キリアン・エムバペ「毛沢東ミーム」騒動で作者が謝罪

キリアン・エムバペがインタビューで自身の顔を毛沢東の体に合成したインターネット上の毛沢東ミームについて好意的な冗談を言ったことで、中国政府やメディアが激怒し、ラ・リーガの放送停止や商業スポンサーの契約解除といった事態に発展していた問題で、新たな展開があった。

このミーム画像を最初に制作したクリエイター本人がMARCAの取材に対して謝罪コメントを発表。『これほど巨大な外交問題や商業的混乱を引き起こすとは夢にも思わなかった。純粋なジョークのつもりだったが、深く反省している』とコメントした。

一方、モウリーニョ監督も記者会見でこの件について言及し、選手とクラブの迅速な対応を誇った。

『中国での騒動は、まさに現代世界の危険性を物語っている。一番良い対処法は口を開かないことかもしれない。何気ない一言にも危険が潜んでいるからだ。だが、キリアン・エムバペは非常に責任感のある行動をとった。クラブと選手は即座に素晴らしいクラス(気品)をもって謝罪と対応を行った。私自身、監督としてクラブとキリアン・エムバペの即座のリアクションを非常に誇らしく感じている。キリアン・エムバペは極めて賢く、成熟しており、高い自尊心と気品を兼ね備えている』(via Estadio Deportivo / MARCA)

バロンドール結果に対するジョゼ・モウリーニョの本音

バロンドール授賞式でキリアン・エムバペがハリー・ケインに次ぐ2位となったことについて、モウリーニョ監督が本音を明かした。

かつてトッテナム時代に指導したハリー・ケインの受賞について、『ハリーと一緒に仕事ができたのは特権だった。彼は素晴らしい選手でありプロであり人間だ。自分の選手が勝てなかった失意はあるが、正直に言ってハリーの受賞を心から祝福したい。彼のキャリアの素晴らしい冠となった』と称賛。

その上でキリアン・エムバペについて、『自分が世界一だと知っていることと、他者へのリスペクトを持つことは別だ。キリアン・エムバペはハリーに対して素晴らしい敬意と気品を見せた。バロンドールは毎年選ばれ複数の受賞者がいるが、ワールドカップの歴代最多得点者は世界にキリアン・エムバペただ一人だ。これは唯一無二の偉業だ』と強調した。

しかし、投票結果全体に対してはトゲのある皮肉を忘れなかった。

『今回の投票結果で口が開いたまま塞がらなかった最大の驚きは、ジュード・ベリンガムが11位だったことだ。これについてはノーコメント(言葉もない)だね』と、昨季破竹の活躍を見せたジュード・ベリンガムの低い評価に対して痛烈な不満を示した。(via Estadio Deportivo / MARCA)