シャビ・エスパルト バルセロナが19歳のアカデミー出身DFと2030年まで長期契約を締結

FCバルセロナは、下部組織出身で19歳のディフェンダー、シャビ・エスパルトとの契約を2030年6月30日まで延長したことを正式に発表した。トップチームで目覚ましい成長を遂げる生え抜きを早期に囲い込み、将来の守備陣の軸として据えるクラブの明確な方針を示す契約更新である。

カタルーニャ州ヴィラサール・デ・マル出身のエスパートは、2015年夏に8歳でラ・マシアの門を叩き、順調に育成カテゴリを駆け上がってきた。昨季の3月にセント・ジェームズ・パークで行われたニューカッスルとのUEFAチャンピオンズリーグ戦でトップチームデビューを果たし、昨季は公式戦6試合に出場した。

今季は8月27日に正式にトップチーム登録され、背番号12を与えられた。ここまで公式戦5試合に出場して1ゴール2アシストを記録しており、レバンテ戦では嬉しい初ゴールも記録した。本来は2028年まで残っていた契約を2年間延長し、年俸条件の改善とともに契約解除金も大幅に引き上げられた。

彼は本来、中盤の底を務めるボランチとしてキャリアを積んできたが、左右のサイドバックも完璧にこなすユーティリティ性を発揮している。今夏のU-19欧州選手権でスペインの優勝に貢献すると、今回の国際マッチウィークではU-21スペイン代表に初招集され、サンマリノ戦でも後半から出場して大勝に貢献した。

本人も自身の成長について『すべての出来事が非常に速く進んでいるが、夢だったトップチームでプレーできて誇らしい』と喜びを語っている。ポジションに関しても『ずっと6番でプレーしてきたが、監督に求められればどの位置でも適応してチャンスを生かしたい』と柔軟な姿勢を見せている。

SPORT紙によれば、スポーツディレクターのデコがソシオ総会で示唆していた通り、クラブは彼の固定給を引き上げつつ長期契約で保護する戦略を完遂した。またMARCA紙は、彼がアレハンドロ・バルデやジョアン・カンセロと競い合いながらサイドバックの先発枠を争う存在へ昇格したと評価している。

つまりこの契約更新が示しているのは、ラミン・ヤマルやパウ・クバルシらに続く2007年生まれの黄金世代に対し、クラブが絶大な信頼を寄せているということだ。ジョアン・ラポルタ会長が出席する調印式を控え、今週末のヘタフェ戦でも彼の積極的なプレーに期待がかかる。(via SPORT / MARCA / Mundo Deportivo / ElDesmarque)