セビージャFC
サンチェス・ピスフアンで開催された第15回「アントニオ・プエルタ杯」は、アストン・ヴィラが3-1でセビージャFCを下し、トロフィーをイングランドへ持ち帰る結果となった。
観客数31,410人が詰めかけた記念試合は、後半53分に動く。ペケの放ったシュートのこぼれ球に詰めたのは、亡きグスタボ・プエルタと同じ背番号16を背負うイサック・ロメロだった。泥臭く押し込んだイサックは、ユニフォームの16番を掲げ、ピッチ脇に置かれたグスタボ・プエルタへの献花台に向かって深々と指をさす感動的な先制ゴールを決めた。しかし、ルイス・ガルシア・プラサ監督が後半途中に若手を大量投入すると守備の強度が低下。70分にバークリー、78分にガルナチョ、83分にジェナーに連続ゴールを許し、鮮やかな逆転負けとなった。
試合前には、セビージャをEL3連覇(2014-2016)に導いたアストン・ヴィラのウナイ・エメリ監督に対する盛大なオマージュが実施された。ヘスス・ナバスから記念の額縁が手渡され、ピッチ脇には当時の3つの欧州トロフィーが展示。スタンドからは当時のチャントが響き渡り、温かい拍手が送られた。(via ElDesmarque)
セビージャFC
試合の影で最大のショックとなったのが、ブラジル人DFマルカン(マルカオ・テイシェイラ)の悲劇的な再負傷だった。約1年間の長期離脱を経て、この日のアストン・ヴィラ戦でついに待望の先発復帰を果たしたマルカンだったが、前半わずか25分に再び筋肉系のトラブルを発生。プレー続行不可能となり、悔しさのあまり顔を覆いながらベンチへと退いた。
2022年7月の加入以来、数々の怪我に苦しみ続けてきたマルカンは、これで怪我による離脱期間が通算589日に達し、600日という悪夢の数字が目前に迫っている。また、この試合ではトップチームデビューとなった若手GKフラン・ゴンサレスが好セーブを見せたものの、マリオ・ディアスの痛恨のビルドアップミスやファビオ・カルドーゾの脆さが目立ち、守備陣の層の薄さが露呈する格好となった。(via Estadio Deportivo)