アスレティック・ビルバオ

この伝統のダービーで最大の輝きを放ったのは、決勝ゴールを決めた攻撃の要マロアン・サンナディだった。約1年前に膝の重傷を負って長期離脱を余儀なくされていたヒスパノ・モロッコ人FWにとって、このゴールは2025年8月以来となる復活の狼煙となる価値ある一撃となった。

試合終了後には、車椅子で会場を訪れ始球式を行った伝説的指導者ミケル・エチャリ氏への温かいオマージュが捧げられた。アスレティックの主将イニャキ・ウィリアムズは、表彰式で手渡された優勝のベレー帽(Txapela)を自らエチャリ氏の頭に優しく被せ、両チームの全選手がエチャリ氏を囲んで笑顔で記念撮影に応じた。ライバル同士の垣根を超えた美しい光景がアノエタを包み込んだ。(via Diario Vasco)

レアル・ソシエダ

代表選手9名の離脱に加え、故障者が相次ぎ計13名もの欠場者を抱えたレアル・ソシエダは、カンテラ(サンセ)から6名の若手を抜擢する苦しいやりくりを強いられた。チーム全体の連動性やパス精度を欠き、終始重苦しい展開が続いたものの、収穫も収められた。

長期間の怪我から復帰を果たしたアルセン・ザハリアンがトップチームで久しぶりに90分間完走。終盤には鋭いミドルシュートでゴールを脅かすなど、着実に試合勘を取り戻しつつある姿を見せた。また、後半からゴールマウスを守った守護神ウナイ・マーレロが相手の至近距離からの決定打を次々と防ぐスーパーセーブを連発し、存在感を大いにアピールした。(via Diario Vasco)