チーム再建とデミチェリス監督の続投
⚽️ マルティン・デミチェリス監督はチームをセグンダ・ディビシオン降格から救うことはできなかったものの、来シーズンも引き続き指揮を執ることが決まっている。パブロ・オルテルス・スポーツディレクターとともに、1年でのプリメーラ復帰という野心的なプロジェクトの設計に急ピッチで取り組んでいる。クラブは約1850万ユーロの降格援助金を受け取る予定であり、セグンダ・ディビシオンの他のライバルクラブと比べて豊富な資金力を持つことになる。しかし、クラブは給与総額の削減と、セグンダの戦いに適したバランスの取れたチーム作りを迫られており、ただ名前のある選手を集めるだけでは許されない厳しい現実がある。現在の最初の補強リストには、右ラテラル、左ラテラル、左利きのセンターバック、守備的ピボテ、ウイング、ストライカーという6つのポジションが挙げられている。なお、プレシーズンは7月にスタートする予定だが、具体的な日取りはまだ決定していない。(via SPORT)
パブロ・マフェオの移籍
🇬🇷 パブロ・マフェオのギリシャ・オリンピアコスへの移籍が間近に迫っている。クラブ間での合意はほぼ完了しており、移籍金は約300万ユーロ、3年契約となる見込みである。これはオリンピアコスのホセ・ルイス・メンディリバル監督の強い要望によるもの。現在コロンビアで休暇中のマフェオ本人の最終的なイエスを待って、両クラブ間で書類の交換が行われる予定となっている。過去の移籍市場ではノッティンガム・フォレストから500万ユーロ以上のオファーがあった際、マジョルカはボーナスなどの条件を吊り上げて移籍を阻んだ経緯があった。しかし、降格という現実がクラブの交渉力を弱め、以前より低い金額での妥協を余儀なくされた。マジョルカで公式戦160試合に出場し、直近のプリメーラでのサイクルにおいて最も象徴的な選手の一人であった右ラテラルが、新たな舞台へ旅立とうとしている。(via Estadio Deportivo)
ヴェダト・ムリキの去就
🇹🇷 ヴェダト・ムリキのトルコ・フェネルバフチェへの移籍は、同クラブの会長選挙の結果に大きく左右される状況にある。アジズ・ユルドゥルム候補が選挙で勝利すれば、ムリキは2029年までの契約を結ぶことで既に合意に達している。マジョルカは当初1800万ユーロの移籍金を要求していたが、ムリキ本人がパブロ・オルテルスSDに直接値下げを直訴した経緯もあり、ユルドゥルムが会長に就任した暁には1500万ユーロを下回らない額での売却を見込んでいる。ただし、マジョルカは選手の保有権を100%持っているものの、過去に所属していたイタリアのラツィオが今回の売却で得られる利益の45%を受け取る権利を有している。マジョルカが彼を獲得した際の費用は約800万ユーロであったため、この権利関係が移籍で得られる実質的なクラブの利益に大きく影響を与えることになる。なお、フェネルバフチェの対立候補であるハカン・サフィも強力な補強を約束しており、ムリキの移籍は選挙戦の行方次第となっている。(via Mundo Deportivo)
サイル・ラリンの退団
🏴 チームの再編成を進める中で、サイル・ラリンの退団がいち早く決定した。金曜日にはイギリスへ渡り、サウサンプトンへの移籍手続きを進めている。この取引により、マジョルカの金庫には約300万ユーロがもたらされることとなり、この資金はプリメーラ復帰に向けた今後の補強資金として活用される予定である。(via MARCA)
ヨハン・モヒカの放出
🇨🇴 コロンビア代表としてワールドカップに出場する予定のヨハン・モヒカは、マジョルカとの契約をもう1年残している。本人は自身のSNSで『来シーズンの目標を一緒に達成しよう』とファンに向けて発信し、チームに残留する意思を明確にしていた。しかし、クラブの意向は全く異なっており、パブロ・オルテルスSDはすでに選手の周辺に対して今夏の放出に向けて動く意志を伝えている。8月には34歳を迎え、チーム内でも高給取りの部類に入るため、クラブは左ラテラルに別のプロファイルを持つ選手を補強したいと考えている。ビジャレアルから150万ユーロで加入した彼の未償却分は約50万ユーロであり、マジョルカはこの低い金額に近い条件で彼の退団を容認し、経済的なダメージなしで彼とのサイクルを終える構えである。(via Estadio Deportivo)
その他選手の去就
🔄 中盤のオマル・マスカレルの未来も不透明な状況にある。デミチェリス監督やクラブは彼の残留を重要視しているが、昨冬の移籍市場でブラジルのアトレチコ・ミネイロからオファーを受けた際にクラブから冷遇されたと感じており、そのことへの不満から、簡単にクラブの要求に応じるつもりはない姿勢を見せている。また、スペインA代表デビューを果たして価値が急騰しているゴールキーパーのレオ・ロマンについても、オルテルスSDは残留を望んでいるものの、フロント陣は彼やビルヒリ、パブロ・トーレといった選手たちにプリメーラ・ディビシオンのクラブから魅力的なオファーが届くと予想している。これら1部リーグからの関心を集める選手たちを抱えたままプロジェクトを進めることは容易ではない。一方で、マルティン・バルイェント、マヌ・モルラネス、アントニオ・サンチェス、セルジ・ダルデルといった契約を残す主力選手たちの去就も、今後の給与制限とチーム再編の中でどう扱われるかが注目されている。(via SPORT)
【本日の総括】
セグンダ降格に伴い、マジョルカはデミチェリス監督のもとで大幅な血の入れ替えを敢行中。マフェオやムリキ、モヒカ、ラリンといった主力の放出による資金確保と給与調整を進めつつ、1年でのプリメーラ復帰に向けた厳しくも野心的なチーム再建の夏が始まっている。