マラシュ・クンブラの加入とイバン・バジウによる勧誘の裏話

🛡️ ラージョ・バジェカーノは、守備陣を統率する新たな柱として、ASローマから今シーズン終了までの1年間の期限付き移籍(レンタル)でアルバニア代表センターバックのマラシュ・クンブラの獲得を完了しました。

昨シーズン、クンブラはエスパニョールでリーグ戦35試合に出場し、マジョルカでもプレー(ただし Mallorca 時代は怪我や肉体的な問題から8試合の出場に制限されていました)するなど、すでにスペインのフットボールを熟知しています。今回の移籍決定の裏には、バルセロナとも縁が深く、現在ラージョでプレーする同胞のイバン・バジウによる熱心な説得と勧めが、彼の決断を強く後押しする大きなきっかけとなりました。

クンブラは自身のソーシャルネットワークを通じて、サポーターに向けて非常に前向きなメッセージを発信しています。

『私のキャリアにおける新しい章がここからスタートする。今はただ、この素晴らしいチームのためにピッチの上で全力で働き、自分の価値を証明することだけに集中している』

新天地での挑戦に向けて、極めて高いモチベーションをのぞかせています。(via MARCA)

クラブ史上最高の2大売却劇!ペップ・チャバリアとノベル・メンディの電撃移籍による巨額の資金獲得

💰 8月12日は、クラブの歴史において極めて特別で、決して忘れることのできない伝説的な1日となりました。なんと、同じ日のうちにクラブ史上最高額となる2大売却オペレーションを電撃的に完了させ、莫大な移籍金を手に入れたのです。

まず、左サイドバックの主力として125試合にわたって franja (たすき帯のユニフォーム)を身にまとって献身的に戦い続けたペップ・チャバリアが、イングランド・プレミアリーグの名門チェルシーへ、2100万ユーロの固定移籍金に加えてさらに300万ユーロの変動ボーナス(総額2400万ユーロ)という破格の条件で完全移籍を決めました。チャバリアは自身のSNSにおいて、

『どれほど遠く離れようとも、私の心の一部は、いつも、そしていつまでもバジェカスのコミュニティのものであり続けるだろう』

と、涙ながらにサポーターへの感謝を伝えました。

さらにその数時間後、ノベル・メンディが同じくイングランドのハル・シティへ2500万ユーロという巨額のトランスファーで完全移籍することが発表されました。

これまで、クラブの歴代最高売却額は、エスパニョールがエイドリアン・エンバルバを獲得した際に支払った1000万ユーロが上限でした。今回の2つの取引により、わずか1日で固定・変動を合わせて4500万ユーロ(約72億円)を超える空前絶後の資金を調達することに成功。これにより、クラブが抱えていた財政的なプレッシャーや制約は完全に、そして劇的に解消されることになりました。(via MARCA)

ギオルギ・ツィタイシュヴィリがフリーで電撃加入!攻撃陣の再構築とウイング強化

🇬🇪 資金を得たラージョのフロント陣は、ただちに補強のアクセルを踏み込み、今夏第2の重要新戦力の獲得を発表しました。ウクライナのディナモ・キエフとの契約が満了し、フリーエージェントとなっていたジョージア(グルジア)代表の快速ウイング、25歳のギオルギ・ツィタイシュヴィリと、2029年6月までの4年間の長期契約を結びました。

ツィタイシュヴィリは、かつて24/25シーズンにグラナダCFでプレーした経験があり、1対1の強烈な突破やスピードに乗った仕掛けでラ・リーガのファンに非常に好印象を残していました。基本的には左サイドから鋭く縦に仕掛けるプレーを得意としていますが、右サイドから中にカットインして自慢の左足でフィニッシュを狙うなど、両翼を高い次元でカバーできる万能アタッカーです。

彼の獲得は、昨季限りでチームを離れたイリアス・アコマックの大きな穴を埋めるものであり、これによりベニャト・サン・ホセ監督が望む前線のバリエーションはほぼ完成しました。クラブは今後、市場に現れる予期せぬチャンスを除いて、フォワードラインの補強は完了したと評価しています。(via MARCA)

セビージャからの猛アプローチにラージョが断固拒絶!中心選手ホルヘ・デ・フルートスの非売品宣言

❌ セビージャFCが、ワールドカップでの活躍によって市場価値を1500万から2000万ユーロへと爆発的に高めたスイス代表ルーベン・バルガスの今夏の売却に備え、その絶対的な後釜候補としてラージョの29歳のエースウイング、ホルヘ・デ・フルートスの引き抜きを画策し、選手周辺やクラブに獲得の打診を行いました。

しかし、セビージャのスポーツディレクターであるホセ・イニャシオ・ナバロ氏を含む多くの関心クラブに対し、ラージョのフロント陣が返した言葉は『放出の可能性は1パーセントもない』という、極めて冷徹で断固たるものでした。

デ・フルートスは、2028年6月までの契約を残しており、昨シーズンの驚異的なパフォーマンスによって自身のTransfermarktにおける市場評価額を3倍(1200万ユーロ)に急上昇させた、リーグを代表する実力派です。新指揮官であるベニャト・サン・ホセ監督の新プロジェクトにおいて、彼は決して手放すことのできない絶対的な戦術の柱と位置づけられています。

さらに、前述のチャバリアとメンディの売却によって4500万ユーロ以上の巨額の現金を手に入れたラージョには、資金のために主力を切り売りする必要性が完全に皆無となっています。彼の契約に設定されている5000万ユーロ(約80億円)の契約解除違約金をキャッシュで満額支払うか、完全に市場の常識を逸脱した超メガオファーが届かない限り、交渉のテーブルにすら着くつもりはありません。同じく獲得を狙っていたビジャレアルも、このラージョの鉄壁の姿勢に直面し、アプローチを完全に諦めて撤退することになりました。(via Estadio Deportivo)

バジェカス・スタジアムを巡る退去危機とプレサ会長が告げた破滅の警告

🏟️ クラブがオランダでのプレシーズンキャンプを終えて帰国した直後、マドリード州政府(Comunidad de Madrid)から『スタジアム(エスタディオ・デ・バジェカス)の利用ライセンスを一時的に取り消し、老朽化した施設の安全性を確保するため、緊急の改修・介入工事を行う』という、あまりにも衝撃的で壊滅的な通知が届き、クラブ全体がパニックに陥りました。

このスタジアムの存続危機に対し、ラウル・マルティン・プレサ会長は、メディアの前で悲痛な表情を浮かべながら、以下のように極めて深刻で生々しい警告のメッセージを語りました。

『もしラージョが、自分たちの神聖な魂の拠り所であるバジェカスのスタジアムで今シーズン戦うことができなくなれば、その影響は単なる一時的な移動の手間というレベルを遥かに超えてしまう。ホームでの戦い、そしてサポーターたちの熱狂的な後押しを失うことは、チーム全体の戦闘力を著しく奪う結果となり、私たちをそのまま最悪の2部降格へと直行させる致命的な引き金になるだろう』

その後、クラブの首脳陣はマドリード州政府の担当局と徹夜での緊急協議を重ね、なんとか最悪のスタジアム完全閉鎖という事態を避けるための譲歩案を提示。ファンを安心させ、チームがホームで戦い続けられるようにするための現実的な安全工事のスケジュールと妥協点を模索し、交渉を急ピッチで進めています。(via Estadio Deportivo)

左サイドバック補強の緊急ミッション!アドリア・ペドロサとアレックス・モレノ獲得への水面下の動き

🏃 長年チームの左サイドを支えたパチャ・エスピーノが契約満了を機にアルゼンチンのラシン・クラブ・デ・アベジャネーダへ旅立ち、さらにペップ・チャバリアがチェルシーへ移籍したことで、現在のラージョの登録メンバー内には、専門の左サイドバックが一人も存在しないという、極めて異常で緊急性の高いスクランブル事態に陥っています。

この深刻な穴を埋めるため、スポーツディレクターのダビド・コベーニョ氏は、セビージャFCにおいて出場機会が激減している28歳の左サイドバック、アドリア・ペドロサの獲得に向けて交渉を非常に速いテンポで進めています。ペドロサは昨季レンタル先のエルチェで30試合に出場し1ゴール2アシストを記録するなど実績は十分であり、今回の交渉は「買い取りオプション付きの期限付き移籍(レンタル)」の形態で合意が極めて近くなっています。セビージャ側もペドロサを売却してサラリースペースを空けたがっているため、双方の利害が完全に一致しており、今週中にも決着する見込みです。

同時に、コベーニョSDは、昨シーズンにジローナで降格を経験したかつての所属選手(元ラージョかつ元ベティス)である Álex Moreno (アレックス・モレノ)に対しても、左サイドの層を完璧に補強するためのもう1つの強力な選択肢として再び連絡を取り始め、水面下でのダブル獲得を視野に入れた緊迫した交渉を展開しています。(via ElDesmarque / Estadio Deportivo)

ベニャト・サン・ホセ新監督が率いる新シーズンの幕開けとセビージャとの開幕戦への陣容

⚽ ラージョは、昨シーズンの歴史的なヨーロッパ戦進出をもたらしたイニゴ・ペレス前監督がベンチを去り、さらに長年にわたってロッカールームを精神的に支え続けた偉大なリーダー、オスカル・トレホが現役キャリアを終えて退団するという、あまりにも巨大な2つの精神的支柱を失った状態で、再建への第1歩を踏み出します。

新たな時代を担う指揮官として招聘されたのは、昨季エイバルで素晴らしいフットボールを披露し高い評価を得たバスク人監督、ベニャト・サン・ホセ氏です。

チームは8月15日(土)、アウェイのエスタディオ・ラモン・サンチェス・ピスフアンに乗り込み、セビージャFCとの新シーズン開幕戦に臨みます。

対戦相手のセビージャは、手続き上の事務トラブルから一時は登録が危ぶまれていたスコットランド代表FWロビー・ウレの登録手続きをギリギリで完了させ、ルイス・ガリシア・プラサ監督が敷く強力な「4-2-3-1」の布陣で挑んできます。

ラージョは、新しい戦術を急ピッチでピッチに落とし込んできましたが、左サイドバック不在のスクランブル状況やスタジアム問題といったピッチ外の猛烈な嵐をはねのけ、セビージャの地で勝者のスピリットを示し、新シーズンの素晴らしいスタートを切るための強い結束を示して初陣に挑みます。(via SPORT / Estadio Deportivo)

【本日の総括】

ラージョ・バジェカーノは、新シーズン開幕戦を直前に控える中、これまでの沈黙を破るかのように、ピッチの内外でクラブ史上最もダイナミックな激動の1日を過ごしました。

ピッチ外では、チャバリアとメンディの電撃移籍によって合計4500万ユーロ(約72億円)という歴史上最大の資金調達に成功し、クンブラやツィタイシュヴィリという即戦力の獲得、さらにセビージャからのデ・フルートスへのアプローチを断固として拒絶するなど、資金力を背景にした強気の姿勢を見せています。

一方で、専門の左サイドバックが一人もいないという戦術的な緊急事態や、プレサ会長が破滅の警告を発したスタジアム問題など、依然として多くの課題を抱える中、ベニャト・サン・ホセ新監督率いる新たな戦闘集団が、セビージャとの開幕戦でどのような戦いを見せるか、サポーターの熱い視線が集まっています。