プレシーズン: 夏の親善試合3試合と始動日が決定

セルタのプレシーズンは、7月6日(月)と7日(火)に選手たちがグループに分かれて受けるメディカルチェックから本格的に始動する。この日から、新加入のアレイシ・フェバスとハビ・ガランもチームに合流する予定となっている。その後、7月8日(水)からクラウディオ・ヒラルデス監督の指揮下で、フィールドでの本格的なトレーニングがスタートする。

また、夏の準備期間を彩る親善試合として、3つの対戦相手が確定している。

・7月18日:スポルティング・ブラガ戦 (エスタディオ・ムニシパル・デ・ブラガ、キックオフ時間未定)

・7月25日:スポルティング・ヒホン戦 (ビラガルシア・デ・アロウサのア・ロンバ、キックオフ時間未定)

・8月5日 20:00:サッスオーロ戦 (イタリア、リッチ・スタジアム)

3戦目の相手となるサッスオーロは、アルベルト・アクイラーニ監督が率い、昨季セリエAを11位で終えた実力派チームである。この試合は、まだ日時が確定していないオサスナとのラ・リーガ開幕戦の約10日前に行われるため、最終的な仕上がりを確認する重要なテストマッチとなる。(via Estadio Deportivo)

補強分析: アレイシ・フェバスとハビ・ガランがもたらす経験値

今夏の移籍市場でいち早く獲得したアレイシ・フェバスとハビ・ガランは、いずれも移籍金ゼロのフリートランスファーで加入した。フェバスはエルチェとの契約を満了し、ガランはオサスナでのプレーを経てセルタに加わった。

両選手は共に30歳を超えており(フェバス30歳、ガラン31歳)、ラ・リーガでの経験が非常に豊富で、チームへの適応に時間を必要としない。特にガランは過去にセルタで2シーズンを過ごし、79試合に出場した実績を持っており、2024年の夏に退団して以来のバライードス帰還となる。

今回の補強は、チームの明確な弱点を的確にカバーするものである。左サイドバックは、マヌ・サンチェスが再び退団する可能性があり、ポリバレントなオスカル・ミンゲサもチームを去ったため、昨季は主にセルヒオ・カレイラスが務めていたポジションであり、補強が急務であった。また、フェバスの加入は、ヒラルデス監督の戦術において極めて重要な役割を果たす中盤を強化する目的がある。

カンテラ出身の若手選手が数多く在籍するセルタにおいて、彼らはボルハ・イグレシアス、間もなく契約延長が発表される見込みのマルコス・アロンソ、そしてクラブの絶対的レジェンドであるイアゴ・アスパスといったベテラン勢とともに、チームに落ち着きと安定感をもたらすことが強く期待されている。(via Estadio Deportivo)

移籍の噂: イライクス・モリバにアストン・ヴィラからオファー

クラウディオ・ヒラルデス監督の下で素晴らしいシーズンを送り、その確かな才能を再び証明したイライクス・モリバに対し、ウナイ・エメリ監督率いるアストン・ヴィラが獲得に向けて本格的に動き出している。

アストン・ヴィラは、同じく関心を示していたガラタサライが提示した上限1500万ユーロを上回るオファーを準備している。彼らの最初の提示額は約1180万ユーロと見られているが、交渉次第では最大で1770万ユーロまで引き上げる用意がある。

しかし、セルタのマルコ・ガルセスSDはこの金額では不十分であると考えており、移籍金を3000万ユーロ近くまで引き上げることを目指して交渉に臨んでいる。この強気な姿勢の背景には、RBライプツィヒが将来の移籍金の一部を受け取る権利を有していること、さらにモリバ自身も以前の給与削減を受け入れた条件として、移籍金の一部を受け取る権利を保持しているという複雑な契約事情が絡んでいる。

プレミアリーグの強大な資金力と複数クラブによる競争の激化が、セルタにとって移籍金を引き上げる有利な交渉材料になる可能性がある。(via ElDesmarque)

移籍の噂: ファビオ・シウバの獲得競争に参戦

ボルシア・ドルトムントに所属する23歳のポルトガル人FWファビオ・シウバが、今夏の移籍市場で大きな注目を集めており、セルタも獲得候補のクラブとして名乗りを上げている。

昨季はブンデスリーガで十分な出場機会に恵まれなかった同選手は、かつてプレーしたラ・リーガへの復帰を前向きに検討している。ヨーロッパリーグに出場するセルタは、彼にとって非常に魅力的な移籍先となる。ただし、同じく欧州の大会に出場するベティス、ビジャレアル、レアル・ソシエダ、さらにエスパニョールなども強い関心を示しており、彼を巡る激しい争奪戦が予想されている。(via Estadio Deportivo)

移籍の噂: ヘスス・バスケスはバレンシア残留を明言

セルタはバレンシアの左サイドバック、ヘスス・バスケスの獲得に強い関心を示し動向を探っていたが、バレンシアは彼の放出を全く考えておらず、選手自身も現在のクラブへの残留を固く決意している。

プレシーズンのメディカルチェックに訪れたバスケスは、報道陣からセルタからの関心や接触について問われると、『いや、何もないです。僕はここに集中していて、それだけです。早く試合などが始まるのを楽しみにしています』と移籍の噂を真っ向から否定した。さらに、来季もバレンシアのシャツを着たいかという質問に対しては、『それはいつも、いつも、いつも思っています』と力強く答え、メスタージャでの成功にのみ焦点を当てていることを明確にした。(via ElDesmarque)

去就: マティアス・ベシーノらの退団の可能性

今夏の移籍市場において、チームの中盤を支えるマティアス・ベシーノが、他クラブからの魅力的なオファー次第ではセルタを退団する可能性がある。また、左サイドバックのマヌ・サンチェスについても、チーム内のポジション争いや構成上の理由から、再びセルタを離れる可能性が高いと見られている。(via Estadio Deportivo)

代表情報: ボルハ・イグレシアスはW杯で未出場

現在開催されているW杯において、スペイン代表として招集されているセルタのストライカー、ボルハ・イグレシアスだが、決勝トーナメントに入った現在もまだ1分もピッチに立っていない。

これは、同じアタッカーであるミケル・オヤルサバルが4試合で4ゴールを挙げるなど絶好調を維持していることや、ルイス・デ・ラ・フエンテ監督が前線の選手を休ませる場面でも、より流動的な動きができるフェラン・トーレスを好んで起用しているためである。イグレシアスは依然としてベンチから出番を待つ我慢の状況が続いている。(via ElDesmarque)

小ネタ: W杯優勝メンバーがヒラルデス監督を絶賛、夕食の誘いも

クラウディオ・ヒラルデス監督がセルタで見せている見事な手腕は、サッカー界の重鎮たちからも高く評価されている。DAZNで放送されたW杯スペイン対オーストリア戦のプレビュー番組内において、2010年W杯優勝メンバーであるハビ・マルティネスとペペ・レイナが同監督を大絶賛した。

ハビ・マルティネスは、『あなたは難しい時期にセルタを引き継ぎ、独自のアイデンティティを作り上げることに成功しました。セルタのプレーを見るのは楽しいですし、カンテラーノたちとともに2年連続でヨーロッパの舞台に立っていますね。あなたのすべての成功を祈っていますし、サッカー界で輝かしい未来が待っていると確信しています』と、その功績を称える言葉を贈った。

さらに、ペペ・レイナは強い敬意を示すとともに、直接の対話を申し入れた。『私はまだ監督業を始めたばかりですが、あなたを褒める以上に、図々しくも夕食に誘ってサッカーについて語り合いたいと思っています。私はあなたのサッカーに対する見方、プレーの仕方、特に攻撃的な姿勢の熱烈なファンです。私も自分の小さなチームでそれを取り入れていますが、あなたのやっていることにはとても注目しています。サッカーのビジョンがとても好きなので、ぜひこの場を借りて夕食に招待させてください。スペイン中に知ってもらいたいです。あなたと夕食を共にして、少しサッカーについて話す必要があるんです』と、公開の場で熱烈なラブコールを送った。(via ElDesmarque)

小ネタ: ステファン・バイチェティッチのルーツとラ・リーガ復帰の噂

現在リバプールからの退団とラ・リーガ復帰を模索している若手MFステファン・バイチェティッチは、実はセルタのカンテラと深い縁を持っている。彼の父親であるスルジャン・バイチェティッチは1994年から1997年までセルタでプレーした元MFであり、ステファン自身もビーゴで生まれ、セルタの育成組織であるア・マドロアで育った。その後、ユース時代にその才能を認められリバプールへと引き抜かれた経歴を持っている。現在、セビージャ、ラージョ・バジェカーノ、エルチェなどが彼の獲得を検討している。(via Estadio Deportivo)

【本日の総括】

プレシーズンが間もなく始動し、ヒラルデス監督の下で新戦力とベテランが融合した新チームの形が見え始めています。移籍市場ではモリバの去就や新たなストライカー獲得の噂が飛び交っており、今後のフロントの立ち回りに注目が集まります。