カルロス・エスピの移籍動向とプレシーズン招集外

レバンテのストライカーである21歳のカルロス・エスピが、今夏の移籍市場でクラブを離れる可能性が高まっている。身長1.95メートルと大柄で、放り込まれた洗濯機すらもヘディングで叩き込めるような決定力を持つ彼は、昨季後半戦となる1月以降の25試合で11ゴールを挙げ、ビジャレアル、マジョルカ、そして最終節のレアル・ベティス戦でもゴールを決めるなど、チームを1部残留に導く奇跡の立役者となった。ルイス・カストロ監督にとっても、イバン・ロメロと共に攻撃の基準となる重要な選手であり、今年2月には2028年まで契約を延長してクラブとの絆を深めていた。

プレシーズン初戦のレガネス戦でもゴールを決めており、試合後には『最初の試合でチームの様子を見たかったから複雑で厳しい試合だった。勝利にとても満足している。ゴールを決めることはストライカーにとって最高のことだ。シーズンをゴールで始められてとても嬉しい』と語った。またプレシーズンの第1週の練習についても『厳しいけれど期待に満ちている。チームメイトに会いたかったし、たくさんの努力と期待の詰まった美しい一週間だった』と熱意を見せていた。

しかし、その後のシェフィールド・ユナイテッド戦や、18歳のパコ・コルテスのゴールで1-0の勝利を収めたアル・カディシーヤ戦では招集外となった。これは監督の戦術的判断ではなくクラブの意向によるものであり、クラブが多額の負債を抱え経済的に苦しい中、彼の売却が実現すれば財政的に大きな余裕ができる状況にあるためだ。今週中にも移籍が成立する可能性があるため、クラブは負傷などのリスクを避けるために彼にプレーさせない決断を下した。

エスピの契約解除金は2500万ユーロに設定されている。現時点ではこの満額を満たす正式なオファーはクラブに届いていないものの、解除金を支払う用意のあるクラブが背後に存在するとも報じられている。移籍先としてはイタリアのボローニャが有力視されており、彼らはサンティアゴ・カストロをASローマへボーナス込み3500万ユーロで売却することに近づいており、その代替となる攻撃陣の補強として彼を狙っている。また、ラツィオも強く関心を示しているが、こちらは欧州大会への出場を条件とした買い取りオプション付きの有償レンタルを求めている。さらに、ここ数時間でプレミアリーグのクラブが急浮上しており、そこが最も可能性の高い行き先となる見込みである。(via MARCA, Estadio Deportivo, Mundo Deportivo)