久保建英の出場状況と現地評価

この試合でベンチスタートとなった久保建英は、1-0とリードしていた68分(メディアによっては67分と表記)にルカ・スチッチとの交代でピッチに送り出されました。

マタラッツォ監督はこの局面で、久保を従来の右サイドのウイングではなく、日本代表でも披露するような中央のトップ下(セカンドトップ)の位置に配置しました。前線にはミケル・オヤルサバル、ゲデス(後にバレンネチェア)、オチエン(後にパブロ・マリン)らが並び、実質的に4人の攻撃的選手を並べるアモーレ溢れる攻勢の布陣で追加点を狙いにいきました。

ピッチに入った久保は、相手の引き締まったブロックの間でボールを受けようと積極的に動き回り、右エリア付近からの仕掛けやバイタルエリアでの展開を試みました。しかし、相手の執拗なチェックと足元の滑りやすいピッチコンディションに苦しみ、勝負所でのターンで足を滑らせて体勢を崩す場面が見られるなど、決定的なラストパスやシュートに繋げることはできませんでした。

現地メディア『ElDesmarque』の選手採点では「5点(10点満点中)」という及第点以下の厳しい評価が下されました。現地紙からは『相手エリア付近で何度もボールに絡もうと試みたものの、成功には至らなかった』『トップ下として起用されたが、チームの攻撃に明確な違いを生み出すことはできず、またしても不発に終わった』と報じられ、逃げ切りや追加点を狙った場面で効果的な働きを見せられなかったことに対し、悔しさの残る遠征となりました。(via ElDesmarque)