レアル・オビエド

レアル・オビエドの下部組織「エル・レケソン」が生んだ17歳の超新星MFエンソ(Enzo Pérez Miranda)が、エイバーの無敗記録を止めた前節の試合で圧巻のパフォーマンスを披露し、カルロス・タルティエレのスタジアム全体から万雷のスタンディングオベーションを浴びた。

エンソの父は、2000年にオビエドのトップチームでデビューを果たし通算15試合2ゴールを記録した元選手のオスカル・ペレス(Óscar Pérez)である。親子2代でオビエドのユニフォームを着て戦う胸熱なストーリーに、ファンや地元メディアは沸き立っている。

父オスカルは『浮かれることなく、一歩一歩着実に進むことが大切だ』と過度なフィーバーを戒めるが、ハビ・カレロ監督の指揮下で輝きを放つ17歳の天才MFの登場に、オビエドの未来への期待は膨らむばかりである。(via SPORT)

【本日の総括】

本日のLALIGA Hypermotion(スペイン2部リーグ)は、混戦を極める昇格争いの裏側にある戦術的アプローチ、負傷者による暗雲、そしてクラブの歴史と伝統が浮き彫りとなる1日となった。

首位に立ったUDアルメリアはガルシア・ピミエンタ監督のもとで連勝街道を突き進むが、ロドリゴ・エリーの入院など痛手も抱えており、次節ソシエダB戦は気の抜けない試練となる。2位エイバーを追う3位カステリョンは、主力を欠くなかで攻撃力が75%激減するという衝撃的なデータが露呈し、チーム戦術の再構築を迫られている。一方で、敵地カディスで18年ぶりの勝利を挙げたレアル・スポルティングや、新星エンソがブレイクしたレアル・オビエド、直接対決で首位エイバー追撃を狙うRCDマジョルカなど、プレーオフ圏内を巡る中位〜上位陣の過熱ぶりも際立っている。

また、下位〜中位ではCDテネリフェの徹底した守備至上主義や、12試合連続失点に喘ぐコルドバCFの守備崩壊など、各クラブの明暗がくっきりと分かれている。創設84周年を迎えたFCアンドラの歴史的秘話やモラタを巡るファンの熱狂など、ピッチ外の話題も含めてセグンダの熱量は高まる一方だ。