レアル・ベティス

絶対的な名将マヌエル・ペジェグリーニ監督のもと、実に7年目の挑戦となる今シーズン、ベティスは21年ぶりとなる悲願のチャンピオンズリーグ参戦に大きな興奮に沸いています。

クラブは長年模索を続けていた絶対的なストライカーとして、AZアルマールからアイルランド代表の24歳フォワード、トロイ・パロットを移籍金1600万ユーロ(変動300万ユーロ)で完全獲得したことを公式発表しました。発表を記念して制作された、名作「マインドハンター」をオマージュしたFBI捜査パロディ動画には、アイトール・ルイバルとエズ・アブデがエージェント役で出演し、SNS上で大バズり。エースであるイスコの妻で有名女優のサラ・サラモが『ベティスに完全に心を奪われました。本当にこのクラブは信じられないくらい素晴らしいプロデュースをする』と大絶賛し、前所属クラブのAZからも『彼を大切に扱ってほしい』と心温まるコメントが届けられました。

また、パロットは「19」番を背負うことが決定し、プレシーズンで台頭したクチョ・エルナンデスは、アルゼンチンへ完全移籍したチミ・アビラの「9」番を公式に継承。カンテラから昇格したアンヘル・オルティスは「12」番、ファクンド・ベルナルは「6」番、フラン・ガルシアは「11」番、ディエゴ・コンデは「13」番を選択しました。

しかし、この開幕を前に、守護神のファーストチョイスであったディエゴ・コンデがプレシーズン中に全治1.5ヶ月の長期離脱を強いられることが確定。これにより、一軍登録のGKはアルバロ・バジェスと1部での実戦経験がないカンテラ出身の若きマヌ・ゴンサレスのみという薄氷の体制となり、ペジェグリーニ監督は、以下のように率直に強い懸念を示しました。

『ディエゴの離脱中、私たちはチャンピオンズリーグの過酷な激闘と、リーガの重要な試合のすべてを、アルバロとマヌだけで乗り切らなければならない。マヌは将来が非常に有望な素晴らしいゴールキーパーであることは疑いようがないが、1部での実戦経験が一度もない若者に、いきなりチャンピオンズリーグのあの極限のプレッシャーがかかる舞台を任せることは、あまりに巨大な経済的・スポーツ面でのリスクを伴う。アルバロのコンディションやディエゴの復帰のスピードを見守りつつ、最善の決断を下さなければならない』。

チームはリザーブチームに向けてアルバロ・デ・パブロを緊急補強して危機に備えています。一方、もう一人の主力であるウイングのエズ・アブデは膝に違和感を抱えているため、金曜日のソシエダ戦のメンバーから完全に除外。しかし、足首のリハビリ中にあった大黒柱のイスコ・アラルコンが驚異的な回復力で招集メンバー入り。ペジェグリーニ監督は『彼がただピッチに立ってボールに触れるだけで、私たちのチームには圧倒的な違いと勝負への勇気がもたらされるのだ』と喜びを隠しません。

水面下では、パロットに続く最大の仕上げとして、ダニ・セバージョスの復帰交渉を全力で進めており、資金確保のため、20歳のアタッカー、パブロ・ガルシアのハル・シティへの完全移籍交渉(総額約900万から1000万ユーロ規模)を90パーセントまで完了。なお、ニャンゴロ・ブアレが契約延長拒否によって出場機会を失っているとの疑惑に対し、指揮官はピヴォットに負傷者が続出したための戦術的措置であったと公式に否定しました。 (via ElDesmarque / Estadio Deportivo / SPORT / MARCA)

セビージャFC

新生セビージャFCは、開幕のレイヨ戦における0-1の劣勢を、ルイス・ガルシア・プラザ監督が放ったロッカールームでの情熱的なハーフタイムスピーチによって見事に2-1で逆転。奇跡的な大逆転劇(レモンターダ)で今シーズン最高のスタートを飾りました。

ピッチ外では、ポルトガルの Sporting CP から27歳のジョージア代表ミッドフィルダー、ギオルギ・コチョラシュヴィリを、ジェノアへ契約解除金400万ユーロを支払って完全移籍したジブリル・ソウの売却益をそのまま充てることで、総額550万ユーロ(固定400万ユーロ+変動150万ユーロ)の完全移籍で獲得合意。コチョラシュヴィリはすでにセビージャの街に到着しており、メディカルテストをパスした後に2030年までの超長期契約を締結し、土曜日のサン・マメスで行われるアスレティック戦へ緊急登録で同行させる予定です。

一方で、スイス代表の快速ウイング、ルベン・バルガスは右膝の不調により金曜日の全体練習からも離脱。メンディリバル監督が率いるオリンピアコスから1200万ユーロの公式打診があるものの、クラブ側が要求する「最低1500万から2000万ユーロ」の価格差を巡り、ナバロSDは簡単には妥協しない構えを示しています。

また、大腿四頭筋の深刻な断裂から事前の予想を大幅に覆す驚異的なスピードで全体練習に合流したアルフォン・ゴンサレスは、ビルバオへの遠征招集メンバーに含まれるか慎重にフィットネスが見極めされています。

現在、チームを襲う最大の問題は、サウジアラビアのアル・イテハドに所属する20歳のナイジェリア人怪物ストライカー、ジョージ・イレニヘナの獲得交渉の凍結です。選手自身が『私はセビージャでプレーしたい』とアル・イテハドの役員会に強い直談判を行っていましたが、サウジスポーツ省が突如、PIF(パブリック・インベストメント・ファンド)によるアル・イテハドの100パーセント完全子会社化と全取締役の解任・更迭を発表。ジェッダのクラブ内に意思決定の真空状態が発生したため、イレニヘナの移籍(ローン条件など)を承認する責任者が存在せず、交渉は完全にストップ。セビージャ側はプランBへのシフトを模索し始めています。

また、左サイドバックのポジションでフリオ・ディアスの台頭により居場所を失った28歳のアドリア・ペドロサの放出を巡り、マジョルカ(200万ユーロ買取りオプション付きローン)とアルメリアとの間で激しい争奪戦が展開中。

守備陣では、カンテラ出身のアンドレス・カストリンに対し、バレンシアがアプローチをかけているものの、セビージャは最低600万ユーロのキャッシュを要求し強気の姿勢を崩していません。さらに、開幕戦で一発退場をきしたキコ・サラス、筋肉の怪我でブラジルへの電撃移籍を模索中のマルコン、および完全に構想外のポルトガル人DFファビオ・カルドーゾはビルバオ戦のメンバーから外れており、ガルシア・プラザ監督は最後方のやりくりを迫られています。 (via SPORT / MARCA / ElDesmarque / Estadio Deportivo)