CDレガネス & コルドバCF

今夏、イタリアのコモからの期限付き移籍でCDレガネスにスター選手として加入した元スペイン代表FWアルバロ・モラタが、厳しいゴール日照りに見舞われている。セグンダ開幕から6試合に出場しているものの未だノーゴールと不振から抜け出せずにいる。モラタの国内リーグ戦における得点は、ガラタサライ(トルコ)に所属していた2025年5月24日まで遡り、約2年間にわたりリーグ戦でのゴールから遠ざかる深刻なスランプが続いている。

そうした中、モラタが少年時代にコルドバCFのユニフォームを着て笑顔を見せる貴重な写真がSNS上で拡散され、大きな話題となっている。この写真を見たコルドバのサポーターからは「エル・アルカンヘル(コルドバの本拠地)で復活を果たしてほしい」と獲得を熱望するコメントが殺到している。

モラタにとってコルドバは単なる通過点ではない。幼少期に個人的な事情で長く過ごした街であり、現在も深い愛着を持っている。2024年に代表戦でエル・アルカンヘルを訪れた際、PKを外しながらも熱狂的な声援を受け直後にゴールを決めた経験を持つモラタは、『幼少期の多くをコルドバで過ごし、素晴らしい思い出がたくさんある。温かい声援に感謝したい』と語っていた。

地元メディアが幼少期の友人であるキケ・ゴメスやペペ・レボージョに取材を行ったところ、モラタは近所のプールサイドの芝生でサッカーを楽しみ、『僕のヒーローはフェルナンド・トーレスだ』と語るシャイな少年だったという。彼らの友情は現在も続いており、ユーロ2024決勝やヴェネツィアでの結婚式にも招待されるほどの間柄である。

現時点でコルドバ獲得の動きはサポーターの熱烈な願望の域を出ておらず、モラタの最優先事項はレガネスで早期に初ゴールを決め、チームの悪い流れを断ち切ることにある。(via Estadio Deportivo)

CDテネリフェ

セグンダ復帰を果たしたCDテネリフェのアルバロ・セルベラ監督が取り組む戦術コンセプト「サッカーを両ゴールエリアから遠ざける」という徹底したリスク回避のプレースタイルが注目を集めている。地味ながらも極めて実用的なこのスタイルは、限られた予算と戦力でチームがセグンダを生き抜くための唯一の手段だと指揮官は主張する。

テネリフェのスタッツは、このスタイルを如実に物語っている:

・被シュート数:9試合で僅か97本(1試合平均11本未満)。マジョルカと並びリーグで2番目に少ない数字であり、これを下回るのはサバデルの89本のみ。ただし、サバデル(7失点)やマジョルカ(4失点)に比べ、テネリフェは13失点を喫しており、個人レベルの守備対応に課題を残している。

・シュート数:72本でリーグワースト2位(うち24本がFWエンリク・ガジェゴによるシュート)。最少はラス・パルマスの71本。

・ポゼッション率:41.13%でリーグ最少。

・パス成功数および相手陣内でのパス数:サバデルに次ぐリーグワースト2位。

・デュエル数:976回でリーグトップ。対人戦での泥臭い格闘を徹底している。

前節コルドバ戦で3-2の打ち合いを演じて競り負けた反省から、ジローナ戦(1-1)では徹底したブロック守備を展開。セルベラ監督は記者会見で『格上や同格相手に打ち合いを挑めば我がチームに勝ち目はない。4〜5人で守るのではなく、8人で自陣を守らなければ隙を作られてしまう。「守備の秩序こそが我々を遠くへ連れて行く。退屈なチームと言われようともだ」と選手に言い続けている。まずは自陣のゴールを守り抜くこと。それがどんな相手に対しても我々が取るべき唯一の基本だ』と語り、徹底した守備至上主義を改めて強調した。(via SPORT)