カメジョのダブルとラティウの得点で2度のビハインドを跳ね返し今季初白星を挙げる
✅ 移籍市場最終日の残留劇から即大仕事!フルアムのオファーを蹴ったラティウが同点弾
フルアム移籍の噂を打ち消し残留した右サイドバックが見事な一撃と沈黙のパフォーマンスを披露
✅ オリンピック王者が今季5点目でリーグ得点王タイへ!エース・カメジョが驚異の決定力
バルサ戦に続く2ゴールで勝利をもたらしラフィーニャと並ぶピチーチに君臨
✅ 勝利の代償は大きすぎる3枚の赤紙!退場者続出で次節レアル・マドリード戦に大打撃
フラン・ペレス、デ・フルートス、アシスタントコーチが退場となり次節出場停止へ
✅ バジェカスで約3000人がプレサ会長退陣デモ!年間シートホルダーによる集団訴訟も視野に
マドリード州議会からスタジアムまで行進しスタジアム問題に対する抗議活動を展開
✅ 副会長サルダがマドリード州を非難!「スタジアムは万全なのに嘘つき呼ばわりされた」
試合前の会見で州の理不尽な対応に怒りを露わにし早期解決を求める
✅ ベニャット・サン・ホセ監督が語る勝利への渇望と退場劇への不満
待ち望んだ今季初勝利に安堵しバタジャへ勝利を捧げつつも審判の判定に疑問
✅ エース・カメジョが語るスタジアム奪還への覚悟と好調の背景
ブタルケでの勝利に満足せずバジェカス帰還を訴え夏の充実した休暇が好調の秘訣と明かす
死闘の末に掴んだ今季初勝利!ラシン・サンタンデールを3-2で下す
ラシン・サンタンデールとの激しい死闘を3-2で制し、ついに待ち望んだ今季初勝利を掴み取りました。
試合はレガネスのブタルケスタジアムで行われ、両チーム合わせて5ゴールが飛び交う、極めてエキサイティングな展開となりました。
前半4分、ラシンのセルヒオ・カナーレスに強烈な直接フリーキックを叩き込まれ、早々に先制を許してしまいます。しかしラージョは動じることなく反撃を開始し、前半16分にアンドレイ・ラティウの豪快なシュートで同点に追いつきます。その後、前半27分にウナイ・ロペスが自陣エリア前でボールを奪われる手痛いミスを犯し、それを拾ったラシンのパブロ・ガルシアにグラウンダーのミドルシュートを決められ、再び勝ち越されてしまいました。
それでも前半43分、ウナイ・ロペスが自らのミスを取り戻すような見事なアウトサイドクロスをエリア中央に送り、これをセルヒオ・カメジョが絶妙なコントロールで受けて相手DFをかわし、シュートを突き刺して2-2の同点に追いつきました。
後半に入ると、開始直後の46分に再びウナイ・ロペスのパスにカメジョが反応し、相手GKの股を抜く技ありのシュートでついに3-2と勝ち越しに成功しました。
試合終盤の80分には、ラシンのザビリにネットを揺らされて3-3の同点に追いつかれたかに見えましたが、直前のゴールキーパーに対するファウルがあったとして、ビデオ・アシスタント・レフェリーの介入によりゴールは取り消され、ラージョは九死に一生を得ました。
85分には途中出場のフラン・ペレスが肘打ちによって退場処分となり、さらに終了間際にはベンチのジョルジュ・デ・フルートスまでが退場処分を受けるなど、終盤は極めて荒れた展開となりました。残り時間を10人で戦い、ラシンの猛烈な猛攻に晒されながらも、守護神が終了間際のザビリの強烈なヘディングシュートを死守し、リードを守りきって勝ち点3をもぎ取りました。
この結果、ラージョは4試合を終えて1勝2敗1分、勝ち点4で中位に浮上しています。(via Estadio Deportivo)
移籍市場最終日の残留劇から即大仕事!フルアムのオファーを蹴ったラティウが同点弾
移籍市場の最終日までプレミアリーグのフルアムへの移籍が取り沙汰されていたルーマニア代表右サイドバックのアンドレイ・ラティウが、チームに残留した直後の試合で大仕事を成し遂げました。
ラティウは市場最終日、代理人とともにクラブのオフィスを訪れて自身の将来について話し合いを行い、最終的にラージョ残留を決断していました。
前節のバルセロナ戦は軽い体調不良のためベンチスタートとなっていましたが、この日は右サイドバックとして先発に復帰。前半16分、セルヒオ・カメジョからのパスに連動した電撃的なカウンターから、目の覚めるような右足の弾丸シュートをネットに突き刺し、試合を振り出しに戻しました。
ゴールを決めたラティウは、移籍騒動や周囲からの雑音をはねのけるように両耳をふさぐ特徴的なパフォーマンスを披露し、サポーターに自身の揺るぎない覚悟を示しました。
プレミアリーグで未だ勝利のないフルアムの関係者たちは、ラティウのこの素晴らしい活躍を見て、今頃ロンドンで悔しがっているに違いありません。(via MARCA)
オリンピック王者が今季5点目でリーグ得点王タイへ!エース・カメジョが驚異の決定力
ラージョの絶対的エースであるセルヒオ・カメジョが、前節のバルセロナ戦での2ゴールに続き、この日も2ゴール1アシストと全ての得点に関与する素晴らしいパフォーマンスを披露しました。
カメジョはこれでアラベス戦、バルセロナ戦に続き3試合連続のゴールとなり、今シーズンの通算得点数を早くも5ゴールに伸ばしました。これはバルセロナのラフィーニャと並んで、ラ・リーガの暫定得点王のトップに君臨する驚異的な記録です。
試合後、エースとしての貫録を見せたカメジョは、以下のように逆転勝利の喜びを熱く語りました。
『これまでの3試合では自分たちが先制しながら最終的に逆転を許すという、本当に不本意な戦いが続いていました。しかし、今日2度もリードを許しながらも心が折れずに逆転まで持っていけたことは、このチームの底力をよく表しています。団結力と、毎日積み重ねてきた努力の賜物です。これまでは内容に見合わない結果が続いていましたが、今日ついに正当な報酬を得ることができました。』
自身の絶好調の要因について問われると、充実した夏の過ごし方に言及しました。
『夏の間はしっかりとフットボールから頭を切り替えてリフレッシュし、かけがえのない人たちと過ごすことができました。自分の人生の中で最も美しい夏だったと断言できますし、その精神的な充実感がピッチ上でのパフォーマンスに直結しています。友人や兄弟など、本当に自分を支えてくれる健康的な人たちと一緒に過ごせたことが大きかったです。彼らは、私が全くゴールを決められず苦しんでいた暗い時期もずっとそばで支えてくれた存在であり、だからこそ今、私以上にこの活躍を喜んでくれています。』(via Mundo Deportivo)
勝利の代償は大きすぎる3枚の赤紙!退場者続出で次節レアル・マドリード戦に大打撃
ラシン戦で貴重な勝ち点3を手に入れたラージョですが、その代償はチームの根幹を揺るがすほど非常に大きいものとなりました。この試合でラージョは、選手2名とスタッフ1名の合計3枚のレッドカードを提示され、ピッチ内外で大荒れの事態となったのです。
最初の退場劇は後半85分に起こりました。途中出場していたフラン・ペレスが、ラシンのサリナスに対する肘打ちを行ったと主審に判定され、一発退場となりました。
続いてその直後、フラン・ペレスの退場判定に対してベンチから抗議を行ったセットプレー担当アシスタントコーチのイバン・ファゴアガ・アギーレにレッドカードが示されます。
さらに悪夢は続き、後半90分には、すでに後半65分にベンチに退いていたジョルジュ・デ・フルートスまでもがレッドカードを突きつけられました。主審のキンテロ・ゴンサレスは公式の試合報告書に、ベンチから飛び出し、大声でジェスチャーを繰り返しながら、自分の判定に対してしつこく抗議したため、と退場理由を記録しています。一方、チーム側からは、デ・フルートスが判定への不満からベンチの近くにあった冷蔵庫を蹴ったことが問題視されて退場にされたという見方が出ており、選手たちから反論の声が上がっています。
この結果、右ウイングの主力であるデ・フルートス、交代策の切り札であるフラン・ペレス、さらにはセットプレーの戦術コーチを欠いた状態で、次節に控えるサンティアゴ・ベルナベウでのレアル・マドリード戦に挑まなければならなくなりました。非常に深刻なスクランブル体制を強いられることになります。(via MARCA)
バジェカスで約3000人がプレサ会長退陣デモ!年間シートホルダーによる集団訴訟も視野に
ピッチ上で激闘が繰り広げられる数時間前、地元バジェカス地区ではクラブの未来を憂う数千人の熱狂的なサポーターによる大規模な抗議デモが実施されていました。
サポーター団体であるプラットフォームADRVやファンペニャ連盟が主催し、およそ3000人の参加者が「El Rayo es de Vallekas o no será(ラージョはバジェカスのものである、さもなくば存在しない)」という強烈なメッセージを掲げ、マドリード州議会前からスタジアムまで行進しました。
参加者たちは「プレサ、出て行け」や「ラージョを沈没させるのを見たくはない」といった会長の辞任を要求するチャントを叫び、ラウル・マルティン・プレサ会長の乱暴なクラブ運営と、スタジアムの安全問題によりレガネスへの本拠地追放を強いられている不条理な現状に対して怒りの声を上げました。
この抗議行進を優先するため、多くのサポーターがレガネスでの試合観戦をボイコット。1万2000人以上いる年間シートホルダーのうち、Butarqueに向かったのはわずか約2000人にとどまるという事態になりました。
このデモには、クラブの象徴的なレジェンドOBであるヘスス・ディエゴ・コタ、ラモン・デ・キンタナ、アントニオ・アネロといった顔ぶれも参加。SNSで事前に連帯のメッセージを発信し、サポーターとともに抗議の列に加わりました。
さらに、年間シート料金を支払ったにもかかわらず、本来のスタジアムで試合を観戦できないことによる経済的・精神的損害に対し、サポーターグループは消費者団体FACUAや複数の法律事務所と提携して、クラブに対する集団訴訟の手続きについて本格的な検討に入っていることが明らかになりました。(via SPORT)
副会長サルダがマドリード州を非難!「スタジアムは万全なのに嘘つき呼ばわりされた」
クラブの副会長を務めるホセ・マリア・サルダが、ラシン戦の試合前にマドリード州の対応を痛烈に批判し、激しい言葉で不満をぶちまけました。
サルダ副会長は、ブタルケスタジアムの地元サポーター席がスカスカになっている異常事態に言及し、以下のように自らの胸中を吐露しました。
『ファンの方々には、自分たちのスタジアムに帰れる日は本当にすぐそこまで来ていると約束したい。マドリード州は今すぐに一歩を踏み出し、我々のホームスタジアムの使用を認めるべきだ。なぜなら、スタジアムの安全性は州自身の派遣した技術者たちの手によって厳密に検証され、すべて基準を満たしていると確認されているからだ。それなのに、州の担当者は私たちを嘘つき呼ばわりしてくる。一体、我々がどんな嘘をついたというのか。』
『確かに我々の運営側にもいくつかの不手際があったことは認めるが、それはすべて解決済みだ。それにもかかわらず、クラブとサポーターがこのような不当で苦しい扱いを受け続けなければならない理由などどこにもない。』
このように副会長はスタジアムがすでに万全の安全基準に達していると強く主張しました。しかし、マドリード州側は、依然としてラージョ側の安全性や衛生面での改善要求に対する対策が完了していないとして、完全にすべての条件がクリアされるまではスタジアムの使用権をクラブに返還しない方針を崩していません。両者の主張は真っ向から対立しており、泥沼の膠着状態が続いています。(via MARCA)
ベニャット・サン・ホセ監督が語る勝利への渇望と退場劇への不満
見事に今季初勝利を飾ったベニャット・サン・ホセ監督が、試合後に選手たちへの称賛と、審判への尽きない怒りを語りました。
監督は苦しんだ末に得た初白星に深い安堵を示しながら、以下のように総括しました。
『この勝利はチームにとって非常に重要で、喉から手が出るほど欲しかったものだ。単に勝利したという結果だけでなく、その試合プロセスが実に見事だった。非常に完成度の高い、スペクタクルなフットボールを体現できた。選手たちは完璧に機能し、今週私たちが必死に準備してきたゲームプランを、ピッチの上で見事にそのまま実行してくれた。この大きな勝利を、現在負傷で戦列を離れているゴールキーパーのオーグスト・バタジャに全力で捧げたい。』
また、今やリーグ得点王に躍り出たエースのカメジョについては、その多才さを大絶賛しています。
『彼はピッチ上のあらゆる役割を極めて高いレベルでこなす、非常に多才な選手だ。チームのために信じられないほどの走力と献身性を見せてくれる。我々が目指すフットボールのDNAを体現していると言える。9番としてゴールを決めることもできれば、味方を生かすアシストもできる。さらには偽の9番や10番のように振る舞い、相手のライン間に侵入して数的優位を作り出すことができる。しかし、私は彼の才能を誰よりも信じているからこそ、これからさらに高い要求を突きつけていくつもりだ。彼はここで満足せず、今後も努力を続けなければならない。』
一方で、一挙に3人もの退場者を出した不穏な判定については、審判への疑問を隠しませんでした。
『一瞬のうちにベンチも含めて3人もの退場者を出したことは、今後の戦いを考えても非常に大きな痛手であり苦痛だ。試合中、ベンチの我々の血が熱くなり、感情が高ぶることは誰にでもあることだ。その熱をうまくコントロールするのも容易ではない。今回は、セットプレーの分析と指導を担当している私のアシスタントコーチ、そしてベンチで冷蔵庫を蹴ったとされるデ・フルートスが退場になった。審判は、デ・フルートスが冷蔵庫を蹴ったことが退場理由だと言った。もちろん審判を心から尊重しているし、人間だから間違うこともある。しかし、あのような些細な行動で選手を退場にするというのは、あまりに強硬で厳しすぎるのではないか。フランの肘打ちの件も、私の見解ではお互いに競り合う中で自然に体が当たっただけで、レッドカードを出されるような悪質なプレーでは断じてない。アシスタントコーチの退場理由に関しても、ベンチから誰かを侮辱するような言葉は一切聞こえてこなかったため、なぜ処分されたのか全く理解できない。』
さらに、スタジアム復帰へのサポーターの動きについても、熱いメッセージを送りました。
『自分たちの本来のホームスタジアムでプレーすることは、良いプレーを見せることや、クラブのユニフォームやエンブレムを着用すること、実地での練習に励むことと同じくらい、私たちにとって本質的で不可欠なことだ。ホームで戦うサポーターの力は、我々にとって決定的な推進力になる。レガネスに移動する際も、彼らの計り知れないサポートと愛を感じることができたが、これがもし自分たちのホームスタジアムだったらどれほどの爆発力を生むか、容易に想像がつくだろう。ファンには、本来のスタジアムでプレーすることを求め、声を上げてデモを行う完全な権利がある。私たちも彼らの思いを心から強く支持している。スタジアムが正常な状態にあるのなら、今すぐに本来の場所で試合を行うべきだ。』(via MARCA)
エース・カメジョが語るスタジアム奪還への覚悟と好調の背景
この試合のヒーローであるカメジョもまた、試合終了後の会見で、勝利への満足感とともに、クラブが現在直面しているスタジアム追放問題への真摯な懸念を口にしました。
カメジョは、一時的に本拠地としているブタルケでの勝利だけで問題が解決したわけではないと釘を刺し、サポーターに寄り添う姿勢を見せました。
『次の試合こそは、本来のホームスタジアムであるバジェカスでプレーできるようになることを心から願っている。今日の逆転勝利は素晴らしい成果だが、それによって私たちが日々味わっているスタジアム追放という不条理な苦しみが洗い流されるわけではない。私たちはファンの声援を心の底から渇望している。バジェカスは本来のスタジアムを必要としており、私たち選手もそのためにピッチ上で命がけで戦っている。すべてをあるべき姿に戻すために、関係者は今すぐに正しい行動を起こし、事態を正常化させるべきだ。』(via Mundo Deportivo)
【本日の総括】
本拠地追放やサポーターの大規模デモ、そして試合中の物議を醸す判定や3枚のレッドカードなど、クラブを取り巻く極限のストレスの中、ラージョは驚異的な団結力とカメジョの決定力で今季初勝利を掴みました。この勝利がスタジアム復帰への強力な追い風となることを願うばかりです。
