カンテラ時代の秘話と現在地
今週末のラ・リーガ第5節でバルセロナをホームに迎えるレバンテ。その中盤で絶大な存在感を放つ28歳のピボーテ、オリオール・レイにとって、この一戦は特別な意味を持つゲームとなります。⚽️✨
レイはバルセロナの下部組織「ラ・マシア」でスクール(バルサ・エスコラ)からフベニールAまで10シーズンを過ごした生粋のバルサ育ちです。彼が所属していた1998年生まれの世代は、ダニ・オルモやマルク・ククレリャらを輩出し、近年で最も豊作と評される黄金世代でした。当時フベニールAを率いていたガブリ・ガルシア氏や、それ以前の世代で指導を担当したフラン・アルティガ氏(現ルビン・カザン監督)のもとで腕を磨きました。
2010年にミランダ・デ・エブロで開催されたインファンティル時代の大会では、ダニ・オルモ、カルレス・アレニャ(現アラベス)、ハビ・プアドらとともに優勝を経験。しかし当時、世間のスポットライトを浴びていたのは彼らや『韓国のリオネル・メッシ』と称されたスンウ・リー(現水原FC)らでした。才能あふれる攻撃陣の陰で、左利きのセンターバックやピボーテとして黙々とプレーしていたレイは、周囲から『みにくいアヒルの子』と見なされる存在でした。🦆
しかし、華やかなスター選手たちの陰で、レイは持ち前の戦術的知性と誠実なプレーで歴代監督の信頼を勝ち取っていきました。2016-17シーズンを最後にバルサBへの昇格が叶わずクラブを去った後は、コンケンセで再起を図り、バリャドリードのBチームで2シーズン躍動。トップチームでデビューを果たしたものの定着には至らず、ミランデースでの2シーズンを経て2023-24シーズンにレバンテへ加入しました。
昨年8月16日のアラベス戦で27歳にして悲願のラ・リーガ1部デビューを果たし、昨季は20試合(先発14試合)に出場。辛抱強い努力が結実した遅咲きの司令塔は、今節、バルサの「10番」として君臨する旧友ダニ・オルモとピッチの中央で直接相まみえることになります。 (via SPORT)
