ファクンド・ブオナノッテに訪れた覚醒の時

ブライトンからの期限付き移籍で加入したアルゼンチン出身の天才MFファクンド・ブオナノッテ。サポーターを熱狂させる圧倒的な技術を持ちながらも評価が二分するクラックであり、輝かしいプレーの一方で守備対応や走力、途中出場時の取り組みなど常に厳しい視線を注がれてきました⚽️🔥

今季11節終了時点でリーグ戦でのプレー時間は僅か332分にとどまっています。7試合に出場し、先発は3試合のみで、フル出場を果たした試合は一度もありません。1試合での最多出場時間は、レーシング戦とアスレティック・ビルバオ戦で記録した69分が最高です。

そのアスレティック・ビルバオ戦ではPKから緑と白のユニフォームでの唯一のゴールを記録しましたが、マルティン・アンセルミ監督が彼を先発に抜擢したのは9月12日が最後であり、実に2ヶ月近く前までさかのぼります。

その後、トマ・ルマールの好調な進化と、守備の安定感を高めるために戦術的修正を行ったアンセルミ監督の下で、ルマールとファクンド・ブオナノッテのふたりを同時にピッチへ送り出すことが困難となり、ファクンド・ブオナノッテの存在感は次第に陰を潜めていました。

しかし、前節バレンシアとのダービー戦でルマールが内転筋の不調により前半で無念の負傷交代を余儀なくされたことで、アンセルミ監督はベンチに控えていた背番号10にチームの舵取りを託しました。緊急の途中出場だったためウォーミングアップの時間も十分に取れず、ハビエル・アギーレ監督が構築した重苦しい展開の中でゲームチェンジャーとしての役割を果たしきることはできませんでした。

ルマールは内転筋の損傷により全治数週間を要し、少なくとも国際Aマッチ中断期間が明けるまで離脱が決定しています。

ファクンド・ブオナノッテにとって、今回は突然の途中投入ではありません。今週末の日曜日に開催される強敵レアル・ベティス戦に向け、丸1週間をかけて先発司令塔としての準備をじっくり整えられる絶好の機会です。

ベティスは週中に欧州カップ戦を控える強豪であり、自陣に引いて守るのではなく攻撃的に挑んでくる相手です。自らスペースを見つけてライン間で勝負するファクンド・ブオナノッテにとって、自らの真価を証明するための最高の舞台となります。対面には彼が目指すべき理想像でもあるイスコが君臨しています🌟

ピッチ上で自由を与えられたときに真価を発揮するタイプであり、9月の先発出場時には前線からのプレッシングや守備タスクも怠っていませんでした。バレンシア戦での不発を払拭し、ベティス戦でチームを勝利に導く最高のパフォーマンスを発揮することが強く期待されています。(via SPORT)