二者択一になります。ワールドカップ優勝メンバーのボルハ・イグレシアスはチームに合流し、『短い出場時間だったが信じられないほどの愛情を受け、圧倒された。仲間やスタッフ全員に感謝を伝え、アイアゴ・アスパスには可能な限り長く現役を続けてほしいと伝えた』と語りました。ディフェンダーのカルロス・ドミンゲスはリアル・オビエドへレンタル移籍。一方、Carles Pérezは年俸500万ユーロ(総額)の高給がネックで移籍先が難航しています。セルタは既にレンタル移籍の上限6枠を使用しており、完全移籍か契約解除のみが選択肢です。また、8月16日のオササナとの開幕戦(バライードス)は、ピッチの芝生が菌類に感染して深刻なダメージを受けており、セルタ側は10日間の延期をラ・リーガに要請。オササナ側は予定通りの開催を希望しており、12日にラ・リーガの技術者が現地検査を行います。(via SPORT)

CAオササナ

セルタ側からのバライードスでの開幕戦延期申請に対し、オササナは『予定通り8月16日に開催されることを強く望む』として反対の姿勢を示しています。ルイス・ミゲル・ラミス監督のもと、プレシーズンは5試合を戦い、ナポリ、アル・アインに敗北し、ラシン・サンタンデール、イプスウィッチ、ノリッジに勝利しました。(via Estadio Deportivo)

RCDエスパニョール

スポーツディレクターのモンチは、守備陣の補強と整理を進めています。セルタからUnai Núñez、イッシアカ・カマテ、アレックス・カラトラバを獲得。一方でPablo Ramón(ラシンへ)、フェルナンド・カレロ(マラガへ)を放出、ホセ・サリナス、ホセ・グラヘラ、アントニウ・ロカをレンタル放出しました。モンチはベシクタシュのドイツ人DFフェリックス・ウドゥオカイ(28歳)の獲得に向けて提案を準備中ですが、『フェリックスは優秀な選手だが市場にある多くの名前の1つに過ぎず、まだ決まった話ではない』と慎重な姿勢。また、FWハビ・プアドが約1ヶ月後に復帰する予定です。(via Estadio Deportivo)

エルチェCF

マルティン・アンセルミ新監督が就任。ビクター・チュストは監督について『エダー・サラビア前監督と同様に選手に近い素晴らしい人柄であり、自分の新たな役割である3バックの中央リベロからボランチにシフトするスタイルに大きな手応えを感じている』とコメント。さらに、オーストリア代表DFダビド・アッフェングルーバーの残留を熱望しつつ、新加入のフェル・ニーニョへの信頼を語りました。カンテラの18歳DFダビド・エルナンデス、そしてUmaru Konareの台頭に期待を寄せています。また、レアル・ソシエダからセットプレーの専門家ホセ・ロドリゲスがスタッフに加入しました。(via SPORT)

UDレバンテ

ビジャレアルの22歳アルゼンチン人MFチアゴ・フェルナンデスを今季終了までのレンタル(買い取りオプション、ビジャレアルの買い戻し特権付き)で獲得したことを正式発表。フェルナンデスは、昨季後半にリアル・オビエドで16試合4アシストを記録。クラブはこれまでにエンゾ・バルデリ、アイサ・マンディ、ダニ・レケナ、ウーゴ・ソテロ、ヤニス・ムスアイ、チアゴ・フェルナンデスを補強。プレシーズンは6戦4勝2敗。開幕戦はエスパニョール戦です。(via Estadio Deportivo)

マラガCF

ラ・ロサレダでフルハム(アルベロア新監督)との「コスタ・デル・ソル杯」を戦う親善試合を控えています。しかし、新加入のフェルナンド・カレロ、カルロス・ドトールが負傷。さらにムリージョ、ムサも負傷離脱しており、フアンペ、オチョアは個別調整を行っているため、開幕戦となる8月19日のアウェイ戦(対アトレティコ・マドリード)に向けて、守備陣の深刻な駒不足に直面しています。新加入のフアン・クルス、ホセ・サリナスは出場可能です。(via SPORT)

ビジャレアルCF

若手の放出として、チアゴ・フェルナンデスをレバンテへ、19歳のウーゴ・ロペス(U19欧州チャンピオン)をFCアンドラへそれぞれ今季終了までレンタル。また、GKアルナウ・テナスがマジョルカへレンタル移籍。また、元ビジャレアルでリアル・オビエドのハイス・ハッサンのセルティック移籍(移籍金最大1050万ユーロ)が完了に近づいており、ビジャレアルは契約時の条項に則り、売却金の40%(280万ユーロ)を受け取る予定です。(via SPORT)

アスレティック・ビルバオ

エディン・テルジッチ新監督のもと、DFウーゴ・リンコン(23歳、ジローナへのレンタルから復帰)を右サイドハーフ兼任の極めて攻撃的なサイドバックとして練習。リンコンは『新しいポジションは非常に刺激的で、テルジッチ監督はサイドの選手にゴールや決定的な仕事を求めている。今季こそサン・ママンでデビューしたい』と決意を語りました。守護神ウナイ・シモンが絶対的な地位を築く中、控えGKジュレン・アギレサバラのラシン・サンタンデールへの完全移籍が決定。移籍金は450万ユーロ(最大500万ユーロ)で、将来の優先交渉権や売却率30%をビルバオが保持します。(via Estadio Deportivo)

ラシン・サンタンデール

アスレティックからGKジュレン・アギレサバラを2031年までの契約で獲得。新ディフェンダーのペドロ・フェリペ(22歳ブラジル人)も獲得。一方、19歳の左サイドバック、ホルヘ・サリナスに対しバルセロナやアトレティコが関心を示し、すでに1400万ユーロのオファーを提示。しかしスポーツディレクターのチェマ・アラゴンは『本日現在、サリナスは1600万ユーロの契約解除金の満額支払い以外では絶対に売却しない。我々はサリナスを9月2日以降もチームに残すための障害をあらゆる手段で設けるつもりだ』と語りました。OBのセルヒオ・カナレスがクラブの環境の素晴らしさを新加入候補にアピールして支援しています。(via ElDesmarque)

カディスCF

イマノル・イディアケス監督を開幕4日前に電撃解任。表向きは双方合意と発表されましたが、実際はイディアケス監督が契約書(登録証)へのサインを拒否し、2028年までの無条件での契約延長を要求(クラブは降格等による解除条項を希望)したこと、また補強内容への不満が対立の原因です。後任として、元バレンシアやパフスのアルベルト・セラーデス新監督が就任(2年契約)、火曜日に初練習。また、昨季加入したスソ・フェルナンデス(31歳)に対し、年俸がチーム最高(90万ユーロ)かつ負傷(14試合欠場)と低調なため、クラブは減給か退団を迫っていますが、本人は完全移籍を頑なに拒否しており、去就が混迷しています。(via Estadio Deportivo)

RCDマジョルカ

GKアルナウ・テナスをビジャレアルからレンタルで獲得。また、レアル・サラゴサのアドリアン・リソの獲得が決定。移籍金は固定250万ユーロ、ボーナス50万ユーロ(サラゴサは将来の売却率20〜30%を保持)。ヤン・ビルヒリを1200万ユーロで売却して得た資金を投入。また、ヘタフェからDFヨハン・モヒカの獲得に向けて50万ユーロのオファーが届いており、モヒカは本日の練習を検査理由で欠席しています。マスカレル、アサノ、ムリキ、パブロ・マフェオ、カイル・ラリンらを放出しました。(via ElDesmarque)

ヘタフェCF

マジョルカのコロンビア代表DFヨハン・モヒカ(35試合に出場)を獲得すべく、約50万ユーロのオファーを提示して交渉。モヒカはボルダラス監督のプレースタイルや戦術に適応可能。新加入のサバ・サゾノフ、オレル・マンガラの獲得を発表し、ベティスのイケル・ロサダへの関心も示しています。フアン・イグレシアスはセビージャへ移籍しました。(via Estadio Deportivo)

リアル・サラゴサ

マジョルカとアドリアン・リソの完全移籍に合意し、売却。また、カンテラからディフェンダーのウーゴ・カリージョ(Hugo Carrillo)に対し複数クラブからオファーが届いていますが、サラゴサは代わりとなる新規ディフェンダーを確保するまで、カリージョの放出をブロックしています。カンテラのイケル・バディージョ(Iker Vadillo)は、フベニールBからBチームに昇格し、イバイ・ゴメス監督の意向でトップチームの練習にも参加しています。(via ElDesmarque)

リアル・オビエド

エジプト代表ハイス・ハッサンをセルティックへ最大1050万ユーロ(固定700万+変数350万ユーロ)で売却。売却金のうち40%は前所属のビジャレアルに支払われますが、クラブ史上最大の売却額を達成。この資金を使い、これまで登録できずにいた新規選手の登録を一気に完了させることが可能になり、ジュリアン・カレーロ新監督の懸念を解消。セルタからDFカルロス・ドミンゲスを今季終了までのレンタルで獲得しました。(via ElDesmarque)

FCアンドラ

ビジャレアルBから24歳アルゼンチン人DFラウタロ・スパッツを獲得。スパッツは『ジェラール・ピケ氏(クラブオーナー)本人から熱心な獲得要請の電話があり、私の大好きなプレースタイルであるハイラインで勝負できるという点、そして彼が私のアイドルだったことで移籍を決めた』と明かしました。また、ビジャレアルから19歳FWウーゴ・ロペス(U19欧州チャンピオン)を今季終了までレンタルで獲得。ガエル・アロンソは脛骨骨折で全治4〜5ヶ月の長期離脱となっています。(via SPORT)

【本日の総括】

ラ・リーガの男子フットボール界は、開幕を目前に控えてカディスの電撃的な監督交代や、バライードスの芝生の菌類感染による開幕戦延期問題、さらにはラシン・サンタンデールのサリナスを巡る1600万ユーロの固執姿勢など、ピッチ内外で非常に激しい動きが見られます。各クラブとも、移籍市場の終盤に向けて限界ギリギリの交渉と登録作業を続けており、新シーズンの勢力図がどのようになるのか、今後のリーグ全体の行方に大きな関心が集まっています。