新たな9番候補フリアン・アルバレスへの固執とアトレティコとの軋轢
ロベルト・レバンドフスキの退団に伴い、バルセロナは新たなストライカーの獲得を最優先事項としている。最大のターゲットはアトレティコ・マドリードのフリアン・アルバレスだ。
アルバレスはオーストリア戦後に『クラブの人たちとは話すべきことを話した。移籍が全員にとってベストだと思うし、自分の夢を叶えたい』と公に退団希望を明言した。この発言はバルサ内で歓迎されたが、アトレティコ側は半年以上契約を残す選手と接触しているとして激怒しており、FIFAへの提訴も辞さない構えを見せている。アトレティコは5億ユーロの契約解除金が支払われない限り移籍を認めない方針だ。バルサは時間を置いて状況が冷めるのを待ってから再オファーを出す構えであり、フリック監督とデコSDは彼の流動性やプレスの能力、ラミン・ヤマルら若手との適応性を高く評価している。
元バルサのハビエル・サビオラは『バルサはフリアン・アルバレスにとって理想的な場所だ。彼がよりゲームに参加できるようになり、素晴らしい選手たちに囲まれて非常に高いパフォーマンスを発揮できるだろう』と語り、『レバンドフスキとは全く関係ない。典型的な致命的ストライカーではなく、非常に完成されていて、ウイング、エンガンチェ、トップ下でもプレーできる。技術的に非常に優れている』と絶賛している。
(via SPORT / Estadio Deportivo)
FWのターゲット、アスラニを逃しクルピやビシウへ関心
フリアン・アルバレスの獲得が難航した場合の代替案としてリストアップしていた選手たちの動向も激しくなっている。
バルサが安価な選択肢として注目していたホッフェンハイムの23歳、フィスニク・アスラニは、ボルシア・ドルトムントが約3000万ユーロの契約解除金を支払って獲得することが決定的となった。本人は過去に『バルセロナでプレーすることは常に私の最大の夢でした』と語っていたが、バルサはこのチャンスを逃した。また、ユベントスのドゥシャン・ヴラホヴィッチも市場にいるが、バルサは高額な給与が給与体系に合わないため、市場が劇的に変わらない限り動くつもりはない。
現在バルサが有力な代替案として注視しているのが、ボーンマスに所属する20歳のエリ・ジュニオール・クルピだ。179cmの右利きFWで、今季プレミアリーグで13ゴールを記録。1年前に1500万ユーロだった市場価値は7000万ユーロに急騰している。フランスの世代別代表で29試合19ゴールを挙げており、バルサのスカウト網は以前から彼を高く評価している。
また、将来への投資としてクラブ・ブルージュの18歳ウイング、ジェシー・ビシウにも関心を寄せている。最初の公式オファーを提示したが、ブルージュ側が要求額を下回る売却を拒否したため交渉は冷却化している。加入した場合はバルサ・アトレティックでプレーし、その後トップチームへ昇格する計画であり、選手本人はバルサでのプレーを好意的に受け止めている。
(via SPORT / Mundo Deportivo / Esport3)