ジョゼ・モウリーニョがカンプ・ノウで大暴れ!歓喜の膝立ちパフォーマンスとVARへ不満爆発
87分にムバッペが勝ち越しゴールを決めた瞬間、スタジアムで最も派手なリアクションを見せたのはピッチの選手ではなく、指揮官ジョゼ・モウリーニョでした。ポルトガル人指揮官はテクニカルエリアで突如膝からピッチに崩れ落ちると、両手を握りしめて歓喜のガッツポーズを作り、カンプ・ノウのスタンドや相手ベンチに向けて激しく舌を突き出すパフォーマンスを披露しました。かつてインテル時代やマドリード第1期で見せたような情熱的で挑発的な姿は、まさに宿敵の地で息を吹き返したスペシャル・ワンそのものでした。📸👅
前日会見や事前の下馬評では『マドリードはカンプ・ノウで大敗するのではないか』という悲観論も漂っていましたが、ジョゼ・モウリーニョは戦術の妙で見事に下馬評を覆しました。中盤にポゼッション能力の高いベルナルド・シウバをサプライズ先発させ、バルセロナのキーマンであるロドリやペドリに自由を与えない見事なチェスを展開。交代策でもエドゥアール・カマヴィンガを絶妙なタイミングで投入し、勝利を引き寄せました。
試合後の記者会見でジョゼ・モウリーニョは、選手たちのパフォーマンスを全面的に称賛しました。発言の詳細は以下の通りです。
『まずは素晴らしい高水準なゲームだった。フットボールを愛する全ての人が足を止めて見入るような戦いだったと言える。我々の選手たちは非常に組織的で、集中力を研ぎ澄まし、激しくプレスしてくる相手に対して後ろからボールを繋いで出ていく勇気を持って素晴らしい戦いをしてくれた』
『後半に1-1と追いつかれた場面でも、チームは一切の冷静さを失わなかった。強大なライバルを相手に、我々は静けさと全ての功績を持って当然の勝利を掴み取ったんだ』
しかし、審判団の判定話になるとモウリーニョ節が炸裂しました。主審を務めたフアン・マルティネス・ムヌエラに対しては『非常に良いゲームコントロールをした』と評価を与えたものの、VARを担当したイグレシアス・ビジャヌエバに対しては強い怒りを表明しました。
『ただし、VARは60分に完全に居眠りをしていたと言わざるを得ない。ジョアン・カンセロがヤン・ディオマンデのふくらはぎを踏みつけたプレーは、誰がどう見ても明らかなレッドカードだったはずだ』
さらに、指揮官はこの一勝に浮かれることなく、今後のタイトル争いに向けて兜の緒を締め直す発言を残しています。
『ここで勝って浮かれてしまい、次のエル・サルディネロ(ラシン・サンタンデール戦)で負けてしまっては今日勝ち取った意味が全くなくなってしまう。レアル・マドリードというクラブは、カンプ・ノウで勝利するためだけに戦っているのではない。リーグチャンピオンシップ(ラ・リーガ優勝)を勝ち取るために戦っているのだからね』
勝利の功績についても『勝ったのは私のおかげではなく、ピッチで全力を尽くした選手たちのおかげだ』と語り、チームの結束力を強くアピールしました。(via Estadio Deportivo)