アルバロ・ロドリゲスの移籍

レアル・マドリードの育成出身で、昨季エルチェCFでプレーしたスペインとウルグアイの二重国籍を持つ21歳のストライカー、アルバロ・ロドリゲスが、プレミアリーグのボーンマスへ移籍することが決定した。移籍金は固定2500万ユーロに加え、500万ユーロの変動ボーナスが設定されており、総額3000万ユーロ規模の取引となる。選手は2031年までの長期契約を結ぶ予定だ。

昨夏の移籍市場でエルチェCFは200万ユーロを支払って彼を獲得していたが、その際レアル・マドリードは保有権の50%を保持し、将来的な買い戻しオプションや売却益の権利を残していた。今回の移籍により、レアル・マドリードは固定移籍金の半額にあたる1250万ユーロを受け取ることになり、ボーナス条件が満たされれば最大で1500万ユーロを手にする。そして、この取引をもってレアル・マドリードは彼の買い戻しの可能性や権利を完全に失うことになる。

アルバロ・ロドリゲスは昨季、エデル・サラビア監督が率いるエルチェCFで36試合に出場し、7ゴール5アシストを記録した。チーム内ではラファ・ミルやアンドレ・シウバといった選手たちと熾烈なポジション争いを繰り広げながらも、前線で重要な役割を果たした。チームは他会場の結果に助けられる形で最終節に辛くも降格を免れるという厳しいシーズンだったが、彼はその中で確かな爪痕を残し、プレミアリーグへのステップアップを勝ち取った。エルチェCFにとっても、この移籍によって得られる多額の資金は、来季のチーム編成において非常に大きな意味を持つことになる。(via SPORT / ElDesmarque)

ステファン・バイチェティッチの獲得検討

リヴァプールFCに所属するスペインとセルビアの二重国籍を持つ21歳のMF、ステファン・バイチェティッチの獲得に向け、エルチェCFが移籍先候補の一つとして名乗りを上げている。

バイチェティッチは2025/2026シーズンにおいて、アルネ・スロット監督率いるリヴァプールで全く出場機会を得られておらず、2027年6月30日までの契約の最終年に突入した。彼自身、育成時代を過ごしたアンフィールドで成功するという夢を諦め、新たな挑戦に向かう時が来たと明確に決意している。急成長を見せたものの現在は停滞しているキャリアを再び軌道に乗せるため、彼のエージェントはスペインでの移籍先を優先的に模索している。エルチェCFは、セビージャFCやラージョ・バジェカーノとともに彼がスペインリーグへ復帰するための選択肢として浮上している。

バイチェティッチは身長185cmのエレガントな右利きの選手で、本職は守備的ミッドフィルダー(ピボーテ)だが、キャリアを通じて左右どちらのセンターバックとしてもプレーしてきた。母親がガリシア人で、元サッカー選手の父親スルジャン・バイチェティッチ(1994年から1997年にかけてセルタでプレーし、その後ブラガやレッドスター、中国のクラブを経てビーゴに定住し指導者となった)を持つ彼はビーゴで生まれ、セルタの下部組織で育った。U-15スペイン代表にも選出され、フベニル年代でリヴァプールに引き抜かれた。

ユルゲン・クロップ監督の下で18歳にしてトップチームデビューを果たし、2022/2023シーズンには15試合に出場するなど素晴らしい成長を見せたが、その後はクロップ監督の構想から外れ、2023/2024シーズンはわずか2試合の出場にとどまった。2024/2025シーズンの前半戦はオーストリアのRBザルツブルクへのレンタル移籍でうまくいかず、後半戦にUDラス・パルマスへ再レンタルされると、そこで14試合(うち12試合でスタメン)に出場して1ゴールを記録し、スペインのトップリーグで感覚を取り戻した。ベティスなどから残留のオファーもあったものの、リヴァプールでの再挑戦を選択した。しかし、アルネ・スロット監督の下で完全な冷遇状態に置かれており、彼はこの状況が自身の退団を容易にすることを期待している。エルチェCFは、この状況を利用して出場機会を求める彼を迎え入れようと画策している。(via Estadio Deportivo)

アレイシ・フェバスの退団

昨季エルチェCFでプレーした30歳のミッドフィルダー、アレイシ・フェバスが、契約満了に伴いフリーエージェントとしてセルタ・デ・ビーゴへ加入することが決定した。

フェバスは1部リーグでの経験は他のベテラン選手と比べるとやや少ないものの、スペインのリーグ戦を知り尽くしており、環境への適応期間を必要としない即戦力として評価されている。昨季のエルチェCFにおいては中盤の要としてチームを牽引し、最終的にクラブが称賛に値する見事な2部残留を果たす上で極めて重要な役割を担った。

エルチェとの契約を終えた彼は移籍金ゼロでセルタに加わり、クラウディオ・ヒラルデス監督の指揮下で新シーズンに向けたプレシーズンをスタートさせる。セルタはヨーロッパリーグなどのコンペティションも控えており、中盤を強化するための貴重な戦力として、新たな舞台での活躍が期待されている。(via Estadio Deportivo)

【本日の総括】

主力ストライカーのアルバロ・ロドリゲスがボーンマスへ大型移籍し、クラブに多額の資金をもたらす一方で、アレイシ・フェバスも契約満了で退団。得た資金を活用し、リヴァプールで燻る若手バイチェティッチの獲得に動くなど、来季に向けた新たなチーム再建が本格的に進んでいます。