アイトール・ララサバルの苦言

クラブで400試合以上に出場し、カンテラのディレクターも務めたレジェンドであり、現在はセスタオ・リーベルのスポーツディレクターを務めるアイトール・ララサバルがインタビューに応じた。

水曜日に行われる親善試合について、『アスレティックのチームには、私が2011年から2015年にかけてスポーツディレクターを務めていた頃に下部組織にいた選手が多くいる。テルジッチのコーチングスタッフに最近加わったオスカル・デ・マルコスや、当時の医療スタッフのような人たちと再会するのはいつでも嬉しい。選手たちにとっても1部リーグのチームと対戦するのは常にモチベーションになる。ファンにとって楽しいお祭りの日になるだろう』と期待を寄せた。

一方で、現代の若手選手や育成の在り方については強い懸念を示した。『今の世代は変わった。教育や価値観が同じではない。SNSが大きな影響を与えている。私は両親や兄から忍耐や、仕事なしにはどこにも辿り着けないという犠牲を学んだ。アスレティックのアカデミーに入った頃は何キロも歩いたが、今はタクシーやバス、キックボードで練習に行く。快適すぎる若者たちにフラストレーションを感じる。親も11歳の子供が将来の救世主になると過度な期待を抱き、それが選手の重荷になる。期待通りにいかないと挫折も大きい。若者が早くサッカーを辞めてしまうのは非常に悲しい』と語った。

さらに、『親たちはここにある投資を理解していない。選手が10歳や11歳で入団し、プロ契約を結ぶ20歳から22歳になると、他の場所からの誘惑に耳を傾けるようになる。代理人がそれを煽ることもあり、クラブへの忠誠心が揺らいでしまう。市場は常に動いており、それは残念なことだ。もちろん、クラブが年齢や実力を理由に戦力外とするのは別の話だが、各選手への投資コストが非常に高いことを誰も立ち止まって考えていない』と述べ、若手選手を巡る環境に苦言を呈した。

(via Estadio Deportivo)

【本日の総括】

新体制でのプレシーズンが本格化する中、W杯を制した代表選手たちの活躍がクラブに大きな誇りと共に、他クラブからの関心という試練をもたらしています。若手とベテランの契約問題の整理を進める一方で、レジェンドが指摘する現代カンテラの課題など、ピッチ内外で重要な時期を迎えています。