アトレティコ・マドリード

アトレティコ・マドリードでは、21歳のミッドフィルダー、オベド・バルガスが、新加入のクリスティアン・クティ・ロメロに自身の背番号「21」を譲り、新しく「3」番を着用することになりました。バルガスは現在、放出リストに名が挙がっており、セビージャ、バレンシア、ヘタフェといったラ・リーガのライバルクラブがレンタルでの獲得を狙って動いています。また、クラブはマジョルカから19歳の有望なアタッカー、マルク・ドメネクを買い取りオプション付きの期限付き移籍で獲得することに合意しました。ドメネクはまずBチーム(アトレティコ・マドリーニョ)に合流し、フェルナンド・トーレス監督の直接指導のもとで磨きをかける予定です。

チームは、エースであるアレクサンダー・セルロートが大腿四頭筋の負傷によって欠場が確定する痛手を抱えつつも、今週の日曜日17時30分から、本拠地メトロポリターノに強敵ビジャレアルを迎えて激突します。

なお、一部選手を巡る騒動やロンドンでの補強交渉も水面下で進んでいますが、ディエゴ・シメオーネ監督は会見で『私は、自分たちのクラブを愛するサポーターたちの気持ちや態度を、いかなる時も100パーセント深く尊重しています』と語り、サポーターの心情への深い理解を示しました。

また、同胞のアルゼンチン代表ディフェンダー、クリスティアン・クティ・ロメロは『フアンの現在の状況を私たちはよく理解している。トレーニングでの彼は誰よりも熱心であり、アトレティコを勝利に導くためのゴールと笑顔をサポーターに届けることに、100パーセント集中している。彼のプロフェッショナリズムは何も疑う余地はない』と語り、チームメイトへの絶大な信頼を口にしています。 (via Mundo Deportivo / MARCA / Estadio Deportivo / ElDesmarque / Esport3)

レアル・ソシエダ

悲願のチャンピオンズリーグ参戦を逃し、今シーズンはヨーロッパリーグに臨むレアル・ソシエダは、移籍ウインドウ閉幕まで2週間未満に迫りながら、新規補強の公式発表が未だにゼロという異例の事態に直面しています。

マタラッツォ監督は会見の席で、スポーツディレクターのエリック・ブレトス氏やジョキン・アペリバイ会長との間で『市場での交渉において、ときには熱く感情的な議論になることもある。しかしそれはプロとして当然のプロセスだ』と認め、センターバック、右サイドバック、そして強靭なミッドフィルダーの獲得を強く要求しています。

その右サイドバックの最有力候補として、バルセロナの20歳の神童ヘクター・フォルトの獲得に向け、アプローチを強化したものの、フォルト本人は他クラブへの移籍を熱望しており、交渉は困難を極めています。

一方で、チームの絶対的な大黒柱である日本代表MF久保建英は、プレシーズン中の軽微な怪我を無事に乗り越え、コンディションは100パーセント完全復活。金曜日の夜に行われたレアル・ベティスとの開幕戦に、右ウイングとして先発出場することが確実視されています。

しかし、この重要な開幕を前に、クラブはあまりにも早すぎる深い悲しみのニュースに包まれました。下部組織やサンセ(Bチーム)の栄養士を務め、選手たちから実の兄のように愛されていた31歳のイオン・ゴメス氏が、長い闘病の末にこの木曜日に他界したのです。久保建英とはかつて病床の彼に向け、レバンテ戦でのゴール後に『イヨン、踏ん張れ、俺たちは君と共にある』と書いたメッセージシャツをカメラに掲げてお見舞いを送った深い友情の絆がありました。この早すぎる別れを悼み、金曜日の夜のベティス戦を戦うファーストチームの選手たちは、全員が右腕に黒の追悼喪章(ブラサレテ・ネグロ)を巻いてピッチに立ち、イオン氏の魂と共に戦うことが正式決定されました。

また、今シーズンから第二キャプテンに指名された生え抜きのディフェンダー、イゴール・スベルディアは会見で、自身のスタメンを巡るライバルとの競争や、補強ゼロの状況について以下のように語り、強い自負を覗かせました。

『誰をスターティングイレブンに送り出すかを決めるのはマタラッツォ監督の絶対的な仕事です。私はこのクラブにおいて、すでに誰に対しても、自分のクオリティを証明する必要はありません。11年間、このソシエダの最前線でプレーし、2つのタイトルを勝ち取ってきた自負があります。どのようなポジション、どのような役割を任されようとも、私はプロとしての完璧な模範を示し、若い下部組織の選手たちの完璧な手本であり続けるだけです』。

さらに、前線では、深刻な膝の怪我が心配されていた21歳のアイスランド代表FWオーリ・オスカルソンが、幸いにも打撲のみで練習に完全復帰。オスカルソンは『ミケルは偉大な指導者であり、彼が10番、私が9番として最前線で共存して決定的なラストパスを彼から受け取ってゴールを陥れる。この共存シナリオこそが、今シーズンのレアル・ソシエダの攻撃を最もダイナミックにする、素晴らしい解決策になると確信しています』と力強く語りました。

なお、エースのミケル・オヤルサバルはコンディションを考慮されてベンチからのスタートとなりますが、スペインサッカー連盟は8月29日のホーム開幕戦(エスパニョール戦)において、世界王者としての功績を称え、本物のワールドカップトロフィーをアノエタに凱旋させる栄誉ある公式セレモニーの実施を正式決定しました。 (via DiarioVasco / ElDesmarque / NoticiasDeGipuzkoa / Mundo Deportivo)

レアル・ベティス

絶対的な名将マヌエル・ペジェグリーニ監督のもと、実に7年目の挑戦となる今シーズン、ベティスは21年ぶりとなる悲願のチャンピオンズリーグ参戦に大きな興奮に沸いています。

クラブは長年模索を続けていた絶対的なストライカーとして、AZアルマールからアイルランド代表の24歳フォワード、トロイ・パロットを移籍金1600万ユーロ(変動300万ユーロ)で完全獲得したことを公式発表しました。発表を記念して制作された、名作「マインドハンター」をオマージュしたFBI捜査パロディ動画には、アイトール・ルイバルとエズ・アブデがエージェント役で出演し、SNS上で大バズり。エースであるイスコの妻で有名女優のサラ・サラモが『ベティスに完全に心を奪われました。本当にこのクラブは信じられないくらい素晴らしいプロデュースをする』と大絶賛し、前所属クラブのAZからも『彼を大切に扱ってほしい』と心温まるコメントが届けられました。

また、パロットは「19」番を背負うことが決定し、プレシーズンで台頭したクチョ・エルナンデスは、アルゼンチンへ完全移籍したチミ・アビラの「9」番を公式に継承。カンテラから昇格したアンヘル・オルティスは「12」番、ファクンド・ベルナルは「6」番、フラン・ガルシアは「11」番、ディエゴ・コンデは「13」番を選択しました。

しかし、この開幕を前に、守護神のファーストチョイスであったディエゴ・コンデがプレシーズン中に全治1.5ヶ月の長期離脱を強いられることが確定。これにより、一軍登録のGKはアルバロ・バジェスと1部での実戦経験がないカンテラ出身の若きマヌ・ゴンサレスのみという薄氷の体制となり、ペジェグリーニ監督は、以下のように率直に強い懸念を示しました。

『ディエゴの離脱中、私たちはチャンピオンズリーグの過酷な激闘と、リーガの重要な試合のすべてを、アルバロとマヌだけで乗り切らなければならない。マヌは将来が非常に有望な素晴らしいゴールキーパーであることは疑いようがないが、1部での実戦経験が一度もない若者に、いきなりチャンピオンズリーグのあの極限のプレッシャーがかかる舞台を任せることは、あまりに巨大な経済的・スポーツ面でのリスクを伴う。アルバロのコンディションやディエゴの復帰のスピードを見守りつつ、最善の決断を下さなければならない』。

チームはリザーブチームに向けてアルバロ・デ・パブロを緊急補強して危機に備えています。一方、もう一人の主力であるウイングのエズ・アブデは膝に違和感を抱えているため、金曜日のソシエダ戦のメンバーから完全に除外。しかし、足首のリハビリ中にあった大黒柱のイスコ・アラルコンが驚異的な回復力で招集メンバー入り。ペジェグリーニ監督は『彼がただピッチに立ってボールに触れるだけで、私たちのチームには圧倒的な違いと勝負への勇気がもたらされるのだ』と喜びを隠しません。

水面下では、パロットに続く最大の仕上げとして、ダニ・セバージョスの復帰交渉を全力で進めており、資金確保のため、20歳のアタッカー、パブロ・ガルシアのハル・シティへの完全移籍交渉(総額約900万から1000万ユーロ規模)を90パーセントまで完了。なお、ニャンゴロ・ブアレが契約延長拒否によって出場機会を失っているとの疑惑に対し、指揮官はピヴォットに負傷者が続出したための戦術的措置であったと公式に否定しました。 (via ElDesmarque / Estadio Deportivo / SPORT / MARCA)

セビージャFC

新生セビージャFCは、開幕のレイヨ戦における0-1の劣勢を、ルイス・ガルシア・プラザ監督が放ったロッカールームでの情熱的なハーフタイムスピーチによって見事に2-1で逆転。奇跡的な大逆転劇(レモンターダ)で今シーズン最高のスタートを飾りました。

ピッチ外では、ポルトガルの Sporting CP から27歳のジョージア代表ミッドフィルダー、ギオルギ・コチョラシュヴィリを、ジェノアへ契約解除金400万ユーロを支払って完全移籍したジブリル・ソウの売却益をそのまま充てることで、総額550万ユーロ(固定400万ユーロ+変動150万ユーロ)の完全移籍で獲得合意。コチョラシュヴィリはすでにセビージャの街に到着しており、メディカルテストをパスした後に2030年までの超長期契約を締結し、土曜日のサン・マメスで行われるアスレティック戦へ緊急登録で同行させる予定です。

一方で、スイス代表の快速ウイング、ルベン・バルガスは右膝の不調により金曜日の全体練習からも離脱。メンディリバル監督が率いるオリンピアコスから1200万ユーロの公式打診があるものの、クラブ側が要求する「最低1500万から2000万ユーロ」の価格差を巡り、ナバロSDは簡単には妥協しない構えを示しています。

また、大腿四頭筋の深刻な断裂から事前の予想を大幅に覆す驚異的なスピードで全体練習に合流したアルフォン・ゴンサレスは、ビルバオへの遠征招集メンバーに含まれるか慎重にフィットネスが見極めされています。

現在、チームを襲う最大の問題は、サウジアラビアのアル・イテハドに所属する20歳のナイジェリア人怪物ストライカー、ジョージ・イレニヘナの獲得交渉の凍結です。選手自身が『私はセビージャでプレーしたい』とアル・イテハドの役員会に強い直談判を行っていましたが、サウジスポーツ省が突如、PIF(パブリック・インベストメント・ファンド)によるアル・イテハドの100パーセント完全子会社化と全取締役の解任・更迭を発表。ジェッダのクラブ内に意思決定の真空状態が発生したため、イレニヘナの移籍(ローン条件など)を承認する責任者が存在せず、交渉は完全にストップ。セビージャ側はプランBへのシフトを模索し始めています。

また、左サイドバックのポジションでフリオ・ディアスの台頭により居場所を失った28歳のアドリア・ペドロサの放出を巡り、マジョルカ(200万ユーロ買取りオプション付きローン)とアルメリアとの間で激しい争奪戦が展開中。

守備陣では、カンテラ出身のアンドレス・カストリンに対し、バレンシアがアプローチをかけているものの、セビージャは最低600万ユーロのキャッシュを要求し強気の姿勢を崩していません。さらに、開幕戦で一発退場をきしたキコ・サラス、筋肉の怪我でブラジルへの電撃移籍を模索中のマルコン、および完全に構想外のポルトガル人DFファビオ・カルドーゾはビルバオ戦のメンバーから外れており、ガルシア・プラザ監督は最後方のやりくりを迫られています。 (via SPORT / MARCA / ElDesmarque / Estadio Deportivo)

バレンシアCF

バレンシアCFは、ピッチ外におけるピーター・リム最大株主による「3500万ユーロ(2022年の第2回融資)の債務株式化(資本化)」の指示により、ラ・リーガのサラリーキャップ(ファイナンシャル・フェアプレー)の登録枠を劇的に引き上げることに成功しました。これにより、約1750万ユーロの余剰枠が今シーズンと来シーズンの2年間にわたり追加付与され、登録を巡る財務問題が一気に解消されました。

この資金レバーを得たバレンシアは即座に動き、オリンピアコスから29歳の快速ディフェンダー、パブロ・マフェオを1年間の期限付き移籍(350万ユーロの買取オプション付き)で電撃獲得。マフェオは木曜日にメディカルを完了し、背番号「24」番を継承。マフェオはクラブ公式チャンネルを通じて以下のように熱い意気込みを語りました。

『バレンシアでプレーすることは、私にとってずっと心の奥底で描き続けていた大きな夢であり、最高の願いでした。このエンブレムのために、ピッチの上で常に死に物狂いで戦い抜く戦士としての姿をサポーターにお見せすることを約束します』。

マフェオの加入を受け、カンテラ出身で出場機会を失っていた右サイドバックのルベン・イランソのレアル・サラゴサへの3年契約完全移籍(移籍金ゼロの代わりに、将来の転売時の一部割合および優先買い戻し権 derecho de tanteo を確保)が最終合意に達しました。

一方で、ジローナのキャプテンであるアルナウ・マルティネスとの交渉は、クラブが2度の要求をクリアして個人合意していたにも関わらず、イングランドのフルハムの関心によりジローナ側が一方的に契約条件を変更。これに対し、アルナウの代理人アンジェロ・ランツィロッティ氏がバレンシアへの移籍交渉を難航させたジローナの不誠実さを非難する公式コメントを発表しました。

『アルナウはジローナにすべてを捧げてきたプロフェッショナルな男であり、今回の彼のキャリアにおける極めて重大な局面において、クラブ側からは最低限の敬意も配慮も全く感じられない』。

バレンシア側は、マルティネスの交渉の優先順位を落として、マフェオ獲得に踏み切る強硬姿勢を見せました。

ピッチ内では、土曜日の夜、本拠地メスタージャの大サポーターの前で強敵セルタ・デ・ヴィゴを迎え撃つ、正真正銘の今シーズン公式戦初陣がキックオフされます。この試合を前に、ポルトガル人MFアンドレ・アルメイダのセルタへの完全移籍交渉が合意に達しているものの、バレンシア側は『直接の対戦相手にチームの戦力を今すぐ渡すわけにはいかない』と強硬に突っぱね、移籍サインを開幕戦終了後に完全にフリーズさせました。

さらに、オランダ代表アタッカーのアルナウト・ダンジュマが、一軍での絶対的なスタメン保証を強く要求したものの、監督が『このチームにおいて、名前だけでスタメンが約束される選手など誰一人として存在しない。すべては毎日のトレーニングと、ピッチの上での実力だけで勝ち取るものだ』と一蹴したことに激怒。オランダのPSVが600万ユーロのバイアウトを全額キャッシュで支払う準備を進めており、電撃退団の危機に瀕しています。

また、23歳の超大型守護神ケイン・ファン・ウーフェレン(1.99メートル)の1年間のレンタル獲得は合意したものの、現所属クラブ側の事情で合流が月曜日に延期。これに伴い、カンテラ出身の若きGKビセント・アブリルのタラゴナへのレンタル放出が差し止められ、待機を強いられています。

土曜日のセルタ戦の予想スタメンは、ゴールキーパーにディミトリエフスキ。ディフェンスラインは、ガヤ、デ・ハース、ペペル、セサール・タレガ、ヘスス・バスケス(または電撃先発するマフェオ)。中盤には、今夏獲得したワールドクラスのギド・ロドリゲスとウグリニッチのダブルピヴォットを形成し、その前方にハビ・ゲラと、日本出身の若き至宝・佐藤隆之介(Ryonosuke Sato)がクリエイティブな2列目として君臨。そして1トップの最前線には、完全復活したサディクとウーゴ・ドゥロが並びます。なお、負傷のディエゴ・ロペスやセルジ・カノス(共にACL断裂で今季絶望)、コペテ(10月まで離脱)は欠場します。 (via ElDesmarque / Superdeporte / SPORT / Cadena SER / Marca)

ビジャレアルCF

新指揮官イニゴ・ペレス監督率いるビジャレアルCFは、今週の日曜日、敵地メトロポリターノで強敵アトレティコ・マドリードとの第2節のビッグマッチに挑みます。ペレス監督が構築する新生ビジャレアルの最大の強みは、急激なスカッドの再編を行った他クラブとは実に対照的な「比類なき継続性」にあります。

移籍市場の最終盤、ビジャレアルのスポーツディレクションは、中盤の底からゲームを完成させる最後のピースとして、ベルギーの名門アンデルレヒトに所属する22歳のカナダ代表ミッドフィルダー、ナザン=ディラン・サリバの完全移籍獲得に向けて、極めて具体的な極秘交渉を大幅に加速させています。サリバはすでに昨日のヨーロッパリーグ予選の招集メンバーから除外されており、移籍は秒読み。サリバは173センチと小柄ながら、圧倒的な走力とボール奪取力を備え、さらにハイチ国籍の恩恵によって「サモア協定第64条」が適用され、EU圏外枠を消費することなく登録できるという大きなアドバンテージを持っています。

また、クラブは下部組織が生み出した右サイドバックの最大の逸材ダニ・ブデスカとの間で、2031年までの超長期にわたる新契約を締結。その更新発表のわずか1日後、ブデスカが2部コルドバCFへ、1年間の期限付き移籍(ローン)で加入することが正式決定。さらに、ジムナスティック・タラゴナから20歳の大型センターバック、エンリック・プジョルを2029年までの完全移籍で獲得し、Bチームの守備陣に組み込みました。

一方で、フランス人DFウィリー・カンブワラはセリエAのコモへの完全移籍交渉が最終段階に入っているため、アトレティコ戦のメンバーから完全に除外されています。

アトレティコ戦の予想スタメンは、ゴールキーパーにルイス・ジュニオール、または抜群のコンディションを見せているベテランのペーテル・グラーチ。4バックは右にサンティアゴ・モウリーニョ、センターバックにフアン・フォイスとレナト・ヴェイガの屈強な盾、左にカルロス・ロメロ。中盤の底には、パペ・ゲイェ。その相棒としてコメサーニャか、カンテラ育ちの若手カルロス・マシア。2列目のウイングには、左にアルベルト・モレイロ、右にニコラ・ペペ。トップ下にはジェラール・モレノ、または今夏加わったアヨセ・ペレス。最前線の1トップには、高い決定力を誇るジョージ・ミカウタゼが君臨します。ビジャレアルのディフェンス陣にとって最大の朗報は、今夏アトレティコへ移籍した昨季のエース、アレクサンダー・セルロートが大腿四頭筋の怪我のため欠場が確定していることです。 (via MARCA / ElDesmarque / Estadio Deportivo / SPORT)

レイヨ・バジェカーノ

レイヨ・バジェカーノは、ピッチ外における悲惨なスタジアムの閉鎖・亡命(エグザイル)問題が社会的な嵐を巻き起こしています。

本拠地エスタディオ・デ・バジェカスが、マドリード州政府から深刻な安全上の欠陥、設備不良、全体的な老朽化を理由に、一時的な使用許可の全面取り消し・閉鎖処分を科されたため、チームは今週木曜日、レガネスの本拠地ブタルケを臨時スタジアムとして使用せざるを得ませんでした。この非道な亡命に対し、クラブの象徴的なレジェンドである前キャプテンのオスカル・トレジョが自身のSNS上で、ラウル・マルティン・プレサ会長に対する激烈な辞任勧告を発表しました。

『もうこれ以上、黙って見ているわけにはいかない。この15年間、お前たちは従業員、選手、そしてファンたちの絶対的な信頼を何度も踏みにじり、不当に欺き続けてきた。もうこの辺りで、クラブの素晴らしい価値と尊厳、そしてバジェカスの魂を取り戻すために、誇り高く身を引いてここから出て行くべきだ』。

さらに、クラブの別のレジェンドであるヘスス・ディエゴ・コタ氏もSNSで『ラウル、もしお前がサポーターを愛しておらず、バジェカスの歴史を尊重しないなら、一体なぜここで恥知らずに会長にしがみついているんだ?』と、ブタルケでの観戦ボイコットを宣言。

ファンの大半がこのボイコット活動(空席運動)に賛同したため、ブタルケのスタンドを埋めたのはわずか4,280名という荒涼とした異様な雰囲気となり、ピッチに登場したプレサ会長に対し、ファンからは強烈なブーイングと退陣を求める大合唱が鳴り響きました。

ピッチの上では、満身創痍の状態で1-1の引き分けに終わったアラベス戦が繰り広げられました。

まず開始16分、エースのイシ・パラソンが相手選手との接触時に左太ももに激しい筋肉の怪我を負って無念の交代。さらに後半56分には、守護神のアウグスト・バタヤが相手選手と激しく激突して右足の脛骨付近を大破。激しい悲鳴とともに担架で運ばれ、そのまま救急車で病院へと直行する、最悪のアクシデントが発生しました。これにより、指揮官のベニト・サン・ホセはわずか60分の段階で全ての交代枠を消費せざるを得なくなり、選手たちは後半の残り40分近くを「交代選手がゼロ」という極限の過酷な状態で走り抜く悲劇に見舞われました。

ゲームは、後半開始直後の47分、新エースのセルヒオ・カメジョが巧みなドリブルで3人のディフェンダーを翻弄し、見事なシュートを流し込んで先制ゴールを記録。しかし、交代枠のない疲労困憊の終盤、84分にディフェンダーのラティウが犯した致命的なバックパスのミスを相手に強奪され、無念の同点ゴールを許しました。

カメジョは試合後、安堵と涙をにじませながら以下のようにクラブフロントに対する痛烈な正義のメッセージを吐き出しました。

『私たちは、ピッチ外のあの泥沼の政治的闘争によって、精神的にも肉体的にも完全に枯渇している。選手たちも、サポーターも、誰もこのブタルケを自分たちの家とは思っていない。私たちはいつだってファンと共に立っている。もう一度、バジェカスのピッチに帰るための正義を私たちは求めている』。 (via MARCA / Estadio Deportivo / ElDesmarque / Mundo Deportivo)

デポルティーボ・アラベス

デポルティーボ・アラベスは、開幕のヘタフェ戦での圧倒的な大勝(3-0)に続き、本拠地ではないブタルケでの過酷な戦いの中で、またしても一人のストライカーの神がかった復活劇に魂を震わせています。

その主人公こそ、33歳を迎えた元レアル・マドリードのストライカー、マリアーノ・ディアスです。マリアーノは今シーズン、開幕2試合で早くも「2ゴール2アシスト」という凄まじいスタッツを叩き出し、チームがこれまでに記録した全4ゴールすべての構築に関与。昨シーズンまで長く怪我とサブの冷遇に悩まされ、直近6年間でわずか計2ゴールしか奪えなかった目立たない存在であった彼が、一瞬にしてリーガの最前線へと華麗に這い上がってきました。

マリアーノは試合後の会見で、自身の復活に驚くファンやかつて懐疑的な視線を向けていたメディアに対し、にこやかにこう語りました。

『周りの人々が私をどう疑おうとも、私は自分の仕事をただ毎日ハードに続けるだけです。雑音を自分のマインドに影響させることは一切ありません。フットボールは私の人生の情熱であり、スパイクを脱ぐ最後の瞬間まで、私はピッチの上で戦い抜くでしょう』。

かつてセビージャ戦を前に先発落ちを悟り、トレーニング場から失踪してペナルティを科された歴史がありましたが、キケ・サンチェス・フローレス監督は彼の内なる闘志を完璧に解き放つアプローチを施し、サポーターも今や彼がピッチに立つたびに大歓声で彼を英雄として称えています。

一方で、他のアタッカー陣は不調に苦しんでおり、トニ・マルティネスはレイヨ戦において、決定的なシュートを外すなど大荒れの決定力不足を露呈。しかし、中盤の要としてジローナから復帰したミケル・ロドリゲスが、パス成功率93パーセントという素晴らしいコンディションでゲームを完全に構築しています。

チームは、次なる大一番として、8月28日に本拠地メンディソロサに強敵ビジャレアルを迎え撃ちます。 (via Mundo Deportivo / ElDesmarque / AS)

アスレティック・ビルバオ

今シーズンから新たにチームの指揮を執るエディン・テルジッチ新監督のもと、アスレティック・ビルバオは、土曜日の17時00分、本拠地サン・マメスにおいてセビージャFCを迎える、公式戦の実戦デビュー(初陣)に挑みます。

テルジッチ監督は、昨シーズンまでのブランクを破ってビルバオの監督に就任。プレシーズン中のテストマッチでは「ディフェンス時には4-4-2の強固なブロックを敷き、オフェンス時には3-4-3の可変攻撃システムへ流動的に移行する」という、極めて戦術的なビルバオの攻撃モデルを仕込んでおり、どのようなスターティングイレブンが聖堂のピッチに現れるか、ファンやサポーターの間で熱い議論とインプレッションが飛び交っています。

現時点のチームのスカッド状況として、GKにはウナイ・シモン、左にはユーリの先発が確実視されています。中央のセンターバックは、スペイン代表のW杯王者であり、合流からわずか10日しか経過していないアイメリク・ラポルテの先発起用は体力的に極めて困難であるため、プレシーズンで最も稼働時間の長かったパレデスが、ジェライとコンビを組む見込みです。

右サイドバックは、プレシーズン最終戦で先発したアレソと、アジリティをアピールしたウゴ・リンコンの二人が極めて高いレベルでポジションを争っています。

中盤の底には、ガラレタとゲレナバレーナの屈強なダブルピヴォットが先発濃厚であり、トップ下には、プレシーズン中に4ゴールをマークしてそのキレと戦術眼を示したサンセが、カンテラ出身の若き逸材カナレスを抑えてスタメンを勝ち取る見通しです。

前線の攻撃陣は、右ウイングにニコ・ウィリアムズ、左にロベルト・ナバロ、そして最前線の中央には、プレシーズン中の打撲を完全にクリアし、すでに夏の間だけで6ゴールをマークして絶好調を維持するグルセタが急先鋒として先発起用され、聖地での今季最初の勝ち点3を目の肥えた観客の前で証明しにいきます。 (via Mundo Deportivo)

ヘタフェCF

ヘタフェCFは、木曜日の夜、本拠地コリセウムにおいて、セルビアの名門パルチザン・ベオグラードを3-1で下し、悲願のカンファレンスリーグ本戦(フェーズ・リーガ)出場権獲得に向けて、極めて強力な「大逆転勝利」を完遂しました。

試合は前半10分にエネス・ウナルが完璧なボレーで叩き込んで先制。しかし前半終了間際、ディフェンスの一瞬の気の緩みから同点ゴールを許しました。

さらに後半開始直後、ディフェンダーのアブカルが自身の2枚目のイエローカードを受けて退場処分となり、チームは後半のほぼ全てを「10人」で戦う極めて絶望的な状況に陥りました。

しかし、ここから指揮官ホセ・ボルダラス監督の徹底した競争主義とメンタルアプローチが牙を剥きました。チームは10人とは思えないほどの強烈なインテンシティで相手を圧倒。

そして87分、エネス・ウナルからのパスを、ペナルティエリア中央に侵入したマルティン・サトリアーノが、かつてのレジェンドであるグティを彷彿とさせる、誰も予想しなかった極上の一瞬のヒールパス(タコナソ)を披露。これに飛び込んだアンドレス・ガルシアが冷酷にゴール左隅へ流し込んで2-1。さらにそのわずか3分後の90分、この日最高の活躍を見せていた左サイドバックのモヒカが、ペナルティエリア外から時速110キロを超える超強力な弾丸シュートをゴールネットに突き刺し、劇的な3-1の完勝劇を締めくくりました。

ボルダラス監督は、会見で『選手たちのこの信じられないほどの闘争心と、後半に見せたアジリティは、本当に我がクラブの美しいアイデンティティを体現している』と、新戦力のフランチョらを大絶賛。

ピッチ外では、クラブ史上最多得点者であるボルハ・マヨラール(30歳)の放出交渉が最終局面を迎えています。マヨラールは現在、監督の戦術ヒエラルキーにおいて第3の選択肢まで転落しており、年俸500万ユーロというチーム最高給の彼を売却することで、ヘタフェは最終盤での新規補強の登録上限を一気に解放するアプローチを進めています。 (via Estadio Deportivo / ElDesmarque / Mundo Deportivo / MARCA)

エルチェCF

エルチェCFは、開幕のデポルティーボ戦において1-1の引き分けでスタートした後、この日曜日(8月23日)、バルセロナをホームの「エスタディオ・マルティネス・バレーロ」に迎える、今シーズン最初の巨大な試金石(大一番)に向けて、調整セッションを熱心に重ねています。

今夏、新たにチームの指揮を執るマルティン_アンセルミ監督のもと、チームは戦術の抜本的なアップデートを完了。徹底的なポゼッションサッカーのベースを引き継ぎつつ、より縦への推進力と、ボールロスト直後の激しい「切り替え(ネガティブトランジションでのマンマーク)」を徹底して仕込んでいます。

チームを支えるディフェンスリーダーのバンボ・ディアビは、マスコミの取材に対し、バルサ戦に臨む自らのモチベーションと、自らが育ったカタルーニャの美しいロカフォンダ地区での幼少期の思い出について熱く語りました。

『バルサ戦は、カタルーニャでフットボールを学んだ私にとって、本当に子供の頃からずっと夢見ていた特別な美しい舞台です。ロカフォンダで一緒にボールを追いかけていた、まだ10代のラミンが、今や世界最高峰のウインガーとしてピッチに立っている姿は、本当に信じられないほどの感動を私に与えてくれます。私とラミンは、ロカフォンダの子供たちに対して「どのような厳しい環境からであっても、自らのすべての人生を賭けて夢を信じて戦い続ければ、必ず最高峰のプリメーラのピッチに立てるのだ」ということを完璧に証明した、最高の希望のメッセージになれたと自負しています。当然、ピッチに立てば私は最高のディフェンダーとして、彼の行く手を全力で阻みますが(笑)』。

また、ディアビはバルサの19歳の至宝パウ・クバルシの強烈なインテンシティを『すでに世界最高のディフェンダーの一人だ』と大絶賛し、自らも将来セネガル代表として戦う夢を叶えるために、この日曜日にバルサの攻撃陣を相手に、死に物狂いで体を張る決意を語りました。 (via SPORT)

ラシン・サンタンデール

ラ・リーガ1部(プリメーラ)への奇跡的な復活を果たし、開幕のビジャレアル戦を2-2の引き分けで終えたラシン・サンタンデールは、今夏の移籍マーケットにおける最大のサプライズとして、ジローナFCの象徴であり大黒柱であったキャプテンMF、イワン・マルティンを移籍金300万ユーロ(変動100万ユーロ、将来の再販20パーセント条項)で完全移籍にて獲得したことを公式発表しました。

イワン・マルティンは、ジローナで通算167試合に出場し、かつてアトレティコ戦での劇的な決勝ゴールをマークしてクラブをチャンピオンズリーグ参戦へと導いた、まさにモンティリビの不滅のレジェンド。この最高峰のクリエイターが、ラシンのディレクターであるチェマ・アラゴン氏との固い信頼の絆(パイプ)を理由に、サンタンデールの地への移動を決断。ラシンにとっては、今夏すでに合流しているアギレサバラやビヤリブレらに続く、実に「8人目の大補強」となりました。

チームは、日曜日のヘタフェ戦に向けて調整を行っており、ウイルス性の発熱から回復したモロッコ人FW Yassir Zabiri が個人トレーニングで順調な負荷調整を消化。さらに、約3ヶ月もの間ひざの負傷で戦列を離れていたギオルギ・グリアシュヴィリが、ついにこの木曜日に全体トレーニングへと完全合流を果たし、日曜日での1部実戦デビューの可能性を残しています。ただし、ディフェンダーのペドロ・フェリペは右ももの肉離れのため、引き続きビルバオの病院での調整を続けています。 (via ElDesmarque)

オサスナ

オサスナは、右サイドバックの深刻な戦力不足を解決するため、ブルゴスCFに所属する23歳の有望なディフェンダー、アレックス・リザンコスの完全移籍獲得に向けて交渉を最終段階まで進めています。リザンコスは昨シーズン、現オサスナ監督が率いるブルゴスで2部リーグ躍進の絶対的な立役者となった大器であり、バレンシアが交渉を停滞させた隙を突いてブルゴスがすくい上げた逸材です。

さらに、完全移籍加入が公式発表されていた22歳のガーナ人ディフェンダー、ロックソン・イェボアが、ビザ等の手続きをクリアして金曜日にチームの全体練習に完全合流を果たしました。イェボアは、スウェーデン1部のヨーテボリなどで活躍し、圧倒的な身体能力とスピードを誇るセンターバックです。イェボアはインタビューに対し、『自分の最大の武器は強靭なフィジカルとスピード、そしてボールを扱う技術です。このチームで毎日ハードワークを重ね、エル・サダルの熱いファンの前でプレーできることを本当に心から楽しみにしています』と興奮を語りました。

チームは、8月24日(月曜日)に本拠地エル・サダルにレバンテUDを迎える今季公式戦初陣に向けて、予想フォーメーション「4-2-3-1」を固めつつあります。右サイドバックには、大腿二頭筋の負傷から復帰途上のバランティン・ロジエに代わり、カンテラ出身の若きイニゴ・アルギビデが先発する可能性が濃厚。中盤の底はモンカヨラの相棒をめぐってトロとイケル・ムニョスが激しく争い、1トップには絶対的エースのブディミルが牙を研いでいます。 (via Superdeporte / Estadio Deportivo)

ジローナFC

ラ・リーガ2部(ハイパーモーション)に降格したジローナFCは、金曜日の夜に行われたコルドバCFとの第2節において1-2の手痛い敗戦を喫し、開幕から1分け1敗の勝ち点1と、極めて混沌とした危機的な状況に置かれています。

チームの戦術的秩序を最も揺るがしているのが、ウクライナ代表FWビクトル・ツィガンコフによる、公式戦への出場ボイコットという反逆劇です。ツィガンコフは、開幕のレガネス戦直前にメンバー入りを断固拒絶。クラブ経営陣はこの重大な規律違反に激怒し、彼に対して「公式な懲罰処分」を下した上で、全体練習から完全に隔離。コルドバ戦の招集リストからも追放する冷酷な決定を下しました。指揮官のキケ・アルバレス監督は会見で、『私はもうピッチ外の特定の選手を巡る問題に、1秒たりとも余計な時間を費やすつもりはありません。今見つめているのは、チームのために戦う熱意を持ったメンバーたちだけです』と切り捨てました。

このカオスの裏で、クラブは土曜日の朝、ポルトガルの名門ベンフィカから、先のU-17ワールドカップにおいてポルトガル代表を世界王者に導き、大会の「ブロンズボール(優秀選手賞)」およびMVPを総なめにした18歳の天才ディフェンダー、マウロ・フルタードを2031年までの超長期契約で完全移籍にて獲得したことを公式発表しました。フルタードは、18歳とは思えない卓越した戦術眼、強烈なキック、およびパス配給のセンスを併せ持つ大器。去就問題に揺れるアルナウ・マルティネス(バレンシアと原則合意中)らの移籍交渉を前に、ジローナが最終ラインに手に入れた最大の希望の防波堤となります。 (via SPORT / Estadio Deportivo / MARCA)

UDラス・パルマス

ラ・リーガ2部において、1年での1部復帰を狙うUDラス・パルマスは、攻撃の絶対的な起爆剤として、ポルトガルの名門FCポルトから、25歳のアタッカー、イワン・ハイメを1年間の買取オプション付き期限付き移籍で獲得したことを公式に完了させました。

ハイメはかつてバレンシアに移籍したものの、筋肉系の度重なる怪我によってわずか10試合の出場に留まり、才能を爆発させられないままポルトガルへ渡っていました。指揮官ルベン・デ・ラ・バレーラ監督は、彼の持つ爆発的なスピード、および左右両翼をこなすポリバレントさを絶賛しています。

チームは土曜日、領土・治安問題を巡って街中が緊迫した空気にある北アフリカのセウタに乗り込み、敵地での過酷な一戦に臨みます。キャプテンのアレックス・スアレスは、『私たちは国境のプレッシャーを全く感じていない。警察や治安当局を100パーセント信頼し、ピッチのフットボールだけに集中する』と語り、自身が父親代わりに面倒を見ているという16歳の超新星、ラファ・クルスを筆頭とする若きスカッドで、勝ち点50の早期到達に向けて必勝を期しています。 (via Superdeporte / Estadio Deportivo / Mundo Deportivo)

デポルティーボ・ラ・コルーニャ

デポルティーボは、ラ・ロサレダで行われるマラガCFとの「昇格組同士」の第2節の大一番に向けて、ナンド・ヨス練習場で最終調整を重ねています。

この重要なアウェー決戦を前に、チームの絶対的な新エースであり、開幕エルチェ戦で値千金の初ゴールを挙げた元ガボン代表FWピエール=エメリク・オーバメヤンが、ピッチ外でサポーターの心を完全に鷲掴みにする最高のエピソードを披露しました。オーバメヤンはトレーニングの後、ア・コルーニャの街中にあるラ・ソラーナ地区の小さな広場にふらりと姿を現し、そこで即席でサッカーボールを蹴って遊んでいた地元の子供たちのストリートマッチに笑顔で電撃参入。華麗なノールックアシストをプレゼントして子供たちを狂喜乱舞させ、その温かい触れ合いの様子を収めた動画がSNS上で爆発的なバズを引き起こしています。

ピッチの上では、アントニオ・アダルベ監督が、プレシーズンでの疲労困憊から回復中のキャプテンDFディエゴ・ビジャレス、および快速ウイングのダビド・メジャの二人のコンディションを極限まで見極めています。二人は木曜日と金曜日のセッションをジムでの個人プログラムで慎重に負荷管理されていましたが、チームを離脱する大怪我ではなく、土曜日のマラガ遠征には問題なく同行する見込みです。 (via ElDesmarque)

レアル・マジョルカ

マジョルカは、月曜日の夜21時30分にヌエボ・エスタディオ・ロス・カルメネスで行われるグラナダCFとのアウェーでの第2節に向けて、金曜日の朝に「試合は予定通り通常開催される」という重要な公式アナウンスをサポーターに発信しました。

グラナダの街では、数日前に相次ぐ小規模な群発地震が発生し、スタジアムの周辺施設や一部客席に軽微な構造クラック(ひび割れ)が確認されたことから、試合開催の延期や変更が激しく懸念されていました。しかし、専門の建築技術調査チームがスタジアム全体の安全監査を完了させ、安全基準に何の問題もないとして開催許可を下したことで、リーグのスケジュールは完全に保護されました。

また、ピッチ外の補強劇として、イタリア・セリエAのウディネーゼから、30歳のポーランド代表大型ストライカー、アダム・ブクサを1年間の期限付き移籍(買取オプション付き)で獲得する交渉が事実上の最終局面を迎えています。ブクサは191センチの圧倒的な体躯を誇り、空中戦の絶対的な支配者として活躍してきたターゲットマンです。

なお、昨シーズンにセウタへのローンから復帰したものの、負傷により実力を示せていなかった19歳のアタッカー、マルク・ドメネクについて、アトレティコ・マドリードBへの1年間のローン移籍(買取オプション付き)が正式に完了。ドメネクは新天地での大爆発を誓っています。 (via Mundo Deportivo)

レアル・サラゴサ

サラゴサは、移籍市場の最終盤において、チームの将来を支えるカンテラ出身の若き3大至宝、イカー・バディーヨ(20歳)、ジェイメ・トバハス(19歳)、およびDiego Monzón(18歳)を他クラブへ一切放出せず、今シーズンの戦力として100パーセントクラブに残留させる「絶対不可侵方針」を公式決定しました。

特に、プレシーズンのビルバオ・アスレティック戦で鮮烈なヒールパスから勝ち越しゴールを呼び込み、7つのクラブからローン獲得の打診が殺到していた快速ウインガーのバディーヨについては、ラロ・アランテギSDが『彼らはサラゴサの魂であり、未来だ』としてすべてのオファーを即座に破棄。2029年まで更新を終えているモンゾン(現在足首の怪我で2週間離脱中)とともに、一軍の重要な戦力としてプロデュースしていく段取りが固まりました。

しかし、このカンテラーノの保護方針の裏で、元キャプテンのフランチョ・セラーノがヘタフェCFへ格安の移籍金で完全売却された一件を巡り、フロントとサポーターの間で深刻な対立と不満が爆発しています。

アランテギSDは共同会見において、『フランチョ本人が自らサラゴサを出て1部での挑戦を強く希望した。クラブは彼を引き留めるために同等の給与提示を行ったが、彼の意思は固かった』と、責任を選手側に転嫁する説明を行いました。しかしサポーターは、長年クラブのために人生を捧げてきたシンボルのフランチョを、ヘタフェの提示したきわめて低額な条件で簡単に手放してしまったフロントの無能なマネジメントを激しく批判。このピッチ外の摩擦が、土曜日の夜20時から行われるヌマンシアとのプレシーズン最終テストマッチのスタジアムの雰囲気に暗い影を落としています。 (via SPORT)

スポルティング・ヒホン

金曜日の練習を終えたスポルティング・ヒホンは、日曜日に行われるブルゴスCFとの第2節の本拠地エル・モリノンでの初陣に向けて、スタジアム全体のボルテージを最高潮に高めています。

このホーム開幕戦を前に、クラブの最大株主であり、メキシコのオルレギ・グループを率いるアレハンドロ・イララゴリ会長が、チームの動向を直接チェックするために現地入りを果たしました。会長は、開幕サバデル戦での1-1の引き分けに終わったゲーム内容に強い注文をつけており、新指揮官ルベン・バラハ監督に対してホームでの圧倒的な勝ち点3の奪取を強く求めています。

また、試合前のピッチでは、この夏にアメリカ・ワールドカップにおいてスペイン代表の「第2コーチ(アシスタント)」として見事に世界制覇を成し遂げ、ヒホンの名誉市民として表彰されたばかりのクラブOB、ファンホ・ゴンサレス氏による、世界王者の功績を讃える記念のキックオフ・セレモニー(名誉キックオフ)が執り行われることが決定。サポーターは、レジェンドの凱旋を万雷の拍手で迎える準備を整えています。

さらに、クラブはかつて昇格の絶対的な主役としてサポーターから愛されたレジェンド、ジョニー・ロドリゲス氏を、クラブ公式ペーニャの「名誉ソサエティ会員」として正式登録。登録会員が100名を突破した記念セレモニーで、ジョニーは再びモリノンのピッチへの愛を語りました。 (via SPORT)

レウスFCレッディス&CEサバデル

カタルーニャのフットボールシーンから、熱いニュースが届いています。

まず、3部のプリメーラ・フェデラシオンで戦う Reus FC Reddis は、金曜日の夜、プレシーズン中にテスト生として合流していた30歳のフランス人実力派MFヴァンサン・コジエロ、および若いミラン・イヴァンコヴィッチの二人のパフォーマンスを高く評価し、正式契約を締結したことを公式発表しました。これにより、レウスはリーグの規定上限であるシニア枠16名、およびサブ23枠9名(うち7枠を消費)を完全に満たし、計23名の強固な一軍スカッドを完成させました。

一方、2部の CE Sabadell の勢いも止まりません。サバデルは、夏の昇格プレーオフでの凄まじい盛り上がりを背景に、今シーズンのソサエティ会員(年間シート)の更新者数が、昨シーズンの6000名から一気に50パーセント増加となる「驚異の9000名」を突破したことを公表しました。

クラブは、8月28日に既存会員の「座席キープ優先権」が期限切れとなるため、そこからの一般開放によって、悲願の大台1万人会員の突破が確実視されています。フェラン・コスタ新監督率いるチームは、8月29日にアルメリアを本拠地ノバ・クレウ・アルタに迎えるホーム開幕戦において、スタジアムを完全に青白の市松模様の熱狂で染め上げる予定です。 (via SPORT)

【本日の総括】

ラ・リーガは、レアル・マドリードやFCバルセロナによる二大巨頭の狂騒曲の裏で、他のすべての男子サッカーチームが、それ以上に泥臭く、かつ信じられないほどのパッションに満ちた戦闘のドラマを繰り広げています。オベド・バルガスの背番号変更やドメネクの加入で新たな一歩を踏み出すアトレティコ、バゲカスの閉鎖に伴いブタルケへの亡命劇とカメジョの叫びに揺れるレイヨ、ソシエダの久保建英が他界した最愛のイオン氏に捧げる黒い喪章の誓い。さらに、33歳マリアーノ・ディアスの劇的な復活や、バレンシアの佐藤隆之介のスタメン抜擢予想、オサスナのイェボア緊急合流など、1部・2部のあらゆるピッチに「本物のインテンシティ」が満ち溢れています。移籍マーケット閉幕までの残り10日間、ピッチ外でのマネーゲームが加速する中、ピッチの上では今週末も、サポーターの魂を震わせる美しいホイッスルが鳴り響きます。