相手のヘディングシュートを防ぐも担架で搬送された守護神バタジャ!交代枠を使い切ったラージョを襲った悲劇の数々

ラージョの正ゴールキーパーを務めるアウグスト・バタジャを襲ったアクシデントは、 Butarque で戦うチームを完全な防戦一方へと追い込む最大の引き金となりました。

後半55分、アラベスのミケル・ロドリゲスがディフェンスラインの背後へと送った鋭いスルーパスに、FWトニ・マルティネスが完全に抜け出しました。バタジャはこの危機に対し、抜群の反応速度でエリア外まで飛び出して身体を投げ出し、トニ・マルティネスの決定的なシュートを身体に当てて防ぐ超人的なスーパーセーブを披露しました。しかし、その強烈なブロックの際、トニ・マルティネスのスパイクがバタジャの右足へと不意に直撃。

バタジャは芝生の上で激しい痛みに悶え、立ち上がることができませんでした。メディカルスタッフが急いでピッチに入り治療を行いましたが、自力での歩行は完全に不可能と判断され、最終的には担架に乗せられて観客からの拍手に包まれながら退場を余儀なくされました。この結果、控えキーパーのダニ・カルデナスの緊急投入が必要となりました。しかし、この時点でチームはすべての交代窓を使い切ってしまっていたため、その後に疲労や痛みを訴えるフィールドプレイヤーが出ても交代させることができず、終盤の強度低下を引き起こす最大の要因となりました。 (via Mundo Deportivo / MARCA)

アラベス側が激怒し Palco での観戦をボイコット!ビジター用チケット配布を拒んだラージョ運営陣への厳しい不満

今回の Butarque での試合は、両クラブのフロント間における極めて深刻な政治的対立と怒りを引き起こす結果となりました。スタジアムのキャパシティ(14400席)には十分な余裕があったにもかかわらず、ラージョの役員会はアラベスのサポーター向けのチケット販売枠(ビジターチケット)の提供を行わないという一方的な決定を下しました。

アラベス側は、これまでの数日間にわたり、ファンがアウェー遠征を行えるよう、チケットの配分についてラージョ側に再三の要請と連絡を行ってきましたが、ラージョ側は連絡を遅らせ続けた末、試合を翌日に控えた水曜日の朝になって突然『アウェー席は一切販売しない』と一方的に通告してきました。

この対応に対し、デポルティボ・アラベスは『ラージョ側が常に最大限の協力的な姿勢を見せていたという言い分は、全くの虚偽であり、断固として拒絶する。フットボールの主役であるファンがチームをサポートする権利をこのように理不尽に奪う行為は絶対に許されない』という極めて強い抗議声明を発表。さらに、怒りを示したアラベスの会長をはじめとする直属の役員会メンバーの全員が、Butarque のVIP席への着席をボイコットし、スタンドや控えエリアでの立ち会いすら完全に拒否する「plantón」を実行し、ラージョ運営陣の不誠実さを非難しました。 (via ElDesmarque / MARCA)