メキシコからウルグアイ代表DFカセレスの獲得へ!移籍市場最終盤にセルタが口頭合意に達する
セルタの今シーズン序盤は、バレンシアとの引き分けやバライードスでのオサスナ戦敗戦など、思うような結果を得られていません。しかしピッチ外では、スポーツディレクターのマルコ・ガルセスがクラウディオ・ヒラルデス監督の要求を満たすべく精力的に動いています。指揮官は数日前の記者会見で「右センターバック、ミッドフィルダー、そして攻撃的な選手」の補強を熱望していました。攻撃陣についてはすでにPSVからクハイブ・ドリオエシュを獲得して決着を見せましたが、現在は守備陣のボス候補にすべての注目が集まっています。
メキシコの複数の有力メディアによると、セルタはクラブ・アメリカ所属のウルグアイ代表ディフェンダー、セバスティアン・カセレスの獲得に向けて口頭合意に達しました。セルタから提示された移籍オファーに対し、所有権を持つクラブ・アメリカ側も非常に好意的に受け止めており、現地では「拒否するのが困難な経済的提案」と報じられています。移籍市場の閉鎖まで残り5日に迫る中、この交渉は極めて近い内に正式合意に達する見込みです。
一方、今週の注目の的だったカンテラ出身のハビ・ルエダの去就についても新たな動きがありました。イングランドのノッティンガム・フォレストから魅力的なオファーが届いていたものの、最終的にルエダはセルタとの未来を選択しました。オサスナ戦の敗戦後、ヒラルデス監督はルエダの残留劇について次のようにコメントしました。
『私の意見はすでにクラブ側も十分に把握していました。私はこの件について自身の考えを述べたかった。常に表でも裏でも同じことを言うように心がけています。ただ、最終的に決めるのは私ではありません。それでも、こうした状況下でお互いを理解し、協力し合うことも私たちの仕事の一部です』
このように、指揮官はフロントとの関係を保ちながらも、切望していた守備のピース確保に向けて前進しています。(via ElDesmarque)
1年前の悪夢を繰り返すな!アスレティック・ビルバオ戦に向けた準備と更なるローテーションの予告
オサスナ戦での痛恨の敗戦を喫したセルタですが、下を向いている時間はありません。チームはわずか2回の練習セッションを経て、日曜日の夜にバライードスで控えるアスレティック・ビルバオ戦に向けた準備に全神経を集中させています。
昨シーズン、チームは最終的に6位という素晴らしい成績で終えたものの、開幕スタートはホームでの敗戦とアウェイでの引き分けという、今季と全く同じ「1敗1分」の勝ち点1でした。昨季は開幕から第10節まで初勝利を挙げられず、さらに本拠地バライードスでの初勝利は12月14日の第16節アスレティック戦まで待たねばなりませんでした。チームの誰もが、あの苦しい序盤戦の悪夢を繰り返したくないと考えています。
しかし、日曜日の大一番に向けて不安要素もあります。オサスナ戦の後半に一発退場処分となったディフェンダーのマルコス・アロンソが、1試合の出場停止処分により欠場。さらにエースのボルハ・イグレシアスも筋肉系の負傷を抱えており、出場が難しい状況です。新戦力のドリオエシュが今回の招集メンバーに滑り込めるかどうかが大きな焦点となります。
ヒラルデス監督は最初の2試合で早くも17人の選手を起用しており、そのうち 15人が両試合に出場、6人が連続先発を果たしています。そして、日曜日のアスレティック戦ではさらに大規模なローテーションを敢行する可能性を示唆しています。
開幕から2試合連続で先発出場を果たしているヨエル・ラゴは、オサスナ戦の敗北を振り返りながらも次のように前を見据えました。
『本当に激しく競り合った試合でした。前半は素晴らしい出来で、私たちが試合を完全に支配していました。しかし、最終的には退場処分がすべてに影響を与え、細かなディテールから勝利が手からこぼれ落ちてしまいました。今はもう、次の試合のことだけを考えています。個人としてはとても調子が良く、素晴らしい感覚を持っています』(via MARCA)
緊迫のVAR交信音声が判明!マルコス・アロンソの一発退場を決定づけた審判団のリアルな会話と詳細判定プロセス
オサスナ戦の51分、セルタが1-0とリードしていた局面で、マルコス・アロンソが相手のイカー・ムニョスに対して激しいタックルを見舞いました。主審のミゲル・セスマは当初、このプレーに対してイエローカードを提示しましたが、VAR担当のルーベン・アバロスから無線の連絡が入ったことで事態は一変しました。その緊迫した実際の交信記録が明らかになりました。
VAR:『ミゲル、レッドカードの可能性があるため、オンフィールドレビューでの再確認を推奨する。モニターの前に到着したら教えてほしい』
主審はモニターへ向かいながら、第四審判とアシスタントに向けて『ベンチ周りのテクニカルエリアをしっかりコントロールしてくれ』と指示を出しました。主審がモニターの前に立つと、ビデオオペレーションルームからは『レッド、レッド』という声が漏れ聞こえる中、次のような状況説明がなされました。
VAR:『セルタの選手は足を完全に伸ばした状態で、非常に強い強度を持って突っ込んでいる。そして、オサスナの選手の足首あたりにスタッドを突き刺しているのが見て取れる』
これに対し、主審は慎重にアングルを指定しました。
主審:『通常スピードの映像を、別のアングルから流してくれ。そうだ、それだ。今度は短いカットで繰り返してほしい。よし、接触したインパクトの瞬間に止めてくれ。もう一度その部分を見たい』
いくつかの映像を何度も確認した末、主審は決断を下しました。
主審:『これはレッドカードに値する。足を真っ直ぐ伸ばしたまま、あまりにも強い強度で入っている。重大なラフプレーと判断すべきだ。最初はまともに当たっていないと思ったが、あるアングルの画像を見ると、スタッドが足や足首ではなく、明らかに相手の脛に直撃しているのが確認できる。マルコス・アロンソへの判定をレッドカードに変更する』
最終的に主審は試合報告書に『ボールの競り合いにおいて、過度な力を用いたタックルを行ったため』と退場理由を記録しました。これにより、アロンソは日曜日のアスレティック・ビルバオ戦で1試合の出場停止となることが確定しました。(via Mundo Deportivo)
パリ・サンジェルマンのレーダーに捕らえられた至宝!世界王者スペインのバックアップメンバーDFハビ・ロドリゲスを巡るメガクラブ争奪戦
移籍市場の閉鎖まであと5日。ヒラルデス監督は、市場の土壇場でチームの主軸選手が引き抜かれる事態を心から恐れています。ハビ・ルエダのノッティンガム・フォレストへの移籍はクラブの抵抗によりなんとかブロックしたものの、今後もし財政健全化に直結するような巨額のオファーが届いた場合、引き留めることは不可能に近いと理解しているからです。
監督は焦燥感を隠せず、次のように本音を語っています。
『もし私が他のクラブの強化担当だったら、今のセルタの選手を間違いなく引き抜くだろう。この最後の残り時間は、市場全体がめまぐるしくスピーディーに動くはずだ。まだ多くの取引が控えている。ここまで市場の動きが緩慢だった分、残り数日で大爆発するのではないかと本当に恐怖を感じている』
現在、ヨーロッパの強豪クラブから最も注目を浴びているのが、ハビ・ロドリゲス、ミゲル・ロマン、ヴィリオット・スウェドベリ、セルヒオ・カレイラ、イラ・モリバといった若き逸材たちです。
とりわけ23歳のディフェンダー、ハビ・ロドリゲスの市場価値は高騰を続けています。今夏までBチーム登録だったポイオ出身の若者は、すでにトップチームで公式戦通算89試合(リーグ70試合、ヨーロッパリーグ12試合、コパ・デル・レイ7試合)に出場。さらに先日、ルイス・デ・ラ・フエンテ監督率いるスペイン代表がニューヨークで世界王者に輝いた際、チームを支えるサポートグループに抜擢されたことで、その評価は世界レベルになりました。
現在、彼に最も強い関心を示しているのがフランスの絶対王者パリ・サンジェルマン(PSG)です。かつてセルタのスポーツアドバイザーも兼任していたルイス・カンポスが彼の才能を完璧に把握しており、ルイス・エンリケ監督もその守備センスを高く評価しています。すでにPSG側はセルタに身辺調査を行いました。資金力抜群のPSGが本気になればすぐにでも獲得に動くはずですが、現時点では本格的な交渉の前段階とされています。
しかし、注目しているのはフランス王者だけではありません。プレミアリーグのエバートン、フルアム、そしてサウジアラビアの公共投資基金を背景に持つニューカッスルといった、圧倒的な資金力を誇るクラブもロドリゲスを注視しています。彼の契約解除金は4000万ユーロに設定されていますが、移籍最終日にこの全額を支払うような電撃オファーが届いた場合、セルタも選手本人も断ることはできないでしょう。(via SPORT)
中盤で異次元の輝きを放つ超新星ミゲル・ロマンと、財政問題に揺れるイラ・モリバの複雑な去就事情
オサスナ戦の前半、セルタがピッチを完全に支配できた最大の要因は、中盤の絶対的な軸として君臨したミゲル・ロマンの存在でした。ゴンドマール出身の若きゲームメイカーは、ピッチ全体を俯瞰するような広い視野を持ち、一切ボールを無駄に保持することなく常にファーストタッチで最適なパスを供給し続けました。彼のゲームメイク能力は並外れており、今シーズン開幕からのパフォーマンスレベルは驚異的です。彼の進化に限界は見えません。
一方、その相棒を務めたイラ・モリバは、オサスナ戦で先発出場を飾り、アスパスの素晴らしい先制ゴールにつながる流れを生み出しました。モリバがヘディングでルーズボールを奪い、ミゲル・ロマンへ繋ぎ、そこからアスパスへのアシストパスが通るという見事なパスワークを見せたのです。
しかし、クラブの経営陣はモリバの売却を諦めていません。クラブ側は彼をこの夏に売却することで、昨夏に投じた資金を回収し、今季予想される1000万ユーロの赤字を埋め合わせ、さらにチーム内でも最高給の部類に入る彼の給与負担を削減したいという思惑を持っています。しかし、現時点で具体的な問い合わせはあるものの、クラブの期待に見合う正式なオファーは届いておらず、去就は依然として不透明なままです。(via SPORT)
12分間の崩壊を徹底分析!指揮官が激怒した守備のマークミスとハビ・ガランを襲った不運なハンド判定の真相
素晴らしいパフォーマンスを見せていた前半から一転、51分のアロンソ退場をきっかけにセルタはわずか12分間で逆転を許すという悪夢に見舞われました。これにはクラウディオ・ヒラルデス監督も激しい怒りと不満を隠せませんでした。
特に指揮官を失望させたのは、キキ・バルハに決められた1-1の同点ゴールの場面です。
『あの同点に追いつかれた守備対応は本当に酷かった。それこそが、この試合で私が最も腹を立てているポイントです。エリア内では数的優位を作っていたにもかかわらず、手前のラウルに全員の注意が向いてしまい、逆サイドにいた相手のマークを完全に外してフリーにしてしまったのです』
さらに、チームの息の根を止めた2失点目のPK判定についても深い失望が残っています。交代カードを切り、システムを4-4-1へと変更してサイドを塞ぎ、クロスを未然に防ぐ守備体系に移行しようとしたまさにその瞬間、ハビ・ガランの手がボールに触れたとしてPKが与えられました。
しかし映像を確認すると、ボールはガランの胸に一度跳ね返ってから、不運にも手の部分に当たっています。普段、審判団の事前ルール説明会では、胸などの体に当たってから手に触れた場合は意図的ではないためペナルティにはならないと口酸っぱく教えられているはずのアクションでした。
主審は頑なに自らの判定を曲げず、VARの介入による修正もありませんでした。監督はこの状況を次のように嘆きました。
『交代を準備していた直前の決定的な場面で、あまりにも不運な形で2失点目を喫してしまいました。信じられないほど不条理でグレーな判定です。すべてが悪い方向へ転がってしまい、非常に暗い気持ちですが、これもフットボールの一部として受け入れるしかありません』
ただ、10人になった後のチームが見せた姿勢にはポジティブな要素もありました。システムを4-4-1に変更し、最後まで勇敢に戦った姿勢を指揮官は高く評価しています。
『1人少ない状況だったにもかかわらず、最後の20分から25分間は我々の方が相手より優れたパフォーマンスを見せていた。その点については非常に選手たちを誇りに思っています。前半についても、ゲームを完全に掌握していました。対戦相手のラミス監督は、昨シーズンは一度も採用したことがないような極端なミドル・ローブロックの5-4-1システムに変えて、我々に対抗してきました。相手がセルタを恐れて戦術をねじ曲げてきたのです』(via SPORT)
カンテラの躍動を象徴するBチームの奮闘!セルタ・フォルトゥナが月曜日にCDカステリョンと激突
月曜日の21時30分、バライードスに新たな戦いの火蓋が切って落とされます。セルタのBチームであるセルタ・フォルトゥナが、セグンダ・ディビシオン(2部)の舞台で名門CDカステリョンをホームに迎えます。この若きリザーブチームが2部リーグに身を置いているという事実自体、近年のセルタが築き上げてきた下部組織(カンテラ)プロジェクトの大成功を如実に物語っています。
LaLigaがスペイン代表のワールドカップ優勝を機に発表した、国内クラブのユース組織の影響力に関する最新報告書によると、セルタは1部リーグにおいてカンテラ出身選手の総出場時間割合が驚異の43%を記録。これはアスレティック・ビルバオ、レアル・ソシエダ、バルセロナという育成の名門に次ぐ、スペイン全土で4番目に高い素晴らしい実績です。
さらに、トップチームを率いるヒラルデス監督自身も、このセルタの育成組織で指導者としてのキャリアを築いてきました。
現在、フレディ・アルバレス監督が指揮を執るフォルトゥナは、昇格組ながら非常に攻撃的で魅力的なフットボールを志向しています。過酷なセグンダの舞台でも物怖じせず、開幕節ではカディスと引き分け、続くアンドラ戦では0-2の窮地から終盤に大爆発して4-2で大逆転勝利を収めるなど、そのポテンシャルの高さを見せつけています。
月曜日の対戦相手であるCDカステリョンとセルタとの間には、1940年代から紡がれてきた40試合(カステリョンの15勝、セルタの17勝、8分け)におよぶ歴史があります。しかし、両者の対戦はカステリョンが2-1で勝利した2010年4月11日の試合を最後に途絶えていました。激動の歴史を持つその試合では、若き日のイアゴ・アスパスを筆頭に、ロペス・ガライや、のちにスペイン代表となるミチュ、ホセルらがセルタのユニフォームを着てピッチを駆けていました。
あれから長い年月を経て、今度はカンテラの若き戦士たちが、バライードスの地でカステリョンとの新しい歴史の一ページを開こうとしています。(via SPORT)
【本日の総括】
オサスナ戦の敗北という悔しい船出となったものの、ピッチ内外でセルタの動きは非常に活発です。メキシコ代表DFカセレスの獲得が目前に迫る一方で、ハビ・ロドリゲスをはじめとする若き至宝たちへのヨーロッパメガクラブからの関心が急増しており、移籍市場最終盤の動きから目が離せません。日曜日のアスレティック戦でのバライードス初勝利、そして月曜日のフォルトゥナの戦いに向けて、クラブ全体の結束が求められています。
